子供騙しの映像と、2分で書き上げた脚本によって完成した恥ずかしすぎる映画。こんなものを見るなら、サメに食われたほうがましっていう低レベル作品です。1点(100点満点)
MEG ザ・モンスターのあらすじ
地球で最も深い海とされるマリアナ海溝以上の深海が発見され、探査チームが最新の潜水艇で調査に乗りだす。チームは世紀の発見に沸き立つが、突如巨大な何かの襲撃を受け、動けなくなってしまう。深海レスキューダイバーのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)が助けに向かうと、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメ、メガロドンが出現する。
シネマトゥデイより
MEG ザ・モンスターの感想
「クール・ランニング」、「ラストベガス」などでお馴染みのジョン・タートルトーブ監督による、超B級パニックドラマ。
俳優、脚本、演出、映像、CGの全てがB級すぎて、安っぽさが気になってしょうがないサメ映画です。
なお、この映画はこちらの企画で集まったお金で見に行かせてもらいました。
支援企画終了いたしました。近いうちにこのお金で映画見に行ってきます。ありがとうございました。 pic.twitter.com/WvBcJbgd77
— 映画男@映画に文句を言う人 (@eigaotoko2012) 2018年9月12日
支援してくださったkumapさん、R_Y_Oさん、RenoBankさん、kazuhacchiさん、kobatanさん、本当にありがとうございました。まだお金が残ってるので近々第二弾行ってきます。
なんでわざわざこの映画を見に行ったかというと、日本でなかなか人気を博しているようで興行成績ランキングで何週か1位を取っていたからです。
見る前からだいたい想像の付く作品ですが、なんでこんなものが1位を取るのかちょっと気になったんですね。
それでふたを開けてみると、駄作なんてもんじゃなくてビビりました。つくづく日本人ってひどい映画でカモられてるんだなあって思いましたね。
物語は、調査チームが深海に潜水ロボットを使って潜った際に得体の知れない巨大な生き物と遭遇し、地上に戻ってこれなくなるところからスタートします。
得体の知れない巨大な生き物とはもちろん大きなサメのことで、今度は救出チームが潜水艇を使って仲間を助けにいき、一人を除いてなんとか救出することに成功したものの、そこから執拗に追いかけてくるサメとの壮絶な戦いが勃発する、というものです。
分かりますかね。このサメと遭遇したいだけじゃんっていうなんの捻りもないストーリー。
物語の酷さもさることがなら、キャストの顔ぶれが笑えるレベルのB級ぶりで、ぱっと見ただけでも三流俳優ってわかる顔をしてるんですよね。あれ、どうしてなんだろうかね。
映画がB級だからキャストがB級に見えるのか、それともキャストがB級だから映画がB級に見えるのか。あるいはその両方か。
あれこの人、どこかで見たことあるなっていう俳優が出てるんだけど、名前までは思い出せない人たちが勢ぞろいしていますよ。
まともな存在感を放っているのは主演のジェイソン・ステイサムだけなんだけど、ジェイソン・ステイサムにしてもこんな映画に出てたらB級俳優の仲間入りといってもいいし、もうまともな映画に戻れなくなるでしょうね。
だいたい一分一秒を争う緊急時に海に潜る女性スタッフがこんなメイクばっちり決めて出てくるんですよ。
どういうわけか不自然な顔をしたキャストばかりで、この人なんてゲームのキャラクターかCGかと思ったもん。
なんだろうねB級顔って。問題は美醜じゃないんだよね。美男美女でもB級顔ってあるんだよね。
さて、そんな登場人物たちがサメと戦うんですが、サメに対する行動がいちいちバカで、丸腰で泳いで行ってサメに向かって銛を撃つとか、強化ガラスで保護された檻に入って毒を放つとか、さんざん巨大サメの攻撃力を見てきた奴らが全く学習していないんですよ。
それに別に戦わなくても逃げたらよくないですか? なんでサメを退治することにこだわってるのか分からなかったですね。
一番、笑えたのが一匹だと思っていた巨大サメが実は二匹いたっていうオチね。一匹退治して、浮かれたところを丸かじりにされる下りとかコメディでしょ。
主人公の男はいちいち中国人のヒロインとイチャイチャするし、生きるか死ぬかの状況で恋愛しちゃってるからね。
で、誰がこんなくだらない映画作ったんだよって思ったらやっぱり中国資本が入っていて、もうこの流れは止められないんですね。ストーリー上、必然性のない中国人俳優が出てたらすぐにわかりますね。
これからは中国産の映画かどうかが映画を選ぶうえでの一つの物差しになりそうです。なにがすごいって安っぽいものを作っても売れちゃうっていう現象ですよ。
そもそも映画にクオリティーを求めていない客が結構な数いるから、こういう映画が量産されてしまう現状が悲しいですね。
コメント
たしか、こないだまでU-NEXTでサメ特集とかあったなぁと思ったら、こういうことだったのかぁ・・ほんとカモられてますねぇ。
日本人はオンタイムで精魂尽き果てるまで仕事するから、こういう脳内を素通りするような映画がいいんじゃ無いでしょうか^^
考える力が残ってないのかもしれませんね。
映画男さんこんばんは。映画を見に行って、製作会社のロゴの中に上海〜とか〜公司が出てくるとイヤ〜な予感がします。これからは映画の製作国もチェックしなければいけませんね。
出演者、製作会社、製作国などのチェックは必須になりそうですね。
僕はジェイソンステイサムが好きです。彼の出演している映画は観漁りました。
僕が思うに、ジェイソンステイサムはB級アクション俳優で、ここ最近になって大作にでている気がします。
ジェイソンステイサムの良さは頭空っぽで、楽しめるカッコイイアクションだと思います
。例えるならアメリカ版ジャッキーチェンでコメディー要素なし
いい意味でジェイソンステイサムがでる映画はB級感が増してる気がします。(ワイルドスピード等)
なので、いつも通りのジェイソンステイサム映画な気がしました。
ただ、いつもと違うのは、敵が人ではなく、ジェイソンステイサムが殺し屋ではない。
今回のジェイソンステイサムの敵がサメステイサムファンの間で少し話題性がましたと思います。
今さらですが、最近のサメ映画はb級映画しかないですね…この映画はまだ見てませんが、スピルバーグ作品のジョーズを越えることは出来ないでしょうね。私が最近のサメ映画で良かったのは、海底47mくらいですね。
B級サメ映画多いですよね。海底47M面白いんですね。今度見てみよっかな。
返信ありがとうございます。海底47Mは、B級映画の割には、結構リアルで楽しめましたよ。私は、他の人に自信もっておすすめできます(笑)