PTAに命をかけているママさんが見ればいいドラマシリーズ。引っ張るだけ引っ張ってベッドシーン以外は全く見るところがないです。22点(100点満点)
ビッグ・リトル・ライズのあらすじ
舞台はカリフォルニア州モントレーの高級住宅街
立ち並ぶ豪邸、ビジネスで成功する夫、そして可愛い子どもたち、すべてが完璧に見える彼らのセレブライフそんなある日、子どもたちの通うエレメンタリースクールで謎の事件が起こる
殺人か?事故か? 始まりは6ヵ月前に遡る子どもたちのささいなトラブルをきっかけに炙り出される
偽りに彩られたママたちの赤裸々な裏の顔
子育て、不倫、DV、離婚など、夫婦間において女性が抱える悩みや秘密を描く一方誰が‟加害者”で、誰が‟被害者”なのか、最後まで明かされない
誰しもが加害者にも被害者にもなりえる綿密に計算しつくされた珠玉のサスペンス
読者のまりもさんのリクエストです。ありがとうございます。
ビッグ・リトル・ライズの感想
「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 」、「わたしに会うまでの1600キロ」、「ダラス・バイヤーズクラブ」、「カフェ・ド・フロール」、「C.R.A.Z.Y.」などで知られるジャン=マルク・ヴァレ監督による、セレブママたちが繰り広げるサスペンス劇。
出演者はリース・ウィザースプーン、ニコール・キッドマン、シェイリーン・ウッドリー、ゾーイ・クラヴィッツ、ローラ・ダーンなど。
殺人事件が起こってから話が展開していく従来のサスペンスと違って、殺人事件が起こるまでの出来事を中心に描いていきます。
しかし話が本題に入るのはエピソード5からという超スロースターターで、見どころのほとんどを終盤に持ってくる、という構成ミスを犯しています。これはよっぽど暇じゃないととても最後まで見れないでしょう。
本題に入るまでは、セレブママたちのマウンティング、ゴシップ、不倫、夫のDV、子供たちの学校でのトラブルなどに時間を割いていて、そのほとんどが事件とは何ら関係ない出来事です。
自分の子供たちのいじめや喧嘩をめぐって、母親同士が対立することは実際にあるだろうし、何不自由なく暮らしているように見える夫婦たちの関係が実は問題だらけ、という設定にはリアリティーは十分すぎるほどあるんだけど、いかんせん序盤、中盤に見どころがほとんどないんですよ。
エピソード1からずっと警察が両親たちを尋問しているシーンが割り込んで来ては後々殺人事件が起こることを示唆します。あの演出もしつこいし鼻につきますね。
あれだけしつこく尋問シーンを繰り返していた割には事件後には何の進展もないし、裁判すら起こらないとかふざけすぎだろ。だったら捜査とか必要ないじゃん。
そもそもどういう趣旨の話なのかもいつまで経っても分からないし、視聴者がせっかちな今の時代には全くマッチしていないですね。
いつもいうんだけど、当然最後まで見てもらえるっていう前提で作っているドラマはもうダメでしょ。エピソード1で何も起こらなかったらアウトですよ。
NHKの朝ドラを見るような人たちは習慣として見るからそれでも見続けるだろうけど、オンデマンドだったら無理だよね。
あえてこんな退屈なドラマの見せ場を挙げるとすればニコール・キッドマンでしょう。よっぽどいいギャラをもらったのかニコール・キッドマンが体当たりの演技をしているんですよ。どうしちゃったの?っていうぐらい。あんなに脱いでるニコール・キッドマン初めて見たよ。
それならそうと、最初から「ニコール・キッドマンが脱ぎますよー」って言えばいいのにね。色気を全面に押し出してポスターとかも「昼顔」のようなノリで行けばいいのにサスペンスみたいな売り方したら絶対ダメでしょ。
コメント
映画男さん、リクエスト文句ありがとうございます(≧∀≦)
ニコールキッドマンのエロには必ず触れてくれると思っていたのですが、
リースウェザースプーンの方が見たいとは予想外でした*
これからも、文句楽しみにしています。ありがとうございました!
リースウェザースプーンはこのドラマでは色っぽかったです。