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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーは意外性あり!感想とネタバレ

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この記事は 約4 分で読めます。

ストーリー性はあまりないけど、ラストだけは意外性があるヒーロー映画。激強のラスボスをヒーローたちが寄ってたかってリンチしようとしては失敗する話です。43点(100点満点)

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのあらすじ

宇宙誕生以前に存在した6つの特異点が、大爆発によって宇宙が生まれた時に残骸となり、ブルー、レッド、パープル、イエロー、グリーン、オレンジ色に輝く6つのエネルギーの結晶へと姿を変えた。

それらはインフィニティ・ストーンと呼ばれた。伝説によると、6つすべてのストーンが揃うと指を鳴らすだけで全宇宙の半分の生命を滅ぼすほどの力を手に入れられるという。

新天地として地球に向かっていたソー率いるアスガルドの民を乗せた宇宙船を何者かが襲撃した。それは宇宙で最も恐れられる怪人サノスの宇宙船「サンクチュアリII」だった。宇宙のバランスが崩れていると感じたサノスは自分がそれを正常に戻すと信じ、インフィニティ・ストーンを集めるべく行動を開始したのだ。

wikipediaより

>>アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのあらすじを結末まで紹介

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの感想

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」などで知られるルッソ兄弟が監督した、スーパーヒーローSFアクション。これでもかというぐらい大勢のヒーローを集結させた群像劇で、ラスボスが魔法の石を探し回り、あちこちを侵略し、それをヒーローたちが食い止めようとする話です。

主人公はアベンジャーズというより、ラスボスのサノスですね。そのサノスがこの世に6つ存在するインフィニティ・ストーンを集めることで宇宙を滅ぼすことができるようになる、という設定はフリーザが7つあるドラゴンボールを捜し求めて地球やナメック星を侵略していくのとほとんど同じですね。

そんなドラゴンボール的背景に今流行のゲーム的CGの世界とスタートレック的(B級映画的)SF要素を加えたのがこの映画で、敵キャラはほぼほぼフルCGで描かれています。

ヒーロー映画って回を重ねるごとに実写である必要性が失われていっていますよね。CGをあんなに使うならそもそもコミックから実写化する必要あるのって話なんですよ。だったらアニメでいいじゃん。

そのうちコスパがいいからって俳優すら雇わなくなって敵も味方もフルCGになる可能性がありますね。つまんないなぁ。

物語はラスボス、サノスが行く先々が戦いの舞台になるので場所がコロコロ変わり、ニューヨークになったり、タイタンになったり、ワカンダになったりと忙しいです。

そしてあまりにも大勢の人たちが色んな場所であれこれしようとするもんだから見ていて落ち着かないし、詰め込みすぎ感が半端なく、それでいて中身がほとんどないのがさすがアメコミですね。

見せ場といえばワカンダでのバトルシーンでしょうか。ヒーローたちがそれぞれ個々のスーパーパワーを発揮しながら一体何匹いるんだよっていう敵のモンスター部隊と戦うシーンは迫力があってゲームっぽくていかにも子供受けしそうです。

また、「X-MEN・アポカリプス」、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」、「ジャスティス・リーグ」などの最近のヒーロー大集合ものと比べると、ラストが謎を残した余韻のある終わり方をしているのはよかったですね。ヒーローたちがラスボスを倒してめでたしめでたし、というハッピーエンドにしていない点では意外性がありました。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのネタバレ

アベンジャーズとの戦いの末、サノスは6つのインフィニティ・ストーンを揃えてしまいます。同時にソーの斧による攻撃で深い傷を負います。

しかしサノスはインフィニティ・ストーンの力を使ってテレポートし、その場から逃げることに成功します。するとアベンジャーズをはじめ、人々が次々とチリとなって消えていくのでした。

自分の望みをかなえたサノスは太陽が沈んでいくところを崖から悲しそうに見つめて物語は幕を閉じます。果たして宇宙はこのまま滅びるのか。それとも、、、、といった感じの終わり方が悲劇的で逆によかったです。

これからヒーローものは全てヒーローが負けて終わるぐらいのほうがちょうどいいぐらいかもしれません。いつもやられてばかりで、なかなか勝てないヒーローたちを応援するっていう方向性も悪くなさそうです。

コメント

  1. 100万回嫌われた人 より:

    僕は小学生の頃からバットマンのファンである自称アメコミオタクですが、なぜか映画男さんのアメコミ映画批評には腹が立ちませんw
    今朝、偶然学校が休みでしたので観に行きました。確かに「他の映画」と比べてしまうと中身がないと言うのも否めませんね。ただ、この映画を監督したルッソ兄弟の「キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー」は最高でした。きちんと管理されている社会としてのメタフォーがきいていましたし、原作のキャップ(特にウィンターソルジャー〜リボーンあたり)を現代風に置き換えており、説得力のある映画になっていました。因みに映画男さんは1989年の「バットマン」や1978年の「スーパーマン」など「古き良きアメコミ映画」に対してどのような印象がありますか?

    • 映画男 より:

      昔のバットマンやスーパーマンはCGに頼ってない分、まだ親近感が沸きますね。最近のはゲーム画面を見ているみたいな感覚なので実写映画という感じがしないです。

  2. 甲板にしっこ より:

    CGばっか使うならアニメでいい、は超ナンセンスですね
    CG費用をケチって作った日本の実写映画なんかが好きだというならその程度なんでしょうな

  3. takenok より:

    この映画は10年分のMCUを全部観ないと楽しめないなと思いました
    1からみると物凄くストーリー性があり素晴らしいと思います!

    • 映画男 より:

      10年分も見ないとダメなんですかー。きついなあ、そんな映画。

      • ぺりかん より:

        今までの見てないのかよ。
        過去18作全て観る必要ないけど以前の作品を全く観てないでインフィニティウォーだけ観るなんてナンセンスも良いところ。
        そんな感想や点数なんて誰にも参考にならないし無意味。

        どうしても書きたければ過去の作品を観てからこの映画を観ましょうとでも書いておけば良い。

        文句を言うにしても程度の低い文句じゃ趣味にしたってくだらない

        • 映画男 より:

          インフィニティウォーだけ観た、なんてどこに書いてある? 

          • ぺりかん より:

            10年分見ないとダメなのも分からない程度なら
            ほとんど観てないのとそんなに変わらないだろ。

            ってか話の要点的に他に観た数がゼロかそうじゃないかとか
            そんな部分じゃ無いことくらい分かれよ。

  4. ぽん より:

    この映画の内容を批判するなら全てのMCU映画を見てから言ってください。観てないから中身が無いなどと的外れな批判ができるんです。
    1から観てる自分からしたらアクション、ストーリー、俳優の演技etc…
    どれも完璧の映画でした。
    こんな中途半端な批評しかできないなら
    映画批評辞めた方がいいですよ