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ツイスターズはつまらないしバカしか出てこない!ネタバレ感想

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お前らほんと頭悪いなあって思わせるハリウッドポンコツ映画。辻褄も合わなければ、設定も滅茶苦茶で、ギャーギャーうるさい子供みたいな奴しか出てこないです。0点

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ツイスターズのあらすじ

ケイト・カーターはオクラホマでジャヴィ、アディ、プラヴィーン、そして彼氏のジェブとチームを組んで竜巻を追って研究していた。チームはポリアクリル酸ナトリウムのバレルを竜巻に投げ込むことで竜巻の強度を減少させると信じていた。そしてそれが成功すればさらなる研究資金が集まると思っていた。

しかしいざ竜巻に立ち向かったはいいものの、竜巻が成長するにつれて、クルーはその真っ只中に閉じ込められてしまい、アディ、プラヴィーン、ジェブが死亡、ケイトとジャヴィだけが生存する。

5年後、ケイトはニューヨーク市のNOAAオフィスで働いていた。いまだに彼女は恋人や仲間の死を引きずっていた。そんなある日、モバイル竜巻レーダー会社「ストームパー」で働くジャヴィと再会する。ジャヴィはケイトに対し、新しい竜巻スキャンシステムをテストするために協力を要請する。しかしケイトはなかなか承諾しなかった。そんな中、竜巻が町を破壊したというニュースを見て、ケイトは使命感を覚えて引き受けることに。こうしてケイトとジャヴィは新しいチームに参加し、竜巻を食い止めるためのミッションに出かけるのだった。

ツイスターズのキャスト

  • デイジー・エドガー=ジョーンズ
  • グレン・パウエル
  • アンソニー・ラモス
  • ブランドン・ペレア
  • モーラ・ティアニー
  • サッシャ・レイン

ツイスターズの感想と評価

リー・アイザック・チョ監督による竜巻をテーマにした災害パニック映画。1996年公開の「ツイスター」の続編です。

演出がチープで、登場人物はパリピばっかり。リアリティーもなければ、アホらしいエピソードの連続で、近年稀に見るバカ映画でした。

まず、竜巻の研究をするために竜巻に車で突撃しないといけない、という設定が滅茶苦茶頭悪くて笑えます。いわば地震の研究をしている地震学者がサーフボード片手に津波に立ち向かうみたいな話で、主要キャラたちは研究者のくせになぜか体育会系の人間しか出てこないのがギャグでした。

研究者たちによると、竜巻にドラム缶に入ったポリアクリル酸ナトリウムビーズを放つと、竜巻が小さくなるんだって。どういう理論なのかは全くわからないんだけど、とにかくすごいんだって。

そんなすごいものを開発できるくせに、それを使用するにはわざわざ竜巻の真下にまで行かなきゃいけないとか、そのアナログ具合に笑いが止まらないんだけど。ハイテクなのか原始的なのか、どっちかにして。

色々な災害パニック映画があるけど、この手の映画はそもそも登場人物が予期せず災害に遭遇して逃げ惑うから成立するんですよ。でもこの映画の場合、主人公たちが自ら災害に飛び込んで行ってるからハラハラドキドキもないんだよね。「おい、気をつけろー」とか言っても、じゃあ最初から行くなよって話じゃん。自業自得すぎて同情の余地がないから感情移入することはまずできないでしょう。

俺たちが天災を鎮めてやる、とかそもそも人間の分際でおこがましいよね。でも「それを可能にするのが俺たちアメリカ人なんだよ」みたいなノリがすげえ不快でした。なんだかんだいって根底にあるのはヒーロー映画で、人々を救うみたいな大義名分を掲げて、竜巻に車で突入していく姿を見て、かっこいいとか思う視聴者が果たしているのかどうか。今の子供たちでも思わないんじゃないかな?

出てくる奴らはなぜかいい大人たちなのに、パリピ大学生みたいに終始ウェイウェイうるさいし、バチクソ恰好つけたユーチューバーとかダサすぎて、あんな奴をヒロインの恋の相手にしてる時点で監督のセンスを疑いますね。

これ普通に竜巻被害にあった場所でレスキュー隊の救助活動をする様子を真面目に描いていけばいいのに、なんでこんなSFみたいな話にしたんだろう。前作も見たんだけど、こんな話だったっけ?

あるいは研究とかどうでもいいからストーム・チェイサーの人生を深堀していく話にしたらよかったのに。なぜストーム・チェイサーが竜巻に惹かれるのか彼らの哲学を紹介して、どんな知識と経験とデータをもとに竜巻を追いかけるのか見せていけばいいのに。

こういうチャンネル見てたほうがよっぽど面白いですよ。

こんな映画の嫌なところは、登場人物たちが緊張感を全く感じさせないところと自然をなめきっているところに尽きますね。竜巻を目の前にしてずっと喋ってるからね。竜巻で飛ばされそうになっている人の腕を掴んで、なんとか飛ばされないようにするとかマジで竜巻の威力みくびってない? こんなの速攻飛ばされるのにきまってるだろ。

あと、ラストはさも問題解決したかのようにハッピーエンドで終わっていくんだけど、あれも意味不明でしたね。あいつらこれから竜巻が起こるたびにそこに出向いて行って食い止めるんですか? なにを満足そうに帰っていったのかまじで理解できないんだけど。

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