「トゥルー・ロマンス」のトニー・スコット監督による救出劇。ブラッド・ピットが格好良すぎる作品です。62点(100点満点)
スパイ・ゲームのあらすじ
数々の困難な任務を遂行し今や伝説の存在と化したCIA工作員ネイサン・ミュアー。彼にとってトム・ビショップはその弟子でもありもっとも信頼のおける相棒でもあった。ミュアー自身がスカウトし、スパイに関するあらゆることを教え育て上げた。
二人は互いに尊敬し固い絆で結ばれていた。しかしミュアーのCIA退官日、ビショップが中国側にスパイ容疑で逮捕される事件が起きる。ミュアーはビショップを見捨てようとするCIA上層部の反対を押し切り、背後の巨大な陰謀を承知の上で、ビショップ救出の壮大な作戦を計画するのだった。
シネマトゥディより
読者のみーさんのリクエストです。ありがとうございます。
スパイ・ゲームの感想
ブラッド・ピットとロバート・レッドフォードが共演したスパイ映画。いかにもハリウッド的だけれど、そこそこエキサイティングで、見ごたえのある友情と愛情溢れる人間ドラマ。
つい最近に公開されたような感じがしますが、もう10年以上も前の映画なんですね。ブラッド・ピットがとにかく若く、そしてカッコイイ。あまりにもイケメンすぎて男が見ても思わず見とれてしまうほどです。
しかしそれがスパイだとしたら目立ちすぎて失格ですね。姿を隠そうにも女性たちからキャーキャー言われて、オペレーションの先々ですぐに話題になってしまうでしょう。
ほかのハリウッド的スパイ映画と同様スパイのトム・ビショップ(ブラッド・ピット)が暢気に勤務地で恋愛を繰り広げます。その相手のイギリス人女性もまたスパイ(情報提供者)であるというありがちな展開で、トム・ビショップはこのイギリス人女性を救出するために中国に個人的に潜入し、身柄を拘束されてしまいます。
そしてそのトム・ビショップを救うために立ち上がったのが彼のCIAの元ボスであるネイサン・ミュアー(ロバート・レッドフォード)なのです。
つまりCIAともあろう諜報機関、またはその諜報員が全て個人的な友情と愛情の基に行動を起こす、という冷静に考えると甘ったるいストーリーで逆にそれが普段愛情と友情に恵まれていないアメリカ人たちが大喜びする理由なのです。
さてCIAがCIAの諜報員を救出するのはまだ分かっても、なんでイギリス人まで助けるんだよ、とか色々突っ込みたいところはあるけれど、それでも見られる映画に仕上がっているのはストーリー構成と編集の巧みさにあると思いました。
トム・ビショップとネイサン・ミュアーの出会いから、ネイサン・ミュアーがトム・ビショップをスパイとして育てていく過程も面白く、また決して冷酷なCIAの色に染まらない人間味溢れるトム・ビショップがとにかくカッコイイの一言に尽きます。
ほかの映画ではそれほど感じませんが、この映画ほどブラッド・ピット効果が発揮されてる映画もないでしょう。
コメント
文句ありがとうございますっ♡✧。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
「ビショップ」って名前のかっこよさに痺れましたぁ(*´ω`)
またリクエストしちゃうかもしれませんがよろしくおねがいしまっす(^_^)v
みーさん
コメントありがとうございます。僕は「my name is Tom」と自分の本名を、喧嘩した彼女に明かした、あのシーンにしびれました。
特にブラット・ピットのファンではないのですが
この映画は1年に1度位観ます。
ストーリーとか脚本とか演技力などの良しあしは全然わからないのですが
最後のヘリコプターの中でミッション名を聞いた時の
傷だらけのブラット・ピットの表情に毎回鳥肌と涙がでます。
yumiさん
コメントありがとうございます。年に一度も見る映画ってなかなかないですね。相当思い入れがあるんでしょうね。僕も特にブラピのファンではないんですが、この映画の彼はしびれました。