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素晴らしきかな、人生はラストがひどい!ネタバレと感想

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この記事は 約4 分で読めます。

ありとあらゆる手段を使って泣かそうとしてくる、心にちっとも響かない感動狙いの失敗作。最後に用意しているサプライズも矛盾点が多くいただけないです。33点(100点満点)

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素晴らしきかな、人生のあらすじ

広告代理店の代表として成功してきたハワード(ウィル・スミス)だったが、愛する人を失ったのを機に仕事も私生活もままならなくなってしまう。やがて会社の業績も悪化し、社員たち(ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャ)も気が気ではない。そんな中、ハワードは舞台俳優たち(キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレン)との出会いによって、少しずつ変化していき……。

シネマトゥデイより

読者のにゃあすさんのリクエストです。ありがとうございます。

素晴らしきかな、人生はつまらない

プラダを着た悪魔 」のデヴィッド・フランケル監督による、娘を失くした男の家族ドラマです。

ウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンなど豪華キャストが出演している割にはウィル・スミス以外は存在感が発揮されておらず、あまり自分の仕事をさせてもらえていないといった印象を与えます。

ストーリーはこれでもかというぐらい感動狙いに徹していて、登場人物に娘を失くした男、離婚後娘と口を聞いてもらえない男、不治の病を抱える男などを登場させています。

登場人物それぞれが何か問題を抱えていないとダメだと思ったのか、女性のクレアは高齢で子供ができないキャラみたいなエピソードを最後のほうに付け足していて笑えました。

物語は、娘を亡くしたことが原因でうつ病になり、仕事が手につかなくなった企業幹部のハワードと、倒産の危機に立たされ会社とハワードの健康状態を心配した同僚三人による心のリカバリーを描いていきます。

コミュニケーションもろくに取れず、携帯も解約し、自分の殻に閉じこもっているハワードを見て、正攻法ではとても治すことができないと思った三人は、俳優たちを雇ってハワードのマーケティングポリシーでもある「死」、「時間」、「愛」を演じてもらうことにします。

ハワードは自分が幻覚を見ているのかどうか半信半疑のまま「死」、「時間」、「愛」と言葉を交わし、娘の死に対する思いを少しずつ整理していく、というのがあらすじです。

まず、うつ病の男を前にして、「どうしたらいいかなあ、このままだと会社が倒産しちゃうし、彼の世界に入り込んで対話する必要があるから俳優でも雇うか?」っていう発想に至るのが分かりません。

幹部クラスの人間たちがあんな考えしか持ち合わせていない会社ならどっちみち潰れます。また、ハワードが娘の死を乗り越えるのがテーマなはずなのにときおりほかの登場人物が抱える問題にフォーカスし始めたりするのがいけませんね。

つまりはブレブレの視点で話が進んでいき、そのまま焦点が合わなくなってラストのオチも後付のような仕上がりになっていました。

素晴らしきかな、人生のラストのネタバレ

ハワードは町を自転車でぶらついているうちにある日、子供を失くした親たちの合同セラピーセッションが開かれている会場を見つけます。そこのセラピストもまたかつて娘を失くした女性で、二人は急接近します。

しかしハワードはセラピストに対してもなかなか心を開くことができず、自分の娘の名前すら言うことができません。クリスマス・イブの夜、セラピストの家を訪れると、テレビのスクリーンには自分の娘とハワードが映っているビデオが流れています。

そう、セラピストは実はハワードの妻だったのです。娘の死を乗り越えた二人は手をつなぎながら公園を歩きます。その姿を「死」、「時間」、「愛」が見守り、やがて彼らは一瞬にしてそこから消えていた、というのがオチでした。

サプライズどころとしてはハワードとセラピストが夫婦だった。「死」、「時間」、「愛」の三人は人間ではなかったといったところでしょうか。

ただ、それまでの経緯を見たら、誰もこんなラストでは納得いかないでしょう。なんで夫婦二人して他人面してるのか意味不明だし、ギャラを受け取る「死」ってなんだよって感じです。

こんなんでいいならハワードは実は女だったとか、なんでもありになるじゃん。最後に「実は~でした」って付け足せばサプライズできると思うなよ。

コメント

  1. 残念さん より:

    とりあえずあなたが視野の狭い人間なんだなってことだけはわかりました。おつかれさまです。

  2. ララランド より:

    いやいや、これは駄作だろ
    奥さんと話してる事すら気付かないってどういう状態なのか説明してくれよ

  3. 映画であり、観客 より:

    どー思うかは十人十色
    表現の自由、問題無い
    私は共感出来る体験を持っておらず、思考のピントが合わなかったが、もし、と倒置法で客観視するとヤバそう
    なので、映画の横幅は広くは無いが、色々考えさせられる点で中々面白いテーマであり表現方法

    映画観て分からないなら、人に教えて貰っても意味無い

    何故なら見てるのに理解できない=脳が対応して無いから
    教えて貰っても理解出来ないはず

    映画なんてそんなモン
    軽く考えれば良い

  4. より:

    勿論意見は十人十色であることは前提に言うが、酷い。
    何が酷いってこのサイトの筆者や他サイトの筆者。
    もう一度見たら?って感じ。
    視野が狭すぎる。
    この映画は最高だ!素晴らしい!とまではならないがこうもひねくれた視点にはならない。

  5. 肉壺 より:

    うざ。笑

  6. peace of cake より:

    友達いなさそうですね。