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22年目の告白-私が殺人犯ですはプロレス映画!ネタバレと感想

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この記事は 約5 分で読めます。

誰かが暴れて、誰かがそれを止めるというプロレスが延々と続いていく、日本を代表するスーパー低レベルサスペンスドラマ。こんな映画が売れるなんて世も末です。0点(100点満点)

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「22年目の告白-私が殺人犯です」のあらすじ

あ1995年、東京で起きた5件の連続絞殺事件。警察の捜査もむなしく時効を迎え、迷宮入り事件となる。それから22年、マスメディアを前に堂々と自分が犯人だと名乗り出た者が現れた。男の名前は曾根崎雅人。彼の書いた告白本はベストセラーとなり、表舞台へと現れた曾根崎の行動は日本中を翻弄する。

wikipediaより

「22年目の告白-私が殺人犯です」のキャスト

  • 藤原竜也
  • 伊藤英明
  • 夏帆
  • 野村周平
  • 石橋杏奈
  • 竜星涼

「22年目の告白-私が殺人犯です」は映画のレベルに達してない

SRサイタマノラッパー」、「ビジランテ」などでお馴染みの入江悠監督による日本映画のレベルの低さを象徴する作品。

演出や演技が大袈裟で、現実感が全くなく、ご都合主義に溢れた、子供のために作ったような馬鹿馬鹿しい内容に終始します。

とりあえずTVでお馴染みの俳優をキャスティングしておきました、といわんばかりの面子が並び、クオリティーやスケールもTVドラマのスタンダードのままで、映画に進出してしまった印象です。

物語は、連続殺人事件の犯人が時効成立後に名乗り出て、日本中が大騒ぎするといったフリから始まり、多くの恨みを持った人々が彼の命を狙おうとするが、実は彼が犯人じゃなく、真犯人が別にいる、というオチにつながっていくベタベタコテコテの典型的なダメ邦画ミステリーの王道を行きます。

様々な箇所で日本映画を代表するダメ映画っぷりが出ています。例えばこんなところです。

  • 警察がすぐに銃を抜く
  • 登場人物がやたらと大声で叫ぶ
  • 登場人物がやたら暴力的
  • 連続殺人鬼がイケメン

リアリティーをゴミ箱に捨てた映画って本当なんでもありですよね。

そもそも22年前の事件の犯人を名乗る男、曾根崎雅人がなんでこんなに若いんだよって話じゃないですか。こいつが35歳だとしたら、22年前って13歳ですよ。すげえシリアルキラーだな。

そして国民はなぜかそんなことを疑問に持たず、キャーキャー言いだし、曾根崎雅人の追っかけがあちこちに登場し、本は馬鹿売れし、ついには生放送のTV番組にまで出演するというアホみたいな話になっていきます。

さらにTV番組内では実は曾根崎雅人は被害者の恋人で、整形をして、別人として告白本を出版しただけで、真犯人は別にいるなどといったとても大人が受け入れられるレベルの物語ではなくなっていきます。

出版社が何の裏も取らずに告白本なんて出版するわけねえだろって話だし、なんでTV局がユーチューブ動画を流しただけの別人を真犯人としてスタジオに出演させちゃうんだよ。自由すぎるだろ。

この映画って日本テレビを中心とした多くのスポンサー企業が出資して製作されたみたいだけど、もしかしたら日本テレビなら、リアルでもこのぐらいのヘマを平気でやっちゃうのかもしれませんね。

だからリアルでしょ、この映画は!って言うなら、自虐的で面白いんですけど、多分そこまで考えずにマジで作ってこのレベルなのでしょう。

一体何人の大人が議論を交わして、脚本に辻褄を合わせていって、こういう結果になるのかは分かりません。一度会議を覗きに行ってみたいもんですね。

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監督、シリアルキラーがこの年齢っておかしくないですか。どう見ても30代だし、22年前って言ったら10代前半ってことになりますけど。

映画監督
映画監督

馬鹿野郎。最近の殺人鬼っていったら中学生ぐらいが普通なんだよ。それが今の社会の傾向だろうが

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 それってどこのデータを基にしてるんですか

映画監督
映画監督

ネットに決まってるだろ。wikipediaに書いてあったんだよ。 お前、wikipediaも知らねえのか

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では真犯人はどうです? あんなに残酷なことをする奴が、シュッとしたイケメンっていうのができすぎだと思うんですよ

映画監督
映画監督

お前は本当に馬鹿だな。最近のシリアルキラーっていうのはだいたいイケメンなん

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統計かなんかあるんですか?

