スポンサーリンク

映画SING/シングは子供にはおすすめ!ネタバレと感想

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約4 分で読めます。

SING/シング

劇場オーナーのコアラが、街の動物たちを集めて歌唱コンテストを開く様子を描いたコメディーアニメ。子供にはおすすめできるけれど、大人にはそれほどでもない映画です。48点(100点満点)

スポンサーリンク

SING/シングのあらすじ

劇場を運営するコアラのバスター・ムーンは、以前は活気のあった劇場に輝きを取り戻すべく、世界最高の歌唱コンテストをプロデュースしようと考える。感傷的に歌うハツカネズミや、内気なゾウ、25匹も子供がいるブタ、パンクロッカーのヤマアラシらが会場に集結し……。

シネマトゥデイより

>>SING/シングのあらすじとストーリーを徹底解説

SING/シングの感想

ミニオンズ」や「ペット」でお馴染みのイルミネーション・エンターテインメント製作によるミュージカルアニメ。「SING/シング・ネクストステージ」へと続く第一弾です。

テンポが良く、選曲のセンスが冴えていて、音楽シーンとストーリーシーンのつなぎもスムーズでした。

一方でストーリーは読めてしまうし、メッセージ性に欠ける作品なので、鑑賞後に残るものはなく、もう一度見たいとも思わないでしょう。

なにより動物を擬人化し、可愛らしさとユーモアを加えて、感動を作る、というプロットはすっかりパターン化していますね。「ズートピア」にしても、「ファインディング・ドリー」にしてもストーリーにこそ違いがあれど、狙いは同じです。

人間のキャラクターにやらせたら普通なことも、動物のキャラクターにしただけで笑いが起こったり、可愛くなったり、という効果があるのはすでに様々な作品が証明済みです。

言い換えるとこの手の動物アニメの世界観に新鮮さはなく、それでもある程度売れてしまうから、次々と同類の映画が作られるのでしょう。人間がやることを、動物にやらせればいいだけなのでアイデアがなくなることもないし。

物語は言葉を話す個性的な動物たちが賞金獲得を目指して歌唱コンテストに参加する姿をコミカルにつづっています。主人公は、売れない劇場を経営するコアラのバスター・ムーン。経営に行き詰ったバスター・ムーンは、ある日名誉挽回のために誰もが自由に参加できる歌唱コンテストを開くことを思いつきます。

最初は賞金を1000ドルにするはずだったのが、秘書が間違ってゼロを加えてしまったために10万ドルになり、これを聞きつけた街中の動物たちがこぞってオーディションに参加するために劇場につめかける、というのがあらすじです。

メインのキャラクターは、ミュージシャンを目指すヤマアラシ、あがり症のゾウ、子育てに忙しい主婦の豚、ギャングのゴリラ、自信家のハツカネズミなど、普段はさえない生活をしていながらも音楽をこよなく愛する動物たちで、それぞれのキャラが分かりやすく、個性的なので子供には問題なく受けるでしょう。

これらに加えて怪しい日本語を話し、きゃりーぱみゅぱみゅの音楽が大好きなタヌキたちをはじめとする脇役キャラたちが笑いを誘います。

>>SING/シングの登場キャラのプロフィールと出演キャスト一覧

見所はやはり終盤の歌唱シーンでしょうか。それまで細切れに音楽を流していたのが終盤になると、曲を丸々流してライブ感とクライマックス感を演出していました。

しかし参加者が多いので、音楽を聞かせるシーンの連続になるとさすがにダレますね。この映画の代表曲ともいえる、耳に残るオリジナルテーマ曲が一つでもあったら、もっと良かったんですんけどね。

そこそこ笑えるシーンもあるし、キャラクターも可愛いんですが、どちらの面においても「ミニオンズ」には敵いませんでした。強いていえばアホらしさが足りなかったです。動物の中にもっとぶっ飛んだ奴がいないと。

>>SING/シングの海外の評価と感想まとめ

>>SING/シングの声優吹き替えキャスト一覧

コメント