スポンサーリンク

アポカリプトは追いかけっこ映画!感想とネタバレ

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約3 分で読めます。

apocalyptos

いいインディアンと悪いインディアンが追いかけっこをする話で、ほとんどストーリーがなく、あまりにもシンプルに作られている何も考えたくない人が見る映画。42点(100点満点)

スポンサーリンク

アポカリプトのあらすじ

誇り高き狩猟民族の血を受け継ぐジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は、妻や仲間とともに平和な暮らしを送っていた。ところが、ある日、マヤ帝国の傭兵による襲撃を受け、仲間とともに都会に連れ去られてしまう。そこで彼らを待ち受けていたのは、干ばつを鎮めるためにいけにえを捧げる儀式だった。

シネマトゥディより


読者のRyoさんのリクエストです。ありがとうございます。

アポカリプトの感想

俳優としても有名なメル・ギブソン監督の映画です。メル・ギブソン監督は、「パッション」、「ブレイブハート」など、とにかくお金をかけた分かりやすい大作を作りますね。大衆の心を掴むし、興行的にいつも成功するのはすごいです。

パッション [DVD]
トーホー(TOHO)
¥6,157(2024/11/21 17:46時点)
ブレイブハート<1枚組> [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥2,096(2024/11/21 17:46時点)

ただ、冷静にストーリーを見つめると、ただの馬鹿アメリカンアクションで、近代のカーアクションを原始風にしただけですね。「マッドマックス」の車がないバージョンといった感じです。

物語は、森林で平和に暮らす民族をある日、悪い別の民族が襲い、奴隷にしていけにえとして王様のところへ連れて行き、途中で主人公が逃げ出す、というただそれだけの話を何時間も引っ張りまくります。

決して記憶に残る映画ではないし、学びを得られたり、考えさせられたりする映画でもありません。それでもアクション映画としていちおうは見られるところまでに仕上げているので、好きな人は好きな映画でしょうね。

インディアンたちをすごく適当に善玉と悪玉に分けているところなんかは相変わらずの幼稚な手法で、野蛮人に描いているところはさすがハリウッド映画という感じですね。一応マヤ語を話させているようですが、あれもどこまで正しいマヤ語なのかはわかったもんじゃありません。

違う部族とかも一緒くたにしてインディアンはみんな同じ言語を話しているという認識なのかな? 主人公がジャガーに追いかけられてるシーンはさすがに笑えましたね。どんだけワイルドなんだよって。

ラストは、白人がアメリカ大陸にやってきて幕を閉じますが、あんな終わり方をするなら続編を作らないとだめですね。

今度は白人がインディアンを襲う映画にして、白人のほうがよっぽどタチが悪かったというストーリーでお願いします。

>>「アポカリプト」はHuluで視聴できます。

コメント

  1. Ryo より:

    リクエストに答えて頂きありがとうございます!!
    最近見てなかったのでまた見てみようと思います。
    僕は結構ハラハラした記憶があって、なかなか好きでした。
    ただ映画男さんの文句が見当たらなかったので、お願いしちゃいました。
    また何かありましたら、リクエストさせて頂きますので、
    宜しくお願い致します。

    • 映画男 より:

      Ryoさん

      リクエストありがとうございました。確かにこの映画はハラハラが一番の見所ですね。

  2. mebon より:

    ご存知かもしれませんが、この映画は町山智浩が「裸のジャングル」のパクリだと批判していました…

    • 映画男 より:

      mebonさん

      パクリ、引用、モチーフ、インスパイアなど線引きは難しいですよね。丸パクリはさすがにダメですが、一部分のモチーフぐらいなら問題ないんじゃないでしょうか。たとえパクったとしても、内容が面白くて、オリジナルを超えていたら、誰も文句は言えないでしょう。問題はパクッてさらに面白くない映画だと思います。この映画の場合はどうなんでしょうかね。

  3. より:

    適当なこと言わないほうがいいですよね。
    ちなみにマヤ語自体はまだ使っている人いるし。
    適当に映画作ってないよ。
    当時のことをリアルに描いた映画だと思うけどね。
    ククルカンとかチャークが出てくるあたりはちゃんとしてるなと思ったし。生贄の儀式自体もリアルに描いてるかなって思うけど?
    ただ何も知らずに観てるから面白くないんでしょう。

  4. ななしん より:

    映画男さんはじめまして
    前にDVD借りて見たのを思い出しました!
    一番ハラハラしたのは、最初の狩のシーンで倒した獲物のイノシシ?の内蔵を生で食べるとこでした
    やべえよ寄生虫やべえよ…と思ってしまった
    実際に食べる部族とかいたんですかねえ
    最後のスペイン船はカッコよかったなー
    でも悪いインディアン達といえど、これからスペイン人に超絶フルボッコにされるんだと思うとかわいそうでした

    この程度の頭なんで、自分は70点分くらい楽しんじゃいました
    今後もズバズバの文句楽しみにしてます!

  5. アオヤンマ より:

    主人公を追いかけていた悪党達が会ったのは、船で寄せる白人達だった。
    悪党達がビビってた。

    これが、メルギブソンが最も言いたいことで、インディオどもの生贄ばか世界を、白人達が変えてやった。
    この瞬間が、それの始まりだ。と、それが言いたくて、インディオの野蛮さを面白く描いたなと。
    白人至上主義。
    だとすれば、さすがだメルギブソン。
    と、勝手に思ったのを覚えてます。

  6. よね より:

    同感。インディアンは野蛮でキリスト教白人に滅ぼされる定めという、白人至上主義の世界感が出まくりですね。白人たちも大西洋奴隷貿易で奴隷を散々こき使って死なせてるの事実はどうなのっていう。