HuluとNETFLIXのどちらに入会しようか迷っている人のために両方とも会員である僕がそれぞれのメリットデメリットや特徴を比較してみました。
- HuluとNETFLIXの共通点
- HuluとNETFLIXの特徴比較
- HuluとNETFLIXのタイトル数
- オリジナル作品を見るならNETFLIX
- 海外ドラマを見るならHuluもNETFLIXも両方おすすめ
- 洋画を見るならNETFLIXがおすすめ
- 邦画はHuluもNETFLIXもおすすめできない
- 日本のバラエティ番組を見るならHuluがおすすめ
- ドキュメンタリーはHuluもNETFLIXも面白い
- Huluはリアルタイム配信が見れる
- 日本語吹き替えで見るならHuluもNETFLIXもおすすめ
- 英語字幕を付けるならNETFLIX
- Huluなら邦画や日本のドラマ&アニメに日本語字幕が見れる
- VRヘッドセットで見るならNETFLIX
HuluとNETFLIXの共通点
HuluとNETFLIXはどちらも定額見放題で、どれだけ利用しても追加料金が発生しないことにおいて共通しています。値段設定にも大きな差はなく、どちらも月1000円前後で利用できます。
もともとはHuluもNETFLIXもアメリカ発のサービスです。そのためコンテンツの大部分を占めるのはハリウッド製作の作品。特に洋画、海外ドラマ、海外ドキュメンタリーを見たい人におすすめできるサービスです。
HuluとNETFLIXの特徴比較
ではHuluとNETFLIXではそれぞれどんな違いがあるのでしょうか。特徴を挙げると次のようになります。
Hulu | NETFLIX | |
月額 | 933円(税抜き) | 800円[SD] 1200円[HD] 1800円[4K] |
作品数 | 約5万本 | 約5000本から7000本程度 |
オリジナル作品 | △ | ◎ |
海外ドラマ | ◎ | ◎ |
洋画 | △ | 〇 |
邦画 | △ | △ |
バラエティ | ◎ | 〇 |
ドキュメンタリー | ◎ | ◎ |
リアルタイム配信 | 〇 | × |
吹き替え | 〇 | ◎ |
英語字幕 | △ | ◎ |
ダウンロード | 〇 | 〇 |
VR | × | ◎ |
さらに詳しい特徴はこちらで紹介しています。
HuluとNETFLIXのタイトル数
上の表で紹介した通り、タイトル数はHuluが約5万本、NETFLIXが約5000本から7000本程度です。
Huluの5万本というのもおそらく字幕版と吹き替え版の両方をカウントしてのものなので実際はもっと少ない印象です。
いずれにしてもタイトル数においてはHuluのほうがNETFLIXよりもずっと多くその分コンテンツの選択肢があります。
オリジナル作品を見るならNETFLIX
オリジナル作品に関してはNETFLIXが圧倒的にコンテンツの数、質で上回ります。NETFLIXは豊富な資金をもとに常に新しいオリジナル作品を作り続けているので、NETFLIXでしか見れない作品が目白押しです。
一方Huluもオリジナル作品はありますが、まだまだNETFLIXと比べると少数です。完全なるオリジナル作品で世界的に成功したのは「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」ぐらいです。
海外ドラマを見るならHuluもNETFLIXも両方おすすめ
海外を目的に利用するならHuluもNETFLIXも両方おすすめです。それぞれ配信している作品が違うだけで、どちらも一定のクオリティーのものを提供しているので、興味のある作品があるほうを選べばいいでしょう。
Huluならインポスターズ、ヒューマンズ、ファーゴあたりがおすすめです。
一方のNETFLIXならナルコス、火花あたりが面白いです。
洋画を見るならNETFLIXがおすすめ
洋画で比較すると、NETFLIXに軍配が上がります。
NETFLIXは、普通の劇場で公開される映画は大したことないんですが、オリジナルの洋画はなかなか見ごたえあり、アカデミー賞にノミネートされる作品も少なくないです。
それに対し、Huluはそもそも最新の洋画を扱っていないため、ほとんどが劇場公開から数年遅れての配信になっています。旧作の中にはいい作品もあるものの配信期間がそれほど長くないので、良作を維持するのが難しそうです。Huluで洋画に期待するのはやめましょう。
邦画はHuluもNETFLIXもおすすめできない
邦画に関していえばHuluもNETFLIXも正直おすすめできません。どちらも古い作品か面白くない作品ばかり取り扱っているので、邦画を見たい人は別の動画配信サービスを利用するべきです。
ちなみに邦画を見るのに一番いいサービスはU-NEXTです。
日本のバラエティ番組を見るならHuluがおすすめ
Huluの筆頭株主は日テレということもあり、日本のバラエティ番組に関してはHuluが圧倒的に強いです。
テレビ朝日、テレビ東京、TBSなどとも提携しているので日本のTV番組のコンテンツではまず負けません。
特に「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ」、「東野・岡村の旅猿」、「にけつッ!!」などの過去作品が一気に見れるのがいいですね。
それに対しNETFLIXは「テラスハウス」、「あいのり」、「REA(L)OVE(リアラブ)」などオリジナルのバラエティ番組を製作していて、そこそこ楽しめます。
ただ、どちらかといえばバラエティについては作品数や面白さではやはりHuluのほうが上ですね。
ドキュメンタリーはHuluもNETFLIXも面白い
HuluもNETFLIXも海外ドラマに引けを取らないジャンルがドキュメンタリーです。海外ドラマに興味がない人はむしろドキュメンタリーを目当てに入会してもいいかもしれません。
Huluではナショナルジオグラフィック、FOX、ヒストリーチャンネル製作のドキュメンタリーがクオリティーが高く、「ALONE・孤独のサバイバー」なんて一気に見ちゃうシリーズです。
一方のNETFLIXは、ロシアのドーピングを描いた「イカロス」、冤罪殺人事件を取り扱った「殺人者への道」は絶対見てほしい作品ですね。
Huluはリアルタイム配信が見れる
Huluの特徴の一つはリアルタイム配信が見れること。
内容はドキュメンタリー、ニュース番組、そしてプロ野球の巨人戦などで動画配信サービスを使って生の情報に触れられるのはとても助かります。NETFLIXにはないタイプのコンテンツですね。
日本語吹き替えで見るならHuluもNETFLIXもおすすめ
日本語吹き替えで見るのが好きな人は、HuluもNETFLIXもそれぞれ対応しています。特にNETFLIXのほうは映画、ドラマ、バラエティとほぼほとんどのジャンルの作品が日本語吹き替えになっており、さすが世界各国でサービスを展開しているだけあります。
一方のHuluは海外ドラマはほとんど日本語吹き替え版が用意されていますが、映画はそうじゃない作品も少なくないです。
英語字幕を付けるならNETFLIX
英語字幕を付けて映画や海外ドラマを見たい人はNETFLIXのほうがHuluよりも圧倒的に便利です。NETFLIXは世界中でサービスを展開しているため英語に限らず、マルチ言語に対応しています。
一方のHuluも英語字幕を付けられる作品もあるにはありますが、ごく一部だけに限られます。もし英語の勉強のために動画配信サービスを選ぶなら迷わずNETFLIXにするべきです。
Huluなら邦画や日本のドラマ&アニメに日本語字幕が見れる
【お知らせ】今日から「字幕ガイド」サービスをスタート!
邦画や国内ドラマ&アニメなど約130作品で、日本語字幕を選択できるようになりました。電車内など音が出せない環境でも、快適に作品をお楽しみいただけます。*まずはPCからの対応となります。 pic.twitter.com/gWO3UUyFig— Hulu Japan (@hulu_japan) 2018年12月5日
最近からHuluでは邦画、ドラマ、アニメなどの日本の作品に対して日本語字幕がつけられるようになっています。これ結構すごいし、革新的です。
なぜなら字幕があれば音がなくても楽しめるのでそれこそ聴覚障碍者はもちろん、そうではない人でも音が出さない場所などで活用できるからです。
たとえ音付きで鑑賞しても、字幕があるとより分かりやすくなる、という利点もありますね。ほかのサービスも始めればいいのにって思います。
VRヘッドセットで見るならNETFLIX
動画配信サービスの中でいち早くVRに対応しているのがNETFLIX。特にパソコンを必要としないオキュラスGOで視聴できるのが最高です。
VRだと、映画館にいるかのような感覚で巨大スクリーンを見ながら動画を鑑賞することが可能になります。こんな体験ができるのもNETFLIXならではですね。
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