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白雪姫はつまらない!でもヒロインのせいじゃない

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ディズニーついに血迷ったかっていうぐらい、さえない俳優陣で臨んだB級ミュージカル。ディズニースタジオはもうかなり末期まで来てますね。12点

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白雪姫2025のあらすじ

慈悲深い王と王妃は、吹雪の中で生まれた娘を迎え、その日にちなんで「白雪姫」と名付けた。
数年後、王妃は病に倒れ、息を引き取る。悲しみに暮れる王は急ぎ美貌の持ち主である女と再婚し、その後、迫りくる脅威に対抗するため遠征に出る。だが、王は帰還せず、新しい女王が王座を奪う。彼女は自らの美貌に執着する妖術使いだった。

邪悪な女王の支配下で、民は貧困に苦しみ、王国の衛兵として徴兵される。白雪姫は宮殿に閉じ込められ、下働きとして扱われた。
女王は白雪姫の美しさが自分を凌ぐことを恐れ、毎日魔法の鏡に「この世で最も美しい者は誰か」と問い続けた。鏡は常に彼女を称え、その答えに女王は満足していた。

ある日、白雪姫は盗賊団の冷笑的なリーダー、ジョナサンが食糧庫を荒らしているのを目撃する。捕らえられた彼は城門に縛り付けられる刑を宣告されるが、白雪姫は彼を助け、食べ物を与え、解放してあげる。
その日、魔法の鏡はついに「最も美しいのは白雪姫」と告げる。激怒した女王は王国の狩人に、白雪姫を森へ連れ出し殺すよう命じ、その証として宝石箱に心臓を入れて持ち帰るよう命じた。しかし、狩人は彼女を殺さず、女王の企みを警告する。白雪姫は狩人の助言を受け、森の奥深くへと逃げた。

恐れと孤独に包まれる白雪姫だったが、森の動物たちと出会い、彼らに導かれて小さな山小屋へたどり着く。そこには七人の小人が住んでいた。彼らは日中ダイヤモンド鉱山で働いていた。白雪姫の境遇を知った小人たちは彼女に同情し、一晩だけ泊めることを許した。その頃、白雪姫が生きていると知った女王は狩人を投獄し、衛兵たちに白雪姫を探し出すよう命じる。

白雪姫は再び森でジョナサンと再会し、彼と盗賊たちは女王の兵と戦う。二人はお互いに惹かれていることに気づくが、白雪姫は父が生きているかもしれないと信じ、ジョナサンは彼を探しに向かう。
しかし、ジョナサンは捕らえられ、女王の城へ投獄される。女王は白雪姫の居場所を突き止めると、秘密の部屋にこもり、醜い老婆へと姿を変え、白雪姫に「眠りの死」をもたらす毒リンゴを作り出した。

翌朝、小人たちが仕事に出かけた後、老婆の姿をした女王は山小屋を訪れ、ジョナサンの仲間だと偽って白雪姫に近づく。騙された白雪姫は毒リンゴを口にして倒れ込む。女王は彼女に、自らが父王を殺したことを告げた後、城へと帰還する。帰宅した小人たちは白雪姫の眠るような姿を見て悲嘆に暮れる。

その頃、狩人の助けを得てジョナサンが牢獄から脱出し、白雪姫の元へ駆けつける。彼は彼女の亡骸を見つめ、深い悲しみの中で口づけをする。すると、白雪姫は目を覚まし、小人たちと盗賊団を率いて邪悪な女王を打倒することを決意する。

城へ戻った白雪姫は、女王と対峙する。女王は白雪姫に短剣を握らせ「力づくで王座を奪え」と挑発するが、白雪姫は剣を捨て、国民に向かって、かつて両親が統治していた頃の王国の姿を思い出すよう訴えた。白雪姫の言葉に心を動かされた兵士たちや民衆は女王に背を向ける。怒り狂った女王が白雪姫に襲いかかろうとしたその瞬間、小人たちと盗賊団が彼女を阻止する。魔法の鏡は「白雪姫こそが最も美しい者である。その優しさと正義の心こそが真の美しさだから」と女王に告げる。女王は鏡を破壊しようとするが、それこそが彼女の力の源だった。鏡が砕けると同時に、彼女の身体はガラスと化し、渦の中へと消えていった。その後、鏡は再び元の姿へと戻る。

