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ロスト・ボディはラストのオチがバカすぎる!感想とネタバレ  

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この記事は 約5 分で読めます。

アホがアホ向けに作ったスペインスリラー。大人がこんなので喜んでちゃダメだよ、まじで。42点 

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ロスト・ボディのあらすじ

ある晩、警備員が死体安置所を飛び出し、車に轢かれる事件が起こった。不思議なことに死体安置所からはある女性の死体が亡くなっていた。

その女性とは複数の企業の株主である大富豪のマイカだった。マイカには年下の夫アレックスがいた。

アレックスはすぐに警察から呼び出され、死体安置所に向かう。そこで彼は妻の死体が何者かによって運び出されたことを知る。

アレックスには誰がそんなことをしたのか見当がつかなかったが、気が気じゃなかった。というのも妻のマイカを心臓停止で死なせたのは彼だったからだ。

アレックスには若い愛人のカルラがおり、マイカと離婚を望んでいた。しかし離婚すれば全てを失う。それだけは避けたかった。そこでアレックスはマイカのワインに毒を盛って殺そうとしたのだった。

しかしマイカは死体安置所から突如として消えた。一体、誰がそんなことをしたのか。そしてその目的とは?

ロスト・ボディのキャスト

  • ホセ・コロナド
  • ウーゴ・シルバ
  • ベレン・ルエダ
  • アウラ・ガリード

ロスト・ボディの感想と評価

読者の AKG さんからのリクエストです。ありがとうございます。

オリオル・パウロ監督によるスペイン発のサスペンススリラー。妻を殺そうと試みた男に降りかかる奇妙な出来事と事件を追った復讐劇です。

すでにインドと韓国でリメイクされており、ハリウッド版のリメイクも噂されている作品です。

結論からというと、くだらないですね。スペインスリラーの悪い点は多くの場合、詰めが甘いところでプロットが穴だらけなんですよね。

この映画の場合、ストーリーに捻りとサプライズをてんこ盛りにしたせいで、なにひとつリアリティーのない、アホな話に仕上がっていました。よくあるじゃないですか、凝り過ぎた殺人事件。例えば「セブン」みたいな。

誰がそんな大変なことをわざわざやるよっていう話で、実際絶対そんなことできないからっていう手の込んだ仕掛けやエピソードばかりでしたね。

良く言えば推理小説のようですが、悪く言えば子供が考えたかのひょうな、辻褄も合わなければ科学的根拠もない、低レベルサスペンス劇です。

物語はまず死体安置所から女性マイカの死体が消えたというところから話がスタートします。ところがその件で呼ばれた夫アレックスが向かった先は警察署ではなく、死体安置所なんですよ。そして夫に対する事情聴取はなぜかずっと死体安置所で行われる、という意味不明な設定になっていました。

そもそも事件現場に親族を呼んで、その辺を自由にうろうろさせてる時点でおかしいし、話を聞いて怪しいと思ったら逮捕状も取らずにその場でアレックスの所持品を没収し、監禁しちゃうっていう警察も滅茶苦茶じゃないですか。

そんでもって重要な手がかりが見つかったら、なぜかアレックスを現場に連れて行って、これが証拠だ、手掛かりだ、と警察がご丁寧にも見せてくるのが笑えました。

また、アレックスが妻のマイカを殺したときに使った毒薬TH–16は、解剖では決して検出されないんだって。どんだけご都合主義なんだよ。まじで解剖学舐めてるでしょ。

そんな奴は「死体は語る」でも読んで、どれだけ完全犯罪を犯すことが不可能に近いかを知ったほうがいいよ、まじで。

アレックスもアレックスで警察がすぐ近くにいるのに愛人に電話をかけて、妻殺しに関することをペラペラ喋り出す始末だし、警察が調べても、なぜかその会話は通話記録に残ってないとか言い出すし、登場人物がもれなくバカじゃないですか。

かなり早い段階で殺人犯は夫のアレックスであることが明らかになるので、焦点は犯人は誰かではなく、なぜ妻のマイカの死体は消えたのかにあります。

もしかすると、マイカはまだ生きていて、夫に復讐しようとしているのではないか、というのがいわば釣りになっていて、最後に予想だにしなかったオチが待っている、というのがストーリーの流れです。

それまでの展開も結構しょうもないのに、オチはもっとしょうもなくて、ラスト10分で到底現実的ではない、脈略のない種明かしを登場人物がダラダラと説明する、という一番やってはいけないフィナーレになっていました。

くだらないんでネタバレしちゃうと、実は事件を担当している刑事は過去に交通事故で妻を失くしており、そのときの加害者がアレックスとマイカ夫婦なんだそうです。

その復讐を果たすために刑事はあろうことか自分の娘を使ってアレックスに近づきました。そう、アレックスの愛人とは刑事の娘だったのです。

そんなに憎い加害者なら、なんで娘がやっちゃうんだよ。犯人かどうか確かめるためなら、そこは我慢できるのかよ。親も親で、そんなことを娘にやらせてる時点で完全にイカレてるじゃないですか。

それもたまたま担当した事件の容疑者が、昔の交通事故の加害者ってどんな確率だよ。スペインって刑事一人しかいないのかよ。

あのアホ刑事はなんで法的な手段を一切取らず、復讐するにしても自分一人でやらず、娘に協力させてるんですか? 家族思いなのかなんなのかキャラ設定がめちゃくちゃだから。

それにあいつ絶対カツラでしょ。ずっとそのことが気になって映画どころじゃなかったもん。アレックスに「嘘つくな!」とか言ってたけど、お前が一番嘘つきだろ。

コメント

  1. ゆき より:

    すごいw超偉そうw

  2. 名無し より:

    ビッグマウス大草原
    何様だよ

    • kname より:

      こいつ理解力も感受性も53なのに、よくこんな偉そうに評論できんな。恐れ入るわ

  3. 地蔵 より:

    どんな馬鹿でも、あら探しをしたり、難癖をつけたり、苦情を言ったりできる。そしてたいていの馬鹿がそれをやる───ベンジャミン・フランクリン

  4. めんめんこここ より:

    アホなんで非常に楽しめた。
    この映画おもろかった!笑