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ターミネーター:ニュー・フェイトはギャグ映画!感想とネタバレ

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この記事は 約5 分で読めます。

コメディーとして見ると、なかなか笑えるアクション映画。真剣に見たら普通につまらないです。33点(100点満点)

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ターミネーター:ニュー・フェイトのあらすじ

1998年、サラ・コナーと息子のジョンはグアテマラのビーチ沿いの町で平和な暮らしを送っていた。しかしどこからともなくT-800型のターミネーターが現れ、ジョンを殺害してしまう。

20年後、さらに進化した最新型のターミネーターEV-9が今度はメキシコシティに姿を現した。彼の目的はメキシコ人のダニーを殺すことだった。

一方でダニーの命を守るためにグレイスと呼ばれる、ターミネーターの製造技術を人体に応用した強化人間が送られてくる。

また、サラ・コナーも何者かに送られたメッセージを元にダニーの元へとやってきた。それを皮切りにダニーの命を狙うEV-9と、ダニーを保護しようとするグレイスやサラ・コナーとの間で壮絶なバトルが繰り広げられる。

ターミネーター:ニュー・フェイトのキャスト

  • リンダ・ハミルトン
  • アーノルド・シュワルツェネッガー
  • マッケンジー・デイヴィス
  • ステファニー・ギル
  • ナタリア・レイエス
  • ガブリエル・ルナ

ターミネーター:ニュー・フェイトの感想と評価

デッドプール」のティム・ミラー監督による、1984年から続いているSFシリーズの第6作目。最近の続編、リメイク、リブートなどの流行に乗っただけの中身スカスカアクションです。

ターミネーター1と2に出演したリンダ・ハミルトンが復帰し、シュワルツェネッガーと久々の共演を果たすということで話題になった本作ですが、基本的なプロットはターミネーター1からほとんど変わっていないですね。

ターミネーターが未来からやって来る>将来的に人類を救う人物、あるいはその母親が命を狙われる>正義の味方が現れ、その人物を救う、というだけの話を手を変え品を変えて何度も繰り返しているのがこのシリーズですよね。

楽しく見れるのは1と2ぐらいじゃないかな? そう考えると、 ジェームズ・キャメロン監督はやっぱりすごいんだなぁ。

特にターミネーター1が良かったのはリンダ・ハミルトンがセクシーだったから、というのが大きかったはずです。ターミネーターシリーズにベッドシーンがあったのは、後にも先にもあのときだけじゃない? 当時まだ子供だったけど、あのシーンだけは何度もリピートして見ましたよ。

それが気づけば第6作も作っていたんですね。そして久々にカムバックしたリンダ・ハミルトン扮する、サラ・コナーは服装こそ何も変わっていないものの、性格はただの口の悪いおばちゃんへと化していました。

サラ・コナーってあんなに汚い言葉使うキャラだったっけ? ファックって何回言うのよ。一体どんな生き方をしたらあんな年の取り方になるのか、そっちのほうが気になってストーリーが入ってきませんでした。

あと、基本このシリーズに出てくる女性はタンクトップ、あるいはピチピチのTシャツを着ないといけないことになってるんですかね。

そりゃあ男は好きだよ、女性のタンクトップ。でもあれだけ激しく戦うならタンクトップってむしろ怪我しやすそうだけどね。

今まで考えもしなかったけど、ターミネーターが裸で地球に登場するのはあれなんでなんですかね? 未来から来たのに洋服ないの?

あれはむしろ最初の数分だけじゃなくてずっと裸で戦うべきだと思うんですよ。せっかく裸で来たんだから、ずっとブラブラさせておけばいいじゃないですか。だって羞恥心とかないんでしょ?

あと、同シリーズはなぜか昔からメキシコとスペイン語をゴリ押ししてきますよね。ちなみに今回はメキシコ人女性ダニーがヒロインになっています。

それもメキシコで生まれ育ったはずなのに英語がペラペラというご都合主義の下に作られたキャラクターなのもさすがです。

また、シュワルツェネッガー扮するターミネーターはメキシコ人女性と結婚して、子供まで育ててるし、サイボーグが家族を築いてるってなかなかのギャグですよね。

なんでも人間の良心を手に入れたとかで、来客が来るとビールまで出したりするのが爆笑ものでした。それもちゃんとコロナビールにレモンも添えて出すからね。おもてなしの心まで手に入れたんですか? ギャグが細かいですね。

なによりこの映画の最大のギャグは、ダニー演じるナタリア・レイエスを含め、シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、 マッケンジー・デイヴィスなどの主要キャストがもれなく大根役者だということでしょう。

4人揃ってテキサスの大自然に囲まれた家の前で会話をするシーンがあるんですが、放送事故かよっていうレベルのパフォーマンスで、正直本気で笑いを取りに行ってる意図すら感じました。なんせティム・ミラーは「デッドプール」の監督なので、十分にコメディー路線で行った可能性はありそうです。

全体的に目新しいものはなく、低クオリティーの作品ですが、物語が幕を開けると、最後までほぼノンストップで悪者が正義を追いかけるアクションシーンが続くので、頭を使いたくない人にはいいのかもしれません。まあ、暇潰し以外になにも得るものはありませんが。

コメント

  1. ゴダール太郎 より:

    ターミネーター世界でのタイムマシンは生命体しか運べないから、運ばれてくる人間は裸だってことは僅かながら記憶してます。
    なら、なぜ機械のターミネーターを運ぶことが可能なのか
    はちょっと忘れました…
    確か1で詳しく説明してた気がします。

    • 映画男 より:

      そうだったんですね。それはそれで辻褄合いませんね。わざわざありがとうございます。

      • りゅぬぁってゃ より:

        「ターミネーターの皮膚はヒトの細胞を培養した人工皮膚だからセーフ。人工皮膚や人間の体に機械を埋め込んだら過去に持っていける。」「人工皮膚は再生能力が高いが人間と同じく老化する」
        って設定があります。

        • 映画男 より:

          そんな設定があるんですね。ありがとうございます。

          • 鍬形虫 より:

            ストーリー構成が1、2とあまり変わらなかったことは否定しませんが、個人的には、2から28年間たったブランクをうまく繋げられていた作品だったと思います。
            サラの悲しい過去を考えると、彼女の性格と口調があれほど変わってしまっても仕方ないなと感じました。
            また、T-800は人間社会にうまく溶け込めるように造られた、潜伏型のターミネーターなので、家庭を築いて暮らすことも不思議ではないかと。

  2. ポンコツ評論家乙 より:

    映画も酷いが
    あなたの文章力は更に酷いね

  3. いつも続編みてがっかりする人 より:

    1・2の続編と、あまり深く考えて観てはいけない。
    ツッコミ所満載、無理筋満載。
    殺戮マシーンが心入れ替え、花柄のカーテンをすすめるようになっていたとは。
    そもそも何で老ける?
    あの陸軍の黒人のおじさんは誰?
    最初からあの兵器使えよ。水戸黄門の印籠か、スペシウム光線か。
    だいたい、ターミネーターを一体づつ送るんじゃなくて大量に送り、過去を徹底的に破壊すればいいんじゃない?それと服着せる技術くらい開発しろよな。
    エイリアンとか、ヒットしたからといって後先考えずに続編作るとろくな事なし。
    この手のシリーズものはスター・ウォーズが一番マシ?
    何も考えずに観るとまあ、楽しめます。

    • 映画男 より:

      確かになんで老けるんですかね。

    • アオヤンマ より:

      アクション以外は早送りで充分に話の筋がわかるからさすが。
      早送りで見る作品でしょう。
      期待のアクション、特撮は素晴らしかった。
      あんなの日本では作れない。

      もとより空想の世界でも、他の空想モノとは被らないように脚本し工夫し、ついにこれなら儲かる!と勝負に出る、そんな工夫がアクションに見られ、面白かったです。
      最後に、T800は死ぬんでしたっけ?
      サラのババアぶりが気持ち悪くて不快でたまげた、そこだけが強烈な失敗だったと思いました。
      なんだあの汚ねえババアは。あれだけは早送りでも見たくないですね。

  4. つまんない評論家no1 より:

    まともに英語が喋れないのは世界中で日本人ぐらいですよ。恥ずかしいコメントしないでね。
    それから 年を取る設定も分からずコメントしてるのも薄っぺらいし、この手の映画に突っ込んでたら、もう見る映画なんてドキュメンタリーしかなくね?この手の映画で、逆に突っ込むところがない映画を見たことないわ^^文章のレベルが低いよね。中学生か高校生かな?

  5. おやつはカール より:

    大自然の家の前のトークシーンも面白シーンでしたが、もっと笑えたのがEMS兵器を持ってくる少佐を待ってるシーンでした。ターミネーターのカールおじさんが、皆にカーテンについて熱く語ってませんでした?(笑)「俺は蝶々の柄がお勧めだと言ったんだ」みたいな。少佐を待ってるのが相当にヒマで雑談してたって感じ。吹きましたよ。あの映画で一番好きなシーンです。

  6. カールおじさん より:

    なんで老けるのか、ですが表面を生きた細胞で覆っているので老化するのは筋が通ります。
    一作目のターミネーターでは傷を負って皮膚が腐っておりアパートの管理人?のような人に「死んだ猫でもいるのか?」と訝しまれています。

    まぁ、生き物以外送れないってのもターミネーターが機械なので、いくら細胞で覆ってたとしても無理がありますよね笑

    過去に送られたスカイネット製のターミネーターが残っていて、ジョンを殺したことで目的を無くした個体が家族を持ったことで人間らしさを学んで贖罪の意識を持ったってことですが、目的をなくした個体が人間に興味を持った時点で相当自我芽生えてるな、とか思ったのでここもまた矛盾点は多いですけどね笑

    1 2の熱狂的ファンからするとシナリオは陳腐だと思いました。正当な続編!としてハードルを上げすぎてしまったかもしれませんね。
    単発の作品だと割り切れば面白かったです。

    矛盾点いちいち気にしてたらこの手の映画は見れませんし。

  7. きつりきつ より:

    スカイネットは人間社会のことも学習してるからね。成人男性が素っ裸で町中歩いてりゃ、いらぬ面倒が増えるだけだからね。

    でなけりゃ、1でT-800が片目の表面を傷めたのをサングラスで隠したことの説明が付かないでしょ。同じ理由でT-1000が巧みに警官に化けたのもそう。

    ま、そういうのは主さんの読解が甘かったと済ませるね。

    なにはともあれ1,2以外駄作なのは認める。かろうじて4だけあり。

  8. ありのまま より:

    未来から来た戦士のヒロインが、私の動力源でアイツを倒せる!て言って最終的にそうなったけど、ん?ちょいまちですよ。そんなモノがあるんだったら動力源とは別にもう一つ用意して、そいつを肉体のどこかに埋め込んでタイムスリップしてくれば良かったんじゃね、て。それにその技術を兵器に転用すれば未来での戦いってそこまで切迫しないんじゃね。あと「T2」で悪夢の根源であるスカイネットの誕生を目論んだって実績があるんだから、逃げ回るだけじゃなくって、新しい脅威の誕生を何で阻止しに行かないんですかね?ずーっと気になって仕方なかったです。頭空っぽでアクション楽しめ!とか、こういう映画にあれこれリアリティを求めるな!とか、そういった声も聞きますが、考えちゃう余裕をこちら側に与えてしまっている時点で、そこまでの映画なんだと私は思います。

    情報不足でしたコメントとかに、勝ち誇ったかのように文句を言う人たち・・・悲しい。

  9. 中身が無いのはこの記事では? より:

    稚拙な文章ですね。

  10. アオヤンマ より:

    このシリーズで不思議は、未来のAIは、なんで人類を滅ぼすのに、毒ガス兵器を使わないのか?細菌兵器、ウィルス兵器を併せて用いられたら、10日間で終わるであろう。
    それを言ったらおしまいで映画にならないですかね?

  11. とーみー より:

    シンプルにつまらない。話の辻褄が合わないし、アクションも特に褒めるところもない。良くある映画。開始10分でこの映画がつまらないってわかります。
    ターミネーター12がとても良い作品なだけに期待したけどかなり残念な仕上がりでした。ターミネーターシリーズはもう終わりにしてほしい。