映画監督
映画監督

法務省のホームページに書いてあるよ。そんなことも知らねえのかよ。

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それと真犯人が海外でひどい目に遭ったからって心の闇を抱えて自分も残虐なことをするようになったっていう理論もよく分からないんですが。

映画監督
映画監督

だからお前はいつまで経ってもAD止まりなんだよ。いいか、海外に行くだろ。強盗に遭うだろ。そしたら悔しいじゃねえかよ。人間だもんな。だから日本に帰ってきたら俺も強盗するかーって普通なるだろ?それと同じ理論だよ。まったくお前には想像力がねえなぁ。

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そうっすよね。普通、なりますよね。やっぱり監督は海外経験とか豊富だから考えることが違いますね。さっすがだわ。

こんな会議によってできた映画、それがこの「22年目の告白-私が殺人犯です」。

コメント

  1. アクション より:

    アナタは本当の本当の本当に映画について何も知らないのですね。そんな方がリアリティー云々を言う方が世も末です。まず、何で殺人鬼がこんなに若いんだよって話ですけど、年齢なんて映画の中で一言でもしゃべりましたっけ?話してないですよね?見た目で判断しているだけです。映画の中の人物の年齢なんて現実とは違うんだからある程度は寛容になって観ないと重要な事が見えなくなりますよ。ってか心が狭すぎです。真犯人の目的に関して分かりにくいと言いますが、根暗な人間について調べ直してから言って下さい。フィクションの映画なんだから、それはそれでリアルじゃなくても楽しむようにしないと、アナタの文句は全部リアルだと高くて、フィクション多めだと低いですね。もうドキュメンタリーだけ観といてください。

    • より:

      アクションさん
      二年前のコメントに返信するのもなんだけど
      人の映画の見方にいちゃもんつけてる貴方の方が心が狭く見えますよ…

    • 映画好きです より:

      大好きな映画です。
      ネタバレになるから、あまり語りませんが、22年前の事件の犯人が本を出しました。
      そこそこ売れるのですが、10万部程度かな。担当編集者に、少ないな!もっと売ってくれ、と言います。
      確かに、これで少ないと思います。僕だったら、300万部は売る自信があります。犯人は、その後、テレビに出て本の宣伝をします。ネタバレになるから、言いませんが、それでも本はなかなか売れません。
      殺人犯人が自らの犯行を告白した本ですら、売れない時代です。普通の本が、売れるはずはありません。
      ネタバレになるから、言いませんが、最後に仲村トオルも本を出します。それがどれだけ売れたかは、語られずに映画は幕を閉じます‼️
      結局、結末は曖昧になり、物語は、
      億男、へと引き継がれ。
      藤原は、どや顔で、認知した子供が五人!とのたまいます。

      あとは、見てのお楽しみ!

  2. モン・サン・ミシェル より:

    会議で決まってたのは韓国映画の「殺人の告白」をリメイクするってことだけだと思いますが…
    「殺人の告白」自体も超絶おバカ映画だったので、真面目に見てしまって御愁傷様という感じですね
    吉本新喜劇に真剣に怒ってる人みたいでなんだか切なくなりました

  3. タラヲ より:

    まあ漫画ですよね、内容は。それにしても現実には犯人おびき出しのためにメディアが一体になってペテンを行なうはできるのだろうか。

  4. 一般人 より:

    藤原竜也の演じる曽根崎は整形後の顔なので若さとかに文句をつけるのは間違いだと思います。
    整形で若く見せることなんていくらでもできるでしょ笑
    あと真犯人はもともと戦場ジャーナリストでその時の事のせいで殺人鬼になったわけで顔とかは関係ないと思います。
    戦場ジャーナリストにイケメンだっているでしょ笑
    しかも日本に戻ってからテレビ出てるんだし顔は良くてむしろ合ってるでしょ笑
    映画男さん本当にちゃんと映画みたか疑うレベルですよ笑
    それか考察力が足りないと思います笑