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さよなら、僕のマンハッタンは女々しい恋愛ドラマ!感想とネタバレ

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この記事は 約3 分で読めます。

親と離れて暮らす若者が人生に、恋に悩んで悩みまくる、見どころの少ない恋愛ドラマ。主人公にむかつきました。33点(100点満点)

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さよなら、僕のマンハッタンのあらすじ

ニューヨークで生まれ育ち大学卒業と同時に親元を離れたトーマス(カラム・ターナー)は、アパートの隣人でジェラルドと名乗る中年男性(ジェフ・ブリッジス)と知り合い、さまざまなアドバイスを受けるようになる。ある日、女友達とナイトクラブに出掛けたトーマスは、父イーサン(ピアース・ブロスナン)と見知らぬ女性(ケイト・ベッキンセイル)のデート現場に出くわし……。

シネマトゥデイより

読者のレトリバーさんのリクエストです。ありがとうございます。

さよなら、僕のマンハッタンの感想

gifted/ギフテッド」、「(500)日のサマー」などで知られるマーク・ウェブ監督による、メリハリのない恋愛ドラマ。

物語は、父親の浮気に気づいた息子がトーマスが浮気相手を尾行したのをきっかけに彼女と話すようになり、やがて心を奪われていく、という内容になっています。

トーマスには好きな女友達がいたのに、なぜか急に経験豊富な父親の愛人のほうに手を出しちゃって、みるみるのめり込んでいき、そんな自分の状況を隣人のおっさんにあれこれ相談します。

隣人のおっさんがまたいかにも芸術家風のインテリぶった感じで、恋愛や人生についてさむいアドバイスを連発します。それを聞いてアホなトーマスは同意したり、反発したりする、というのが物語の大部分を占めています。

ラストにちょっとしたサプライズがあって、「実は俺は~だったんだよ」っていう結構どうでもいい両親の昔の恋愛事情を聞かされて終わっていくんですが、結局、原題でも放題でも強調されている「ニューヨーク」はほとんど関係なかったです。

主人公の悩みっぷりが気持ち悪いです。彼女に振り向いてもらえない俺。父親の愛人を好きになってしまった俺。両親と分かり合えない俺。失恋した俺。

ベッドで横たわりながら天井を見て、うじうじしている彼の姿を見ていたら、スクリーンの中に入って行って往復ビンタをしてあげたくなりました。

そもそもトーマスは黒人の女の子ミミのことが好きだったんじゃないの? トーマスが片思いしてたのに途中からミミがトーマスのことを片思いしだしたりして、突然あの二人のパワーバランスが変わりましたよね。ちょっとあの展開はありえないかなぁ。

男は主人公だけど、女性向けの映画だと僕は感じました。一緒に見た女性は「最後にサプライズとかあって、面白かったぁ」って言っていました。「どこがだよ」って僕は思いましたけどね。

主人公の言動がいちいち女々しく、自意識が高く、自分に酔ってる感がものすごくて鼻につきましたね。

ハリウッド映画によくある、若者が悩んで、大人がアドバイスをする、というやり取りの連続も鬱陶しいです。実際は素直に他人のアドバイスなんて聞かないから。

登場人物のセリフが終始哲学調なのもうざいです。芸術家は好きだけど、芸術家を気取りだすと、一気に寒くなる、という見本のような人たちでした。

コメント

  1. レトリバー より:

    リクエストお応えいただきありがとうございました!
    往復ビンタしたくなりますね。でもアホな犬顔の主人公、好みです(笑)
    そういうところも女性向けな感じですね。
    こちらは残念でしたが、このサイトで知って観た
    「ウインド・リバー」とてもおもしろかったです。
    今後とも楽しみにしております。

    • 映画男 より:

      なんとなくあの青年が女性受けする感じは分かりますね。母性本能くすぐりそうなあのナヨナヨな感じが。
      「ウインド・リバー」見ていただけて嬉しいです。あれは面白いですよね。