マーベルコミックを原作としたアリ男が主人公のヒーローもの。アリ目線の世界が可愛らしく、ユーモアもたっぷりな一本。45点(100点満点)
映画アントマンのあらすじ
仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング(ポール・ラッド)。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。
シネマトゥディより
映画アントマンの感想
「イエスマン“YES”は人生のパスワード」のペイトン・リード監督によるコメディアクション。
ヒーローものはあまり好きじゃないんですが、「アベンジャーズ」よりは大分ましでした。
どうせストーリーなんて辻褄もへったくれもないので、せめて笑いがあればまだ見れます。
その点、本作はかなりユーモアに力を入れていて、コメディ色が強かったのがよかったです。特にヒスパニック系の役柄でお馴染みのマイケル・ペーニャがいい味だしていました。
ただ、ストーリーやアリの世界のネタは、すでにドラえもんのスモールライトだったり、「ミクロキッズ」などで登場しているので、さほど新しいものではありません。
斬新なのは、普段は大きな存在として扱われることの多いヒーローを小さくしたという部分でしょうか。できれば「アントマンVSウルトラマン」とか見てみたいですね。
これももしかして続編とか作っちゃうんでしょうか。それにしてもアメリカ人ってヒーローが好きですよね。
ただ、ヒーロー文化に蝕まれたアメリカの中で、マーベル作品が好きな人が生まれるのはまだ分かりますが、意外と日本でも根強いファンがいるのにはびっくりします。
おそらく日本で一番アメリカナイズされている人種がマーベルファンの人たちでしょう。
そういうタイプはアメリカの国旗がプリントされたTシャツなんかを平気で着ているので、道で歩いていてもすぐに分かります。外で見かけたら、「あ、マーベルの人だ」って指をさしてあげてください。
コメント
一応アクションの部類ですが、ビックリしたりハラハラしたりもなく、大爆笑もなく、どんでん返しもなく、すごく退屈ではないけどめっちゃ面白くもなく、ただただずーっとゆったりまったり緩やか〜に時間が流れてて時々クスっと笑える、癒しの映画かと思います。
最初から最後まで悪人が1人も出てこないし。黄色のお兄さん敵だけど絶対いい奴だし。
アントマンの走り方もヒーローなのにどたばたしてて、
必死!! って感じが出てて可愛かったです。
ありきたり・・確かに主人公がちっちゃいだけで話はなんてことないですしね。
マーベルの映画って、本国アメリカでも大人が見るんですよね?アントマンに限っては話が完全にお子様向けだったから親子で見るのかな?
ちょこっと出てくるマイケルペーニャ、好きな俳優さんなんですが、
はっ!映画男さんがペーニャをうっすら褒めてくれてるうぅぅー!!なんか嬉しいー!!!
うおぉ!
ってなりました笑
マイケル・ペーニャは僕も結構好きです。