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ゴースト・イン・ザ・シェルは面白くないダメ映画!ネタバレと感想

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この記事は 約4 分で読めます。

スノーホワイト」のルパート・サンダーズ監督による日本の漫画の実写映画。ファンなら当然怒るべきレベルのB級SFで、救いようのない駄作です。19点(100点満点)


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ゴースト・イン・ザ・シェルのあらすじ

近未来。少佐(スカーレット・ヨハンソン)は、かつて凄惨(せいさん)な事故に遭い、脳以外は全て義体となって、死のふちからよみがえった。その存在は際立っており、サイバーテロ阻止に欠かせない最強の戦士となる。少佐が指揮するエリート捜査組織公安9課は、サイバーテロ集団に果敢に立ち向かう。

シネマトゥデイより

ゴースト・イン・ザ・シェルのスカーレット・ヨハンソンがひどい

CGIによる近未来の映像とスカーレット・ヨハンソンのしょぼいアクションシーンに頼り切った失敗作。スカーレット・ヨハンソンが大好きなオタクたちが彼女の殴る蹴るを見て興奮するための映画です。

スカーレット・ヨハンソンがヒロイン役に抜擢された時点でかなりの批判が出ましたが、いざ蓋を開けても批判どおりの不自然な内容でした。

そもそもアクションできない女優にアクション映画のヒロインをやらせる意味が分かりません。絶対こいつ運動神経鈍いだろという動きばかりで、走り方とかまじで笑えます。

ムチムチのボディースーツ、高層ビル、3D広告のダサさといったらなく、原作の漫画を参考にしたというより、他のSF映画を参考にしているのがミエミエで手抜き具合が舐めてますね。ハリウッドが都市を舞台にしたSF映画作るとどうしてもブレード・ランナーかマトリックスになるのが不思議です。一回、そこから離れようよ。

ゴースト・イン・ザ・シェルの北野武は全セリフ日本語

荒巻大輔を演じた北野武のセリフがなぜか全て日本語で、ほかの登場人物は普通に彼と英語で話します。しかしそれについては一切劇中では触れられぬまま強引な設定で押し切ろうとします。

だって未来だから。だってテクノロジーがあるから、とでも言いたいんでしょうか。実情は70歳を過ぎた北野武に長い英語のセリフを覚えさせるのが大変だから仕方なくそうしたんじゃないかのかと想像してしまいます。でも彼がいないと日本映画のアイコン的存在に欠けるという大人の裏事情が見え隠れしますね。

荒巻大輔以外にもちょくちょくエキストラが日本語を話すんですが、もうどっちかにしろよって思いましたね。

ゴースト・イン・ザ・シェルの桃井かおりは全セリフ英語

それに対し、ハイリ役を演じた桃井かおりは全セリフ英語で頑張っていました。それはいいとして、ハイリ(桃井かおり)の娘がモトコ(スカーレット・ヨハンソン)なんだってさ。もうなんでもありだな。

娘が白人なら親も白人にすればいいのに中途半端に日本を出そうとしてくるから、チグハグになるんですよ。街並みも東京をイメージしているのか、ニューヨークなのか、香港なのかごちゃごちゃで、ところどころ中国っぽくなってるのは相変わらずですね。

終盤にモトコが自分の名前を聞かれるシーンがあるんですが、スカーレット・ヨハンソンは「モートーコゥー」とか言ってましたもんね。お前は自分の名前も発音できないのかよ。

あれでスカーレット・ヨハンソンが両目にテープでも貼って、細目のアジアンメイクとかしてくれたら、もっと批判が殺到して、笑えたんですけどね。

ゴースト・イン・ザ・シェルのストーリーは脈略がない

2時間弱の間に色々な話を詰め込もうとしたばかりにストーリーはだいぶ薄っぺらく仕上がっています。序盤ではクゼ・ヒデオを悪として描き、少佐が彼が追う展開が続き、クゼ・ヒデオが実は被害者であることを知ると、裏で悪事を操っていたカッターを追い詰める話に切り替わります。

つまりは真犯人探しの物語で、その間にB級のシューティングアクションがちょこちょこ紛れ込んでくるに過ぎません。

劇中に起こる出来事のほとんどが必然性も脈略もなく唐突に起こり、風俗嬢みたいな黒人女性と少佐(スカーレット・ヨハンソン)の絡みのシーンとか全く必要ないじゃないですか。あれはお色気シーンのつもりなんですか?

そのシーンも含めて見せ場のシーンを全て予告動画で流してしまってるんもんだから、本編の映像が余計にしょぼく感じるでしょう。

どうせあんなにスカーレット・ヨハンソンをゴリ押しするならボディースーツじゃなくて、全裸でアクションシーンをやらせるべきでしたね。タイトルも「キャット・イン・ザ・シェル」とかでいいでしょ。

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>>ゴースト・イン・ザ・シェルの海外の感想と評価が酷すぎて笑える!

コメント

  1. まる より:

    実写版と言われている通り、元は攻殻機動隊のアニメ映画バージョンを実写化しているので、ストーリーラインとかなぜ香港で撮影したのかを問うならオリジナルが何故そもそも香港をモデルにして描いたのかを先に問うべきでは..? 個人的には香港で人生の半分を過ごしてきたのでうちの近所とかがCGで凄いことになってて面白かったですけどね!

  2. 映画は真面目に観ろ より:

    >娘が白人なら親も白人にすればいいのに

    親が日本人である理由は劇中でちゃんと説明してあったのに、そのシーンを見逃したのかな?それとも後半寝てた?

  3. JK より:

    30分程で映画館を出ました。
    他にも帰ったお客さんがいました。
    冒頭から駄作感の匂い満載です。
    表面的なカッコつけばかりで中身ゼロです。

    • 映画男 より:

      JKさん

      30分で映画館を出る勇気と行動力はすごいですね。大抵の人はつまんなくてもずるずる見てしまいますからね。

  4. かつお より:

    親が白人だったら、
    義体であることが強調されなくなって、
    むしろ演出として間違ってる。

    だからその点はツッコミどころではない。

  5. 通りすがりの より:

    誘拐されたて別人にしたかったのに元の顔と同じにしちゃダメでしょ。
    世界で一般的な顔にしなきゃいけなので白人でいいのでは?

    逆に繁華街の世界観は、士郎正宗原作をうまく表現してます。

  6. 映画好きです より:

    見ました‼️
    最高峰映画ですね。
    これは、こうかくきどうたいの実写映画ですね。
    ネタバレになるからなかなか言えませんが、近未来です。
    冒頭は、ビートたけしの指揮である場所を襲撃します。
    FRIDAYに突入したスカーレットヨハンソンは、脳手術を受けて、脳を100%使いきる事ができます。
    FRIDAYを無事、ぶっ潰したヨハンソンですが、黒幕の存在を感じて、桃井かおるを訪ねるところが、ある意味で、この映画の山場と言えるでしょう。山王会の裏切りで、襲撃を受けたビートたけしは、ヨハンソンとてを組むことになりますが、あとは見てのお楽しみです。