スポーツに特化した動画配信サービスDAZN( ダゾーン)を使ってみたのでその内容とメリットデメリットを紹介します。
DAZN(ダゾーン)の内容
DAZN(ダゾーン)の値段はいくらなの? 無料体験あり
気になるダゾーンの値段は月額1750円(税抜)。これがドコモユーザーなら月額980円(税抜)にまで下がります。
ドコモとダゾーンは提携関係にあるので、ドコモユーザーはほぼ半額で利用できるのでかなりお得です。
また、dTVとセットで加入するとさらにお得になり、ドコモユーザーならダゾーン+dTVの合計利用料金が月額1280円(税抜)、一般のユーザーは月額2050円(税抜)となります。
それ以外にもdTVチャンネル、ひかりTVとセットで加入するとそれぞれ割引が利きます。
まとめるとこんな感じ。
ドコモユーザー | それ以外の一般ユーザー | |
DAZN | 月額980円(税抜) | 月額1750円(税抜) |
DAZN+dTV | 月額1280円(税抜) | 月額2050円(税抜) |
DAZN+dTV+dTVch | 月額1760円(税抜) | 月額2530円(税抜) |
DAZN+ひかりTV | 2年割 月額3280円(税抜) 通常 月額4280円(税抜) |
2年割 なし 通常 月額5050円(税抜) |
初月の1か月間は無料体験期間なので、まずはどんなものか使ってみるのがおすすめです。なお、月の途中から入会しても丸々1か月無料で利用できるので安心して利用できますよ。
DAZN(ダゾーン)のコンテンツ!どんなスポーツが見れるの?
ダゾーンでは次のようなスポーツの動画を生配信、または後追い配信しています。
- サッカー(国内外)
- 野球(NPBとMLB)
- テニス(女子)
- バスケットボール(Bリーグと国際大会)
- ゴルフ(海外)
- 自転車トラックレース(海外)
- 自転車競技(海外)
- ラグビー(国内)
- 総合格闘技(ベラトール)
- バレーボール(Vリーグ)
- モータースポーツ(F1など)
- ボクシング(ゲンナジー・ゴロフキン、カネロなどの世界戦)
- セーリング(海外)
- ダーツ(海外)
中でもJリーグをはじめ、国内外のサッカーのコンテンツが豊富で、欧州の主要リーグをほぼほぼ網羅しています。ちなみにサッカーだけでもこれだけのリーグやカップ戦が見れます。
- J1
- J2
- J3
- UEFAチャンピオンズリーグ
- UEFAヨーロッパリーグ
- プレミアリーグ(英国)
- ラ・リーガ(スペイン)
- コパ・デル・レイ(スペイン)
- セリエA(イタリア)
- コッパ・イタリア(イタリア)
- リーグアン(フランス)
- フランス・カップ(フランス)
- スュペルリグ(トルコ)
- トルコ・カップ(トルコ)
- Aリーグ(オーストラリア)
- エールディヴィジ(オランダ)
また、野球も日本のプロ野球と米メジャーリーグの両方の試合をオープン戦から公式戦まで観戦することができます。ダゾーンの目玉はサッカーと野球ですね。
ほかにも大阪なおみをはじめとする女子の国際大会の試合をカバーしているテニス。男子の国内リーグや国際試合を放映するバスケ。男女ともに国内リーグを配信しているバレーボールなどがあります。
DAZN(ダゾーン)のデメリット
スポーツの種類、コンテンツのボリュームが少ない
イメージではありとあらゆるスポーツが見られる印象でしたが、実際使ってみるとそれほどでもないなあ、というのが正直なところです。
あくまでもサッカー、野球が中心でバスケ、バレー、テニスがサブコンテンツ、その他のスポーツがおまけといった感じがしますね。
バスケはNBAが見られないのが残念だし、総合格闘技もUFCを放映しているわけではありません。
ボクシングにしても注目の世界戦を必ず放映するのではなく、特定の選手の試合のみに限られています。柔道、レスリングといった競技があってもいいけど、それもないです。
なのでダゾーン一つでどんなスポーツも楽しめる、というレベルにはまだ達していないですね。
視聴できる過去の試合が限られている
もう一つ気になる点は、スポーツによっては過去に放送された試合が全部視聴できるわけではなく、直近の試合しか後追い放送がされていないことです。
例えばスペインのサッカー、ラ・リーガの動画に関しては今現在が第28節だとしたら第24節の試合までしか振り返ることができません。それ以前の試合は見れないようになっているのです。
国内のコンテンツは結構前の試合にまでさかのぼることができるようですが、海外のコンテンツに特にその傾向が強いですね。
せっかくなら、過去の試合もいつでも視聴できるようにしてくれたらいいんですが。
動画のダウンロードができない
ダゾーンにはほかの動画配信サービスに備わっているダウンロード機能が現在のところありません。
なので長時間動画を見る人は、基本的には自宅やWiFiがあるところで使うことになりそうです。じゃないとスマホで見る人にとっては通信費がバカにならないでしょう。
ダウンロード機能については2019年のうちに導入されるといった噂もありますが、いまだ詳細は未定です。
DAZN(ダゾーン)のメリット
特定のチームや選手のサポーターには嬉しい
日本や海外で活躍する特定の選手やチームを応援している人にとっては、シーズンを通じて動向を追えるので、月額1750円(税抜)の価値はあるはずです。
サッカーの香川選手や長友選手の試合が見たければトルコリーグの動画にアクセスすればいいし、本田選手のオーストラリアリーグの試合も堂安選手のオランダリーグの試合も視聴できます。
また、サッカーや野球だけでなく、あまりテレビで取り上げられない地元のバレーボールやバスケチームをサポートしたい人にもいいかもしれませんね。
海外スポーツの生配信は貴重
やはりスポーツは生で見るのが一番です。手に汗に握る緊張感こそスポーツの醍醐味なのでアドレナリンを日々味わえるのは最高です。
特にこれまで海外スポーツの生配信といえば衛星放送やケーブルテレビに加入しないといけなかったのが、ネットで視聴できるようになったのはかなり大きいと思います。海外の一流選手たちのプレーに触れることで視聴者のレベルも上がりそうですね。
ハイライト動画も視聴できる
後追い放送の試合動画は、全試合視聴することもできれば、数分間だけのハイライト動画を視聴することも可能です。忙しくて何時間も見ていられない人にはかなり便利な機能です。
Jリーグに関していえば、その日に開催された全試合のゴールシーンだけを集めたハイライトもあるので、ざっと見たい人には助かります。
同時視聴できる
ダゾーンは最大6デバイスまで登録することが可能で、2デバイスの同時視聴に対応しています。これなら家族や友達と割り勘すれば実質さらに安く利用することもできますね。
月額1750円(税抜)を二人で割って半額にできるなら学生にも払えない額ではないはずです。
DAZNに格安割引で入会する方法
ドコモユーザーなら割引がきくことはすでに述べた通りですが、ほかにも安くなる方法があります。
ポイントサイトを利用する
ポイントサイト、ハピタス経由でダゾーンの申し込みをして無料体験を過ぎてもやめなければ2000pt還元されます。
ハピタスのポイントは1pt=1円のため、実質2か月間は無料で利用できることと同じです。もちろんハピタスは無料で登録できます。
DAZN(ダゾーン)の口コミとユーザーの感想
ツイッターでダゾーンユーザーの口コミを探すと、ポジティブなコメントもネガティブなコメントも両方見つかります。
例えばこんな感じです。
なんかダゾーンに慣れてきて、今年はずっとダゾーンでいいかなって思い始めてる(笑)#ひっそり応援🔥
— やっちー♂2019⭐️⭐︎⭐︎⭐︎ (@yachiyo1919) 2019年3月17日
ダゾーン×巨人
これは契約してる人間にとってはありがたい!#ダゾーン #巨人— momendoufu (@momendoufurahm1) 2019年3月18日
久保くん振る舞いが高校生とちがうよな。ダゾーンになってこういう映像増えて良かったRT
— カイザーソゼin東京 (@sozetokyo) 2019年3月18日
家帰ってもう一回観る勢いだったけどダゾーンで配信してないのかよ。
バスケットLIVEに乗り換えよかな。#DORED #ドルフィンズ #Bリーグ pic.twitter.com/c3hZc9i1rA— swish!! (@swish62423010) 2019年3月17日
仙台
研修終わってビジネスホテルなう
とりあえずダゾーン観賞しよう#栃木SC pic.twitter.com/S0GsGvL42V— shuuu (@shuuu19880812) 2019年3月16日
勝手に全試合配信だと思ってたけど、ダゾーン、もうバスケはやる気ないのかな。バスケ見るために入った人、たくさんいたと思うんだけど。
せめてB1だけでも放送しないと納得いかない人多いのでは? pic.twitter.com/0c60CpqvU5— GANAPATI (@GANAPATI00) 2019年3月14日
YouTubeのコメント欄にも結構書いてあったけどやっぱり下田さんの実況凄い!@DAZN_JPN pic.twitter.com/01EImPAN00
— HIROSHI ATLETI REDS (@AtletiUrawa) 2019年3月10日
DAZNで今日の試合を見ようとしたらF1でフリーズ。↩️ボタンが反応してヴォルティスに変えれたけども、このタイムカウントはどこのエラーなん? @DAZN_JPN pic.twitter.com/q8u8ct7ket
— すだクマ (@mk8024) 2019年3月10日
最近、地元のJリーグのチームの応援に熱が入ってます。ダゾーンにも入ったゾーン。 pic.twitter.com/bKNrSJmEud
— ねこといっしょ (@nekotoixtusho) 2019年3月10日
まとめ
Jリーグの放映権を獲得して、一躍日本でも有名になったダゾーンですが、全体のサービス内容を見ると、まだまだ発展途上かなという印象を受けました。
ただ、ネットフリックスのように事業を世界に広げているので伸びしろは無限にありそうです。すでにオーストラリア、ドイツ、日本、スイス、カナダ、アメリカ、ブラジル、イタリア、スペインに進出しているので世界中に広がるのも時間の問題でしょう。
まだまだカバーしきれていないスポーツを今後どれだけ増やせるかに注目ですね。
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