イケメンボディーガードが熟女の大臣とねんごろになってしまう、お前どこを守ってんだよっていうシリーズです。突っ込みどころはあるものの見れるクオリティーに仕上がっています。60点(100点満点)
ボディガード -守るべきもの-
別居中の妻子との関係とPTSDに悩む警察官のバッドは偶然乗り合わせた列車でイスラム教徒による自爆テロを防ぐ。この功績でバッドは、野心的な女性内務大臣モンタギューの警護に就く。
モンタギューはテロ対策のために国民のプライバシーを一部侵害する法案を推進し、暗殺の危機に遭遇する。バッドはモンタギューの政治姿勢に反発しながらも彼女を守り、やがて男女の関係となる。
Wikipediaより
ボディガード -守るべきもの-の感想
BBC製作による、イギリスで大ヒットした刑事ドラマシリーズ。女性内務大臣のボディーガードの職に就いたことから大きな陰謀の渦に巻き込まれていく警察官を描いたスリリングな物語です。
刑事ドラマといっても一般人の殺人事件を扱うのではなく、テロ組織、マフィア、内務省、警察、保安局といったそれぞれの組織の対立や利権絡みの巨大な事件を追っていきます。
全6エピソードとコンパクトにまとめてあるのがよく、最初から最後まで話がしっかりと一本の線でつながっていくのがいいです。
主人公は元軍人の巡査部長デイビッド・バッド。爆破テロを未然に防いだ功績を買われて女性内務大臣のボディーガードになるんですが、彼のボディーガードとしての仕事ぶりが格好良く、いかにもプロのSPっていう感じが出ていて、女性が見たら彼の要人をエスコートする振る舞いはもちろん、歩き方や喋り方にメロメロになっちゃうんじゃないでしょうか。
しかし一見、完璧に仕事をこなしそうに見えるそんなデイビッド・バッドはあろうことか女性内務大臣と寝てしまいます。いくらなんでもあれはないよなー。
確かに話的にはそっちのほうが面白くなるし、大臣とやるシチュエーションときたらまあ色っぽいですよ。
でもそんなことしたら絶対バレるし、即首だろうし、大臣だって下手したら辞任に追い込まれるレベルの話ですよね。デイビッド・バッドは別居中とはいえ妻子持ちなんだし。
まず大臣のほうからやらないだろって。それも一度の過ちとかじゃなくてこの二人がもう何回もやるんだわ。大臣どんだけ性欲強いんだよって。
あの下りで僕時にはちょいとばかし冷めましたね。ボディーガードとしてアマチュアにもほどがあるじゃないですか。
ボディーガードといえば、どうしてもケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンの映画を思い出しちゃいますね。
あれはまだ芸能人とボディーガードとの恋だったからよかったけど、さすがに大臣クラスの政治家とボディーガードが恋するかなぁ。
二人の男女関係の下りを除いたら、しかしストーリーはなかなか面白く、スパイ映画のような興奮がありました。緊張感を作るのも上手いし、犯人は分からないし、最後まで見れると思います。
ただ、最終話のエピソード6はやりすぎ感があって、一番つまんなかったかなぁ。爆弾処理班がビビりで遠隔から指示出すとか怠けすぎだし、主人公が犯人に仕立て上げられるっていう流れはお約束って感じがしてダメですね。
ラストはもう一回テロか爆発があったらなお良かったんですけどねぇ。最後のもうひと捻りね。だって雰囲気的にバッドエンドで終わるべきシリーズでしょ、これは。
コメント
この間、ベターソウルコール、エルチャポ、ハウスオブカード、などなど好みのドラマがシーズンを更新してますね。「オザークへようこそ」もシーズン2ですが、登場人物全員ワルみたいなところがいいです。
さて、このボディガードは生き残れるでしょうか。
ぼくも映画男さん同様、すぐナニしちゃうところで嫌気がさしてしまうんですけど、それでも観させるところはさすがNetflix。レベル高いですね。
Netflixはレベル高いですねえ。でもシーズンがたくさんあるドラマ見る気が起こらないですねぇ。エピソード8以内で終わってくれると助かります。
まあまあかなあ。主役の演技がイマイチねえ。下手じゃないんだけど。軍隊出身という役作りなのかなあ。ゲースロのロブは良かったけど。BBC最近ダメだよね。