国では盛大な祝賀が開かれ、白雪姫は新たな女王として即位し、ジョナサンと結婚する。彼女は正義と慈愛の心で国を治め、王国には再び平和が訪れた。

白雪姫2025のキャスト

  • レイチェル・ゼグラー
  • ガル・ガドット
  • アンドリュー・バーナップ
  • アンス・カビア
  • パトリック・ペイジ

白雪姫2025の感想と評価

(500)日のサマー」、「アメイジング・スパイダーマン」、「Gifted/ギフテッド」、「さよなら、僕のマンハッタン」などで知られるマーク・ウェブ監督による、ディズニーアニメの実写版。ディズニー実写映画史上最悪と言われている作品で、評判通り質の低い映画でした。

まず、失敗の要因にヒロインのキャスティングが挙げられていますね。確かにヒロインは全く白雪姫のイメージにそぐわない女優レイチェル・ゼグラーが起用されていて、なんで彼女をキャスティングしたんだ?という疑問がネット上で噴出しているのはご存じの通りです。

ちなみにレイチェル・ゼグラーは父がポーランド系、母がコロンビア系のアメリカ生まれだそうです。しかしながら外見はゴリゴリのラテン系の女性そのもので、なんなら肌の色もやや浅黒く、とても雪のような白い肌を持つ白雪姫とはかけ離れているのです。

この点においてもディズニーはリトルマーメイドでアリエル役に黒人女優を起用して大バッシングを受けたことから何も学習していないことが分かりますね。いや、むしろここまで来るとわざとやってるのかなって、もはや炎上商法なのかなって言われてもおかしくないですよ。

ヒロインの肌の色がそれほど白くないから、ストーリーも吹雪の日に生まれたから「白雪姫」と名付けたとかって変えちゃってるのも笑えました。もうこの後付け感たまらないですね。

レイチェル・ゼグラーの起用を受け肌の色の関してはとにかくうるさいアメリカ人をはじめ欧米人が激怒し、いくら多様性だからといって俺たちの白雪姫にコロンビア人を起用するなといった差別誹謗中傷合戦が始まり、いざ劇場公開が開始されてもそれ見たことかといわんばかりに批判を受けていて、なかなかひどい状況にありますよね。

おそらくだけどディズニーは、レイチェル・ゼグラーの歌声に惚れ込んで、なんなら外見はそれほど重視せずにキャスティングしたんじゃないかと想像します。もちろん美人がどうかで言ったら美人なんだけど、白雪姫風美人じゃないんですよね。だって外見で選ぶなら絶対もっと適任がいたでしょ。ディズニー映画って基本ミュージカルだからそれぐらい歌が大事っていうスタンスなんじゃないかなあ。

ディズニーの誤算は、レイチェル・ゼグラーは外見はともかく中身が結構危なっかしい奴だった点でしょう。それこそマイクを向けたら次々と失言を繰り返し、愛されキャラとは程遠かったという現実があって、あまりにもやらかすからプロモーションイベントもキャンセルせざるを得ないほどだったようですね。

確かにスクリーン越しに見るレイチェル・ゼグラーって育ちが悪くて、意地悪な印象を受けるし、もうなんなら白雪姫より、女王役のほうが向いてるんじゃないのかと思っちゃう負のオーラがあるんですよね。それだって見方によっては才能だけど、いかんせんディズニーがヒロイン役で使っちゃうんだからキャスティングミスにもほどがありますよね。

ただ、演技、歌唱力などを見る限り、レイチェル・ゼグラーは与えられた役を全力でこなしてたのは間違いないし、彼女の一人に責任を押し付けるのもまた違うと思います。だってもうキャスト全員、キャスティングミスみたいな映画なんだもん。

白雪姫の相手役ジョナサンの俳優もまあパッとしないよ。絶対美男美女にしないとダメってことはないけど、もっと愛嬌のあるカップルにしないと。心から応援したくなるような。それがこの二人にはなかったですよね。それこそ二人が醸し出す化学反応みたいなものなのかもしれませんね。もっと曖昧にいうと、「愛情」が欠けてるのか、それゆえに二人がまるで醜いかのようにすら見えるんですよ。

そしてなにより最大のキャスティングミスは7人の小人だよ。なんだよ、あのCGのおっさんたち。せめてせめてお願いだから小人ぐらい可愛いキャラにしろよ。なんでリアルな皺くちゃおっさんなんだよ。で、なんでCGなんだよ。そういえば映像が終始AIで作ったみたいな質感があって実写の感じがしないんですよね。CG丸出し映像に加えてAIみたいな質感がして、挙句の果てにはCGのおっさんの小人が踊り出すってもうホラーじゃないですか。

それもさ多様性を狙ってか、小人ではなくほかの役に低身長症の人を起用してるんですよ。だったら小人の役こそ低身長症の人たちで固めるべきじゃない? その辺がもうややこしいのよ。

唯一キャストの中で存在感を誇っていたのは、女王役のガル・ガドットでしょう。やっぱりハリウッドで売れてる女優って売れるには理由があるわけでもうほかのキャストとは迫力が違うよね。ただ、そんな彼女にしてもキャスティングミスなんですよ。

なんだかっていうと、どう見ても一番綺麗だから。なんなら白雪姫なんか匹敵しないほど綺麗で色気むんむんのガル・ガドットを起用したばかりに「鏡よ、鏡、世界で最も美しいのは誰だい?」のくだりが機能しなくなってるんですよ。これで鏡が「白雪姫」って言ったら嘘つけってなるもんね。

白雪姫の優しさと正義の心こそが「最も美しい理由」って言われても、ヒロインの腹黒さがスクリーンに出ちゃってるんだから女王のほうが美しいに決まってるもんね。

もうこれはね、キャストの責任じゃないですよ。ディズニーの責任です。上層部全員クビにしないともう治らないでしょ。末期ですよ。だって最近のディズニー映画見たくならないもん。なんか腐ったアメリカ政府を一層するみたいなトランプ政権並みの人事改革をしないと潰れるんじゃないかなあ。

それに最近、ディズニー映画がちっとも面白くないのは、まず間違いなく名曲不足だからでしょう。本作もずっと同じ曲かけてるのかよっていうぐらい印象に残らない曲ばかりでしたよね。最後にディズニー映画で名曲が生まれたのって、それこそアナ雪の時じゃない? あれ以降名曲がテーマソングに使われてないでしょ? ありました? だからしっくりこないのよ、中途半端なミュージカル見せられても。口ずさみたくならないし。まずは脚本に着手する前に曲作りに励んだほうがいいんですよ。

コメント

  1. シャインマスカット より:

    私も小人はずっと不自然だと感じてました。YouTubeで予告編を見たときから妙な怖さがありましたが、スクリーンで見たらもっと不気味さが増すと思います。

    人間の俳優ではないのは、流石に人間の少女とおっさん7人を同居させるのは倫理的にマズいからだと思います。

    また、本作のキーとなる「この世で一番の美しさ」についても、実写だとリアルな人の顔立ちが気になってしまい、アニメでは流せていた「美の基準」についても揺らいでしまいますね。

    やはり、ファンタジーの実写化は色々と無理がありますよね。次公開のスティッチも毛がモフモフしすぎてて、クリーピーです。

    また、ミュージカル映画についてもハリウッド系で数が多すぎます。日本ではウィキッドとベターマンも同じ時期にやってるので、正直食傷気味です。

    もう実写とミュージカルは当分いいかなと思いました。

    • 映画男 より:

      これも酷かったけど、ウィキッドよりはましでした。

      • シャインマスカット より:

        お返事ありがとうございます。ウィキッドは私も合いませんでした。5分おきに歌ってばかりで物語が全然進まないのに165分という長丁場に加えてPart2?と開いた口がふさがりませんでした。(恐らく邦題で消したんですかね?)キャラも誰も好きになれませんでした。
         
        しかも、あちらはアカデミー賞ノミネートで日本のレビューでも賞賛ばかりなのが解せません。
        ちなみに、ウィキッドについてはレビュー記事は出す予定はありますか?