スポンサーリンク

マッドマックス:フュリオサはつまらないし映像がひどい

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約5 分で読めます。

大画面で見ればなんとなくすごいような気がするアクション映画。過大評価されているだけで実際は中身が空っぽで、カーチェイス好きのアメリカ人とオーストラリア人が喜ぶだけの駄作です。28点

スポンサーリンク

マッドマックス:フュリオサのあらすじ

世界崩壊から数年後、オーストラリアは放射能に汚染された荒地となり、「母なる緑の地」は新鮮な水と農業が残る最後の地域の一つとなっていた。ある日、若いフュリオサと妹のヴァルキリーが桃を摘んでいると、バイカーたちが「母なる緑の地」を発見してしまう。

フュリオサは彼らのバイクを破壊しようと試みるが、バイカーたちに見つかり、バイカー集団のボスであるデメントゥスのもとへ連れていかれてしまう。フュリオサの母メアリーは彼らを追い、集団のキャンプで彼らを襲撃した。しかしバイカーの一人が逃げ切り、フュリオサをデメントゥスのもとへと届けてしまう。バイカーが「母なる緑の地」の場所を伝えようとするが、その寸前でフュリオサが致命傷を負わせて男を黙らせる。

メアリーはフュリオサの後を追ってキャンプに忍び込み、フュリオサを見つけ出すが、バイカー集団に捕まり処刑されてしまう。フュリオサは目の前で母親が処刑されるところを目撃したのだった。メアリーの死後、デメントゥスは、フュリオサを娘として迎え入れ、彼女が「母なる緑の地」へ自分たちを導いてくれることを期待する。

たデメントゥスはバイカー集団たちを引き連れて、もう一つの新鮮な水と農業を持つ荒地の集落であるシタデルに行った。彼らはシタデルの狂信的な軍隊であるウォーボーイズに撃退されるが、デメントゥスは戦略を変え、シタデルにガソリンを供給する精油所ガスタウンを占領する。和平交渉で、イモータン・ジョーはガスタウンの支配を認め、その食料と水の供給を増やす代わりに、医師とフュリオサを引き渡すことに同意する。

シタデルでは、イモータン・ジョーはフュリオサを彼の「妻たち」がいる金庫に閉じ込める。ジョーの息子リクタスが彼女に興味を示したため、フュリオサは慌てて逃げ出した。その日から彼女は身を守るため声を出さない少年に変装し、イモータン・ジョーの兵士として生き、シタデルから脱出する機会を伺うのだった。

マッドマックス:フュリオサのキャスト

  • アニャ・テイラー=ジョイ
  • クリス・ヘムズワース
  • トム・バーク
  • ラッキー・ヒューム
  • チャーリー・フレイザー

マッドマックス:フュリオサの感想と評価

マッドマックス怒りのデス・ロード」のヒロイン、フュリオサを主人公にしたスピンオフ映画。前作に引き続き監督はジョージ・ミラーなのに、まるで別の監督が撮ったかのような駄作になっています。

アメリカでヒットしたとか、高評価されたみたいな話を聞いたのでそこそこ期待していたらまあ酷かったです。

これといったストーリー、またはプロットがなく、相変わらずバイクや車で砂漠の中を行ったり来たりしながらギャングたちがワイワイガヤガヤするだけです。30分で終わる話を2時間30分ぐらいに引き延ばした感があって、ぎゅっとまとめると、母親を殺されたヒロインの女の子が犯人に復讐するというだけの話です。それをあっちに行ったりこっちに行ったり、忙しく乗り物に乗って移動しながらやるので、なんとなく興奮するかのような演出になってるんだけど、冷静に見ちゃうとすごい滑稽でした。

ストーリーがほぼないというのは前作も同じで、このシリーズはあくまでもディストピアの雰囲気とカオスとバイオレンスと格好いい乗り物が見れればいいみたいなところがあるので、それでもまだやりようによっては面白い映画になるでしょう。前作もそこそこ面白かったし。でも本作はダメダメですね。

前作も本作も同じような映画なのになんで今回はダメだったのか。その理由の一つはキャストでしょう。前作はトム・ハーディとシャーリーズ・セロンがタッグを組んでいたのに対し、今回は アニャ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースがメインで、明らかに役者としての実力の差が出ましたね。アクションも演技も迫力が全然違うもん。

ほかに気になったのは映像の雑さですね。「ゴジラ-1.0」かよっていうぐらいCGIが手抜きで、ジョージ・ミラーどうしたの?って思いました。砂漠のフェイク感、グリーンバックを使った合成映像が気になって仕方なく、ところどころキャラクターの動きが初代ファミコンみたいになるのが笑えました。

予算が削られたのかなあと思ったら、別にそうでもなさそうなんですよね。ジョージ・ミラーがほとんど持っていっちゃったのかなあ。それともエキストラを雇いすぎたか。やたらエキストラの人数だけ多くて、質より数で勝負したみたいな感じがしました。

バイクをはじめとする乗り物もダサくなった印象を受けました。マッドマックスといったら乗り物なのにねえ。乗り物のアイデアがなかったのかパラグライダーを投入してたしね。目立ってたのは長いトラックぐらいじゃない? 特に3台のバイクをつなげただけのやつ、すごい格好悪いじゃん。

あと、大衆向けにしたのか、バイオレンスが大分抑えられていましたね。母親の処刑シーンとか何があったのかわからないぐらいごまかしてたし、両手両足を縛ってバイクで四方向に引っ張るシーンもロングショットにしてソフトにしていたし、野蛮な世界を描いているのに血生臭さを軽減しちゃったらどうしようもないじゃん。

このシリーズもまだまだ続ける気なんですかね? これからも主要キャラ一人一人の過去や背景を描いて結び付けていったらあと10作品ぐらいできそうですね。もう見たくないけど。

コメント

  1. きのこ食べ過ぎ より:

    ぶっちゃけ、ジョージ・ミラー監督で実写版「北斗の拳」でも撮った方が手っ取り早い気がした。

  2. メイラー より:

    これ、劇場で見たけど、確かに迫力で押し切ったな、って思うところはありましたね。R指定映画はまだ劇場で見られないので、ソフトにしてくれて感謝感謝って思うところはあったけど、それなりに面白く見えるって、ある意味才能だと感じたところもありました OつO
                                      〜
    これからも頑張ってください!

  3. うろん より:

    古い映画引き合いに出して恐縮ですが、コナンザグレートでシュワちゃんの奴隷時代だって20分位で早々に終わったのに、この映画1時間も掛けるんだもん
    マジでダレちゃいましたね

    後、今回出て来た新キャラみんな薄味過ぎ
    二郎の看板出してる店で二郎ラーメン頼んだら幸楽苑のラーメン食わされた感じです。