青山ブランドとか失笑ものだけど児童相談所建設に反対するのは分かる

東京港区の一等地に児童相談所ができることをめぐって地元の住人と港区が対立しているようです。その理由のひとつはブランドイメージが崩れること。これについて僕の見解を述べたいと思います。

読者のたかよさんのリクエストです。ありがとうございます。たかよさんからはこんなメッセージをいただきました。

最近のニュースで個人的に気になる話題がございますので、リクエストをお願いできますでしょうか？

それは東京都港区南青山に建設予定の児童相談所について、一部の地域住民（おそらく地方出身者）が猛反対している件です。

何でも青山ブランドのイメージが崩れるとか、保護された子供が自分とのギャップを目の当たりにし可哀そう等の理由で反対しているらしいです。

日本より深刻な格差社会で生活されていると思われる、映画男様の率直なご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

今回の騒ぎを要約するとこんな感じだそうです。

• 東京都港区が南青山の一等地に児童施設を建設する
• 地元住民がそれに反発
• その理由がイメージの崩壊と保護された子供が劣等感を感じるから
• 住民の意見は差別だと炎上

青山ブランドとかまじうける

そもそも東京都港区を「ブランド」だと思っている人なんてまだいるんですね。おそらくその大部分は田舎者だろうけど、あんな狭い土地に価値を見出して、必死でしがみついている人たちのメンタリティーが理解できないです。

たまにいるんですよ。いい歳して六本木で遊んでることを自慢する奴とか。確かにお金は持っているんだろうけど、東京の一角に住んでたり、遊んでたりすることにステータスを感じてるスケールの小さなに唖然としますね。

おそらくそういうタイプの人たちが今回反発してるんじゃないかなって思うんですよ。ブランドが落ちるとか言ってるのは30年ローンとかで家を買っちゃった人たちなのかな？

あわよくばいつか買った時より高く売れるんじゃないかと願ってて、土地や家の価値が落ちることを必死で食い止めようとしているんだとしたらダサいなあ。なんなら刑務所立てちゃえばいいのに。

「保護された子供が自分とのギャップを目の当たりにし可哀そう」っていう理由はお節介すぎてちょっと笑えますね。青山に住む経済力のない人たちはみんなコンプレックスに苦しむ運命にあると思ってるんですかね。

とはいえ、人気不人気の場所があるのは世界中どこも変わらないことで、ステータスを手に入れた人たちが自分たちの生活拠点の平和と価値を守るために貧乏人のことは知らねえよっていう態度に出るのはよくある話ですよね。人間らしいといえば人間らしいです。

例えば僕の住むブラジルでも自分の家の近くに地下鉄の駅ができることを反対する住人とかいますもん。

便利になっていいだろって思うんだけど、金持ちからすると、地下鉄なんて使わないし、地下鉄ができると貧乏人まで簡単にその地域に来れるようになって治安が悪くなるという発想みたいです。

青山ブランドはどうでもいいけど、確かに一等地に児童相談所いらなくない？

今回の件は一部の青山ブランドを落とすなっていう意見と保護された子供が劣等感を感じるだろっていう無茶苦茶な発想ばかりが取り上げられているけど、確かに青山の一等地に百億も税金を使って児童施設を建てる必要あるの？って僕は思っちゃいましたね。

そもそも一等地に建てなければならない理由をちゃんと提示できてないから住民が怒ってるっていうのもあるんじゃないですかね？

それで乱暴な反対意見をメディアで大きく取り上げて、反対意見を言ってる人たちを変人扱いして、論点をすり替えようという戦略なんじゃないかと疑ってしまいます。

港区に限らず政府ってやたらと一等地に箱を作りたがるでしょ。なんでもっと安い土地にしねえんだよって。海外でも日本政府関係のオフィスって必ず一等地にあるしね。スラム街にしろとはいわないけど、もっと庶民的な場所でいいのにねぇ。

どうせゼネコンと癒着して建物を建てれば、それこそ六本木の高級クラブとかで接待してもらえるんだろうなぁ。

もしかしたらお姉ちゃんとかあてがってもらってるのかなぁ。青山のブランドが崩壊するのはまだしも、それは許せないぞ。僕も呼んでくれないと。