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REA(L)OVE(リアラブ)はダークな合コン!感想とネタバレ

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極端に歪んだ人生を送ってきた男女たちが巻き起こす恋愛バラエティ。他人の衝撃エピソードを聞くのが好きな人しか見ちゃダメなやつです。38点(100点満点)

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REA(L)OVE(リアラブ)のあらすじ

元犯罪者・不倫・借金…辛い過去を背負った全員偽名の18名の男女が、沖縄を舞台に新たな恋を見つける旅へ―。
主催者は芸能界一の恋愛マスター田村淳。アシスタントには矢口真里を迎え、主題歌(「一生のお願い」)はクリープハイプが担当! 果たして、黒い過去を背負った彼らは本物の愛にたどり着けるのか!?

Netflix Japanより

REA(L)OVE(リアラブ)の感想

ネットフリックス製作による、18名の偽名を使った男女が繰り広げる恋愛リアリティー番組。過去に深い「傷」を負った参加者たちが後ろめたさを抱えながらも異性と向き合っていく2泊3日の合コン合宿です。

舞台となるのは沖縄のリゾート地。その場所で何かしらのトラウマを背負った男子10名、女子8名が自分の「傷」を公表しつつ、本気で好きになれる人を見つけようという企画です。

テラスハウス」や「バチェラー・ジャパン」などと大きく違うのは、参加者がモデルや芸能人の卵といった美男美女や育ちの良い爽やか男女ではなく、もれなく変人という点です。

外見もさることながら、コミュニケーションもろくに取れないような男女も少なくなく、またそんな男女たちが数々の不幸エピソードを握りつつ、他人をジャッジしていくというダークな雰囲気が漂います。

ある者は多額の借金を抱え、ある者は服役経験があり、ある者は整形を重ね、またある者はAV女優だったりします。

そしてまた自分のタイミングではなく、主催者側のタイミングでそれぞれの秘密が他の参加者に暴露され、「さああなたはそれでもあの人のことを好きになれますか?」と究極の難題を投げつけます。

やっぱり人の不幸は蜜の味なのか企画自体は十分に面白いし、人間の建前と本音がもろに見えるのがいいですね。

「僕は職業差別はしません」とか断言していた男が「会社の立場上、AV女優とは付き合えません」とか言い出したりするところなんかは人間らしいです。

その一方で参加者が「傷」を発表する場面以外は若い男女がかみ合わないポンコツな会話を繰り広げているだけで面白味と展開が少ないです。

それに参加者の中で「傷」が被ってしまっているのは番組側のミスですよね。AV業界の人が二人もいるし、借金抱えている人も性依存症の人も複数いましたよね。

また、数々の壮絶なエピソードの持ち主たちの中でバツイチを「傷」として紹介されてもインパクトに欠けます。性同一性障害なんですっていう告白の後に「実は私、離婚したことがあるんです」って言われてもねぇ。「へぇ」で終わりじゃないですか。

そんなのより、イケメンでカツラの人とか、ヤクザの組長の娘とか付き合うかどうか本気で悩んでしまう、とんでもない人たちだけを厳選しないとダメですね。

僕ですら人生のうちにヤクザの組長の娘だっていう人と二回知り合ったよ。もちろん手は出さなかったけどね。その前にお父さんの写真見せられたから。

この番組の最大のオチは告白後のおまけシーンでしょう。カップル成立したはずの男女が別の日にはもう別れてたり、振られた男がなぜか振った女とくっついていたり、結局大半の人たちはそれほど真剣に番組に参加してなかったというのが判明して笑えます。

真面目にやってた人たちが可哀相になるぐらい、ちゃらんぽらんの奴が多すぎて、あれじゃあ余計に傷が広がるって。

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