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ワールド・ウォー Zは見なくていい!ネタバレと感想

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この記事は 約3 分で読めます。

world-war-z

君のためなら千回でも」のマーク・フォースター監督によるアイデア不足のパニック映画。見る価値なしです。18点(100点満点)

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ワールド・ウォーZのあらすじ

元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)と家族の乗った車が、渋滞にはまっていた。すると、前方で爆発音が聞こえ、トレーラーが無数の車をはじき飛ばしてクラッシュし、パニック状態の群衆が通りになだれ込んでくる。

そのただならぬ状態から家族を守ろうと、妻子を連れて逃げるジェリー。やがて、彼は人間を凶暴化させる未知のウイルスが猛スピードかつ世界的規模で感染拡大しているのを知る。そんな中、元国連職員の技能と知識を買われたジェリーは、各国を回ってウイルスの感染原因を突き止めるよう依頼される。

シネマトゥディより

読者のshさんのリクエストです。ありがとうございます。

ワールド・ウォーZの感想

ハリウッドが得意とするパニック映画にゾンビの要素を足した、くだらないファミリー向けサバイバルドラマ。感染者(ゾンビ)対非感染者(人間)の不毛なバトルが2時間も延々に繰り返されるだけで、毎日スターバックスに入り浸れているような暇人が見ればいい代物。

普段はゾンビ映画とバンパイア映画は絶対に見ないようにしています。この映画もリクエストがなければ周囲の評価がどうであれ決して見なかったでしょう。ゾンビが人間を追いかける、バンパイアが人間の首に噛み付くという概念をアホなアメリカ人は今後一切変える気はないんでしょうか。もういい加減にしろってなんで誰も言わないんだろう。

もしこの映画のゾンビがメチャクチャ繊細で、傷つきやすかったら面白いかもしれません。人に迷惑をかけることを何よりも嫌い、何かとすぐ謝ってくる、というのでもいいでしょう。しかしどうしても頭の弱い人は頭の弱い人のアイデアを疑問も持たずに受け継ぐのが世の常で、その結果次々と類似したゾンビ、バンパイア映画が生まれます。そしてそれをまた同じような馬鹿たちが口を半開きにして、アホ面をしながら見るのです。

主人公のジェリー(ブラッド・ピット)は元国連捜査官らしいんですが、物語の中ではときにお父さんであり、ときに警官のようでもあり、またあるときは軍人でもあり、ドクターでもあるかのように地球上の全責任を一身に背負っていました。そんなオールマイティーの男はどんなに走ろうが、どんなにゾンビと格闘しようが、髪型はひと時も乱れないというサッカーの試合中のデビッド・ベッカム並みに外見のケアが行き届いていたのには驚きましたね。

人間たちは劇中、まだ原因もろくに分かっていないウィルスの感染者(ゾンビ)たちを容赦なく、鉄パイプで殴ったり、銃で撃ち殺したりしていましたが、一度感染した人間たちはとっとと死ね、というあの道徳観念もすごいですね。

それならそうとジェリー(ブラッド・ピット)の奥さんか娘を感染させて、地球のためにジェリーは果たして家族を殺すのかどうかという壮大な葛藤を持たせてもよかったですね。もちろんそんなアイデアがこの監督にあればそもそもゾンビ映画なんて撮ってないでしょうが。

コメント

  1. sh より:

    ゾンビ映画は禁忌だったのですね。
    それなのにリクエストに応じて下さり、ありがとうございました。
    “毎日スターバックスに~”のくだりで思わず爆笑してしまいました。

    18点、私も同感です。
    タダ券をもらったとはいえ、劇場で見てしまって深く反省です…。
    CGや特殊効果は見事でしたが、中身はスカスカでしたね。おっしゃる通り、キャラクターに現実味がなく最低限の感情移入も出来ませんでした。やたらと家族愛が強調されるのも胡散臭かったですし。

    ≫感染したらとっとと死ね
    本当にそんな感じでしたよね。
    この映画の中で唯一、本気でぞっとしたのは、感染者たちをスタジアムに集めてミサイル投下、というシーンでした。うまく言えないのですが、いやなものを見ちゃったなーという感じでした。

    映画男さんにとっては苦痛ばかりの2時間だったのではないでしょうか。
    知らなかったとはいえ、申しわけありませんでした(汗)。
    この次は自分の好きな映画をリクエストさせて頂きたいと思います。

    今後とも更新を楽しみにお待ちしておりますね。
    ありがとうございました!

    • 映画男 より:

      shさん

      リクエスト&コメントありがとうございます。特にダメなジャンルとかはありませんのでご心配なさらず。また、リクエストしてください。

  2. T-G-M より:

    映画男さん

    こんにちは、t-g-mです。

    確かにこの映画には驚かされました。

    自分の記憶違いかも知れませんが、
    ブラピさん5回はゾンビに襲われていると思いますし、
    そのうちの1回は飛行機上空です。

    にも関わらず、無事に生還・・・

    「流石ブラピさん!!!」

    としか言いようがありません。

    これからも世界中のブラピ(特に女性)ファンに愛される作品を
    作り続けて頂ければと思います。

    自分はもうお腹いっぱいですが(苦笑)。

    以上です。

    有難う御座いました。

    • 映画男 より:

      T-G-Mさん

      ブラピの映画でいい映画を探すのは難しいですよね。特に格好いい姿だけを描いているようなものはつまらないですね。

  3. Tommy より:

    映画男さん、こんばんわ。
    今更ながらのコメントですみませんです。
    ブラピで良いと思った(キャラ)のはタイラー・ダーデン(ファイトクラブ)だけでした。
    他を思い出そうとしましたが、、、特に、、、なく、、、

    この映画(ワールド・ウォーZ)の落ちが、イマイチ腑に落ちなかったです。
    ウィルスにはウィルスで??
    そしたら(ゾンビに)気づかれないよーーー!みたいな?
    なんだそれ??
    どーせなら、彼等に注射打つとゾンビが治る、、、みたいなウィルス作ってあげて欲しかったです。
    って、、、自分で書いてて、どっちもアホみたいな答えですが、、、
    小学生が考えたストーリーみたいになってますけど、、、
    恥ずかしい、、、

    感想書くと思わぬ事故にあう映画だということに気づかされてしまいました。
    ブラピのせいですね!

    • 映画男 より:

      Tommyさん

      ゾンビにすると、どんなストーリーでもアホっぽくなるのかもしれませんね。

  4. びつくとむ より:

    スタバのくだりは秀逸コメントです。

    初代「ゾンビ」以来のゾンビ映画でしたが、最近のゾンビはスゲー早いんですね。
    何で死体が死後硬直とか関係なしに、全力疾走できるのか?ジョージもビックリ!

    まあ娯楽作品だから、呪術や科学的な根拠はナシで、自由に面白ければイイんでしょうけど。

    金払って見に行く映画ではなかったです。

  5. ビバリーヒルズ より:

    いやいや、見所ありましたよ!作中ですごいキーマンだって触れ込みの世界を救う予定の科学者が、びびって転んだ拍子に自分で持ってた銃で暴発して死んだシーン。完全にコメディでしたwありがとうございましたw

  6. アオヤンマ より:

    音に反応する
    ならば大きな穴をユンボで掘って、中にスピーカーでも投げて柵を取れば、みんな飛び込むでしょう。そこで埋めてしまえば集団墓地みたいにしてあげられる。
    そんなことを言えてしまうパニック映画なのでダメだと思ってたら、ダメなことが理解できました。
    ダメですよね。

  7. 通りすがり より:

    一言で言うと「インフレ・ゾンビ映画」。

  8. ちょっとした映画好き より:

    危険な任務中なのに電話の電源を切らない主人公と電話をかける奥さんにはイライラしましたね〜、また観たいとは思わないですね

    一度感染した人間はとっとと死ねに関してはちょっと違いますね
    冒頭で感染者が段々と増え、人を襲い殺すことも説明されています。つまり原因がなんだろうと政府や軍は、感染者は人を喰い殺し感染者が増えるという情報を知っているわけです。とっとと殺さないほうがバカなわけで、目の前で人が襲われているのに躊躇っている軍は見たくないですね
    むしろ実際このような事件が起き、襲われてるとき道徳があーだこーだ言って躊躇ってる方がまず無いですよ笑
    まあ口ではなんとでも言えますしね笑

  9. 嫌い通り越して好きに成ってる奴ら より:

    いや、感染した人間はすでに死んでるから、設定ですよ理解できますか?アイアンマンはなぜ飛べる?ガンダムは?これらは架空の存在です中国のパクり映画ならバッシングされるのは分かりますが、楽しくない、内容が入って来ないなど個人的な感想は胸の奥に閉まっときましょう、こう言うのが好きな人も居るので、不快な思いに成らないブログ、コメントを宜しくお願いします長文失礼しました。