「メイズ・ランナー1」より数倍ひどい、迷路は一体どこ行った?と言いたくなる、ゾンビ映画。ただ登場人物が走ってるだけなので、「ランナー」というタイトルのほうが似合っている超駄作。1点(100点満点)
あらすじ
謎の巨大迷路の出口を発見したトーマス(ディラン・オブライエン)たちだったが、外の世界に出た彼らを今度は砂漠の迷宮が待ち受けていた。命の危険を感じずにいられない灼熱(しゃくねつ)の気候と、あちこちに仕掛けられたトラップと闘いながら彼らは走り続ける。やがて、トーマスは禁断の事実を知ることとなり……。
シネマトゥディより
文句
パート1の世界観をぶち壊して、急にゾンビ映画と化す「ワールド・ウォー Z」を彷彿させる物語です。パート1はまだ独自の設定の中で迷路の中を走り回る、というテーマがはっきりしていて、駄作ではあったものの、まだなんとか見られる娯楽性が残っていました。
それに比べてこのパート2は、もう見れたもんじゃないです。登場人物が走り回る肝心の舞台が施設内だったり、砂漠だったりして、あまりにも普通だからです。それに加えて物語にゾンビを投入してくるという恥知らずな演出は誰が許可したんでしょうか。パート1のときはエイリアンで今回はゾンビって、どれだけ図太いんだ、この監督は。
パート1からこの監督はずっとパクリ路線を走っているので、ある意味路線変更はしていないとも言えます。パート3ではバンパイアが出てきても驚く人はいないでしょう。最初から3部作などと大きく出たことを今になってプロデューサーたちは後悔しているかもしれないですね。いっそのことこのまま完結しないで終わる、というのも全然いいと思います。「メイズ・ランナーたちが走り去ってしまったので、これ以上続編は作れません」とか言ってね。
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コメント
はじめまして。
いつも楽しく見させていただいてます。
さて、メイズランナーですが、1は劇場で観ました。
私は普通に楽しめましたが、終盤で外界の存在が明らかになり、予告編を観て続編はダメだこりゃ感で胸がいっぱいになりましたが、やっぱりダメだったんですね。
先日鑑賞した「あの日の声をさがして」「ナイトクローラー」は立て続けに良作でした。
このブログで50点以上であれば僕はOKみたいです(笑)
では。
catsさん
コメントありがとうございます。実は僕の中でも50点というのがひとつのラインでもあります。そのあたりをふまえて文句を読んでいただけるとありがたいです。
なんