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ロンドン・ブルバードは会話が寒い!ネタバレと感想

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london

コリン・ファレルがやたらと格好つけてるだけで、見所がどこにも見つからない駄作。恋愛ものにしたいのか、ギャング映画にしたいのかもどっちつかずで、とにかく脚本がいけてない映画。11点(100点満点)

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ロンドン・ブルバードのあらすじ

3年の刑期を務め上げて出所したミッチェル(コリン・ファレル)は、二度と塀の中には戻らないと心に誓う。

裏社会とのつながりを断つためにもまともな仕事を探していた彼は、偶然元女優のシャーロット(キーラ・ナイトレイ)のボディーガードに採用される。だが、ミッチェルの活躍がギャングのボス(レイ・ウィンストン)の目に留まり……。

シネマトゥディより

にゃあすさんのリクエストです。ありがとうございます。

ロンドン・ブルバードの感想

ウィリアム・モナハン監督によるセンスのない人間ドラマ。

コリン・ファレルといい、キーラ・ナイトレイといい、この二人って面白い映画に出たことないんじゃないかって思える二人が出ています。まさに悪夢の共演です。

この二人ってブラッド・ピットとナタリー・ポートマンとかぶっている感じがするんですよね。格好つける役と、美人役といった当たり障りのない役しかやらないっていう点で。

この映画ではそんなコリン・ファレル扮する元囚人のミッチェルが、キーラ・ナイトレイ扮する女優のシャーロットのボディーガードをすることになって、やがて予想どおり恋に落ちて、愛し合って、別れてっていうけじめのない関係を築いていくんですが、ストーリーは別にそこにフォーカスされているわけでなく、それと平行してホームレスの友人を殺害した若者を追う、というギャングストーリーが割り込んできます。

恋愛エピソードも適当なら、ギャングストーリーも適当で、散々大騒ぎしていたミッチェルがいざ犯人を見つけても何もしなかったり、登場人物の行動が意味分からすぎて呆れてきます。

そのうちミッチェルがギャングのボスから目を付けられて、命を狙われるんですが、その理由もはっきりせず、ただなんとなく仲間割れして、なんとなくお互いが嫌いだから、殺し合いをするといった感じでした。終始、動機が不明でしたね。

意味不明な人でも話すことが面白かったら魅力的なのと同じで、こんな駄作でも脚本さえ良かったら、まだもっとましな映画になっていたことでしょう。でも肝心な会話がつまらないんですよ。僕が王様だったら会話がつまらない奴は禁固刑にしますよ。

「あなたは暴力が好きなの?」

「俺は傷つけられる前に傷つけるだけさ」

なんすかこの会話。サブサブじゃないですか。懲役2年6か月!

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