松本人志による、笑いを最後まで堪えた者が勝つお笑い総合格闘技第8弾。ルール的にも、内容的にも大分古くなってきた感のある企画です。
ドキュメンタルシーズン8の出演者
- 千原せいじ
- 千原ジュニア
- FUJIWARA 藤本敏史
- チャンス大城
- ケンドーコバヤシ
- 野性爆弾 くっきー!
- 次長課長 河本準一
- 品川庄司 庄司智春
- トータルテンボス 藤田憲右
- チョコレートプラネット 松尾駿
ドキュメンタル・シーズン8のルール
シーズン8ではこれまでと同じルールになっています。唯一変わったところといえば、松本人志の採点がやや厳しくなった、というぐらいでしょうか。
主なルールはこんな感じ。
- イエロー、オレンジ、レッドと三回の警告カードをもらったら退場(笑い方によってはいきなりオレンジもあり)
- 参加者はゲストを連れて来てもいい
- 退場した者はゾンビタイムで参加者を笑わせることができる
- 制限時間は6時間
- 優勝賞金は1000万円
ドキュメンタル・シーズン8の感想と評価
アマゾンプライムの大人気シリーズで、これまでと同じく序盤はそれなりに笑えるものの、回を重ねるごとに笑えなくなっていく番組。エピソード1から3までは楽しめますが、4、5はひどいですね。
アマゾンプライムのレビューが酷評だらけなので、一度読んでみるといいかもしれません。
・【河本起用を問う!】吉本の温情キャスティングはいらない / 消化不良のハズレ回
・過去最低
・おもしろくない
・史上最低回
・大半の出演者すら笑わずに迎えるラスト
・もういいでしょ
さすがに史上最低はいいすぎかなと思います。僕にとっての最低回は、ハリウッドザコシショウが優勝した「シーズン5」なので、それよりはましでした。
今回のキャストはオール吉本所属芸人で、それも千原せいじ、FUJIWARA藤本敏史、次長課長河本準一など何かとトラブルの渦中にあるメンバーを集めています。地上波に出れない人達を松本人志が救済しようとしたんでしょうか。もしかしたらそういうキャスティングも視聴者にとっては鼻につくのかもしれませんね。
千原兄弟が揃ったことで何かやってくれそうな気配があったんですが、なんせ千原ジュニアはしょうもないギャグで笑ってしまうほど弱いし、千原せいじは特に芸がないことがバレてしまっていて、二人とも消化不良でしたね。
また、毎回出てくる大声で叫ぶだけの芸人が番組をつまらなくしていました。品川庄司の庄司智春とチョコレートプラネットの松尾駿の二人がそれで、怒鳴るだけでパワーで押し切ろうとするタイプは見ていてきついものがあります。
もう一人酷かったのはトータルテンボスの藤田憲右じゃないでしょうか。序盤はずっとラーメンを音を立てて食べ続けるだけ、というシュールなネタを用意してきていましたが、大分滑ってましたね。藤田もずっと面白くなかったなぁ。
ガヤ芸人、藤本も手数は相変わらず多いものの、特に場を盛り上げることもできずに終わっていました。
次長課長河本に関してはしかけたのはたった一回だけだったからね。おばちゃんのネタはちょっと面白かったけど、名誉挽回した、というほどではなかったんじゃないでしょうか。
一方で野性爆弾のくっきーの世界観はすごかったです。彼が持参したモト冬樹のゲームには笑いました。あれは一見の価値ありです。あのゲーム、誰かに頼んで作ってもらったのかなぁ。あいつ、アホですね。
苦労芸人チャンス大城も積極的にしかけていて、かなり頑張っていました。ほかの芸人を笑わせていたのはほぼほぼくっきーとチャンス大城の二人でしたね。
あと、今回は裸芸がほとんどなかったのはよかったです。というのも実はシーズン7の後にもう一つあまりにも下品すぎて、放送できなかったシーズンがあるんだそうです。そのせいで大分下ネタは抑えられていました。
いずれにしてもこの企画もう限界が来ていますね。主要メンバーがいつも同じなのも問題でしょう。やっぱりこういう企画ものは新鮮さが売りで、パターン化した時点で終わりにするべきですよね。誰かが笑いを堪える様子を笑う、っていう企画自体が使い回しすぎだし、もうお腹いっぱいです。
コメント
テラスハウス出演者の事件があったので、しばらくはリアリティーショーの新作は作りづらそうですね。
過激なことは控える傾向にあるのかもしれませんね。
シーズン5が最低回とか言ってる時点でどうでもよくなった。
シーズン5が最低て…
あなたにお笑いのことを語ってほしくない…
お笑いを批評する能力は無いようですね笑