ストーリーはナンセンス、俳優たちの演技はとても見ていられない、お蔵入りにするべき映画。話にならない仕上がりの悪さです。7点(100点満点)
サニー/32のあらすじ
冬の新潟のある町で、24歳の誕生日を迎えた中学校教師の藤井赤理(北原里英)は、柏原勲(ピエール瀧)と小田武(リリー・フランキー)に誘拐される。
山麓にある廃屋に赤理を監禁した二人は彼女のことを、2003年に工作用のカッターナイフで同級生の首を切って殺害した少女サニーだと言い張る。
赤理に好みのドレスを着せ、サニーを神聖視する者が集うインターネット掲示板に動画や写真をアップしていく柏原たち。一方、なんとか脱出しようとする赤理だったが……。
シネマトゥデイより
サニー/32の感想
「止められるか、俺たちを」、「孤狼の血」、「凶悪」、「彼女がその名を知らない鳥たち」、「牝猫たち」、「日本で一番悪い奴ら」、「凪待ち」、「ひとよ」などで知られる白石和彌監督による、気の合うメンバーと数日間でヤケクソに映画を撮ったらこんなのができましたみたいなB級作品です。
見るからにお金のかけていない映画で、大部分のシーンが狭い室内で撮影されています。主人公にはアイドルを起用しているし、ストーリは意味不明だし、バイオレンスはしょぼいし、つまらなすぎて最初の20分ぐらいですでに収集がつかなくなるのが惨めでした。これ最後まで見れたら大したもんですよ。
物語は、かつて世間を騒がせた女子小学生の凶悪事件の加害者サニーに憧れるおっさんたちが、別人である中学校の女子教師藤井赤理を監禁し、藤井赤理のことをサニーとして崇めていく様子を描いていきます。
狂気と暴力を目の当たりにしていく中、サニーになることを強く求められた女子教師はやがてサニーになりきり、覚醒していくといった流れになっていて、その間にも色々な登場人物とエピソードを詰め込みすぎたせいで、気づいたときには誰の何の話か分からなくなっていきます。
無駄なシーン多すぎませんか? 冒頭のストーカーの下りいらないじゃん。海の家に高校生カップルがいる必要もないし、誘拐されて拉致監禁されているような状況で教師が遠くにいる女子生徒のことを心配するっていう行動も到底納得できないです。
なにより拉致監禁にかかわっている人数が多すぎるんですよ。もっと少数の登場人物による一つのテーマに絞った話にすればいいに横展開しすぎですね。すかいらーくグループかよって。
いちおう小学生の凶悪事件の部分だけ、実際に起こった通称「ネバダ事件」(佐世保小6女児同級生殺害事件)を基にしているみたいですが、それ以外のパートにリアリティーがなく、全く辻褄も合わないのに「実話」をモチーフにしたみたいな言い方されると正直ムカッときます。
白石和彌監督が作ったとは思えないほど、やっつけ仕事感が半端なく、忙しい合間に撮ったのか、それとも今後は園子温みたいにただ量をこなしていくことに決めたのか、ちょっと真意が掴めないですね。
そもそも自分の映画の悪役で起用したピエール瀧とリリー・フランキーのコンビをまた違う映画の悪役で使ってる時点で手抜きだろ。
ジェームズ・キャメロンがタイタニックでレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットを恋人役にした後で、アバターでも二人を恋人役に起用するみたいな話ですよ。正気かよ?
コメント
うふっw♡映画男ちゃん今日も辛口だ・わね
心の声(あっ一昨日か?ま.どっちでもいいや
映画男たんのレビューは辛口だでどほんとは
ピュアレディなんでしょ?wダブリューw
あたいだけは知ってるのwダブリュー♡
語彙力なくてごべんだだだいごべんだい
ごめんだいごめんさい ごめん白菜w
いつも見てるわよ♡これからも頑張るのよ♡
あっ ブログのことね?変な妄想はよしなさいw♡もぅ・・・・エッチなんだがらぁ・・・ダブリューw
てへw
妄想膨らませておきます。