内容がゆるすぎて特に感情を揺さぶられない癒し系アニメーション。子供に見せるにはよくても間違っても大人の男が見るシリーズではないです。33点(100点満点)
リラックマとカオルさんのあらすじ
カオルさんは、真面目で地味なOL。会社ではそつなく事務仕事をこなし、それなりに信頼されてもいる。友達もいるにはいるが、それほど深い付き合いはなく、どちらかというと孤独な毎日を送っていた。
そんなカオルさんの一番の友達は、彼女と同居しているクマとトリのぬいぐるみたち。言葉は話さないし、ダラダラしているだけだけど、それでも彼らはカオルさんにとっては大事なパートナーだった。
そんなカオルさんとクマたちは今日も平和でのんびりとした一日を過ごしていく。
リラックマとカオルさんのキャスト
- 多部未華子
- 山田孝之
- 松本惣己
リラックマとカオルさんの感想と評価
読者のほぐし水さんからのリクエストです。ありがとうございます。
「トイレット」、「かもめ食堂」などで知られる荻上直子脚本、小林雅仁監督による、ネットフリックスが配信する、ゆるゆるダラダラストップモーションアニメ。癒しを必要としている女子向けのぬいぐるみ劇場です。
可愛いクマと鳥のぬいぐるみ(着ぐるみ?)と一緒に生活している地味でさえないOLの物語で、小さな幸せエピソードや登場人物たちの微笑ましいやり取りを見て、ふふふと笑うタイプの作品です。
スローだし、爆笑できる笑いじゃないので、ずっと見ていられるかというと到底無理ですね。しかしいかんせん1エピソード十数分という短さなので暇だったら見ちゃうというレベルです。
もしこれが1エピソード30分あったら失敗してるだろうし、少なくとも僕の忍耐は持たないです。
確かにクマやトリたちには可愛らしさはあるし、若干うざいキャラウターたちに笑えもします。ネットフリックスにたくさん製作費出してもらって作ったんだろうなぁ、と思わせるほど、映像もしっかりしています。でもそれだけで、特別なものがないんだよなぁ。
正直、癒しを必要としていない人間からしたら、あいつらの可愛さなんてなんの効果もないんですよ。リラックマが寝ながらゲームしてる姿、まじで腹立つし。
ふいに癒されるのは大歓迎なんですよ。でもこの手の作品って「さあさあみなさんこれからガンガン癒しちゃいますよー」っていう癒しを狙いまくった感じが出ていて抵抗を覚えちゃいますね。
でもストレス社会で生きる人間にとっては、あえて緩いストーリーが受けるのは、分からないでもないです。時間に追われている人にとっては、話の展開がゆっくりのほうがリラックスできるのかもしれません。
そのせいか邦画ってやたらと猫を映しているだけみたいな作品多いもんね。どんだけ癒されたいんだよって思うけど。
なお、ネットフリックスで配信されているので、世界中で視聴できるみたいです。これ海外で受けるのかなぁ。よっぽど日本好きじゃないと無理だと思うんだけどなぁ。
少なくとも僕の周りの外国人でこれを見てるっていう人は聞いたことないです。僕の住むブラジルでは話題にすらなってないですね。
でも海外版の予告動画を見ると、ものすごい視聴されているし、コメントも好意的なものが多いんですよ。こんな話で楽しめるのは日本人だけだと思ってたので、ちょっど驚きですね。
もしすでにネットフリックスに加入しているなら、1エピソードぐらい見てみればどう?っていうシリーズで、間違ってもこのために入会するほどのものじゃないです。
これもまたシーズン2が製作されちゃうんですかね? それにしてもネットフリックスお金あるよなぁ。
コメント
突然のコメント失礼します!
私もブラジルに住んでいて、Netflixユーザーなので反応してしまいました!
仰る通り、ブラジル人の夫はちょっと無理って言ってましたね(笑)
ただ、私は子持ちの女性でママ友の中では結構話題になってます~!
男女で評価が分かれそうですね^^
(癒されはしないんですけどキイロイトリの動きが可愛い 笑)
ちなみに私はNextflixで「Undercover」というシリーズ物が一番好きです!
コメントありがとうございます。ブラジル人の男には無理でしょうね。日本好きの女の子とかなら分かりませんが。Undercover見逃してました。機会があったら見てみます。