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ジュラシック・ワールド/炎の王国は続編作るな!感想とネタバレ

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この記事は 約4 分で読めます。

映画童貞が見てなんとか興奮できるレベルの何の新しいアイデアもない駄作。とりあえずスピルバーグに謝れっていう代物です。5点(100点満点)

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ジュラシック・ワールド/炎の王国のあらすじ

ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-REXの激しいバトルで崩壊した「ジュラシック・ワールド」があるイスラ・ヌブラル島の火山に、噴火の予兆が見られた。恐竜たちを見殺しにするのか、彼らを救うべきか。

テーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と恐竜行動学の専門家であるオーウェン(クリス・プラット)は、悩みながらも恐竜救出を決意し島へ向かうが、火山が噴火してしまい……。

シネマトゥデイより

ジュラシック・ワールド/炎の王国の感想

永遠のこどもたち」、「インポッシブル」、「怪物はささやく」などでお馴染みのフアン・アントニオ・バヨナ監督による「ジュラシック・ワールド」の続編。

生まれて初めて映画館に行く人しか到底楽しめない、何の捻りもない低クオリティー恐竜アクションです。

基本的には人間が恐竜に追いかけられるだけのシーンの繰り返しで中身は空っぽです。アホにも分かりやすく登場人物はいい人間と悪い人間の二つに分けられ、いい人間は最後まで助かり、悪い人間はみんな恐竜に食べられるという馬鹿馬鹿しい設定になっています。

火山の噴火で絶滅危機に立たされた恐竜を救おうと、恐竜が好きで好きでたまらない恐竜愛護者たちは安全な場所に恐竜を移してあげることを計画します。

しかしその裏で金持ちの悪い奴らは捕まえた恐竜をオークションで売ってぼろ儲けすることを企んでおり、恐竜を巡って善人と悪人が対峙するといった、お馴染みの展開になっていました。

どんな猛獣にも愛情をこめて接すればきっと分かり合えるっていう人間の驕り高ぶった考えが前提になっているので一事が万事アホ臭いですね。

最初の5分で恐竜を愛するヒロインが恐竜に食い殺されるとかならまだ面白いんですが、いつも善人たちが恐竜に食われそうになると、他の恐竜が出てきて助けてくれるっていうのが笑えます。

恐竜が人間を食べるかどうか、人間を踏み殺すかどうかを性格の良し悪しで判断してるっていうね。あれは恐竜のモラルって奴ですか? 火山の噴火から逃げ惑う恐竜もちゃんと人間をよけて走ってたからね。

ある意味人間より野生的じゃないんですよ。恐竜なら目の前の獲物を無差別で食べろよ。

結末の分かりきったストーリーと誰が死んで、誰が生き残るか最初から決まっている恐竜と人間のプロレスごっこをダラダラと見せられるのはきついですねぇ。

シリーズの最初から見ている人は、もう1993年から実に25年間も同じパターンにつきあってるってことですからね。

スピルバーグのジュラシックパークはそこそこすごかったですよ。CG技術がまだ発達していなかった当時にリアルな恐竜を蘇らせたんだから。あのときは初めて見る巨大な恐竜の映像に「おお!」ってなりましたもん。

でもこれの場合はストーリーはお決まりで、結末はミエミエ、映像はありきたりだったら、もう寝るしかないじゃん。

だいたいこの映画に出てくる恐竜保護を訴える人たちがどうしても好きになれないんですよ。恐竜を殺すのはダメなのに、人間が恐竜に殺されることはなんとも思ってないでしょ、あいつら。

そのくせ正義ぶってるところは反捕鯨団体シーシェパードとかと似てますね。鯨を守れ!って言いながら人間を危険にさらすっていうね。

あれ、もしかしたらこれシーシェパードの話を基にした映画ですか? もしそういう皮肉が込められてるんだったら好きになるんだけどなぁ。

それにしてもこのシリーズいつまで続くんですかね。さすがに今の時代はもうスクリーンの恐竜を見て誰もびっくりしないでしょ。

恐竜の迫力とか恐怖とか臨場感で売るなら、次回からはVRでやらないとダメでしょうね。それか上映中に映画館に本物の猛獣を放つとかしないと。もちろん一番いいのは次回作を作らないことなんですが。

コメント

  1. ダダリオ より:

    はじめまして、いつも拝見させて頂いてますがコメントは初となります。

    スピルバーグが監督した1作目はお話も「恐竜は危ないからテーマパーク利用は駄目」
    という真っ当なテーマがあったのに
    彼が担当した2作目からシー〇ェ〇ードじみた内容になって今に続くといった感じですね・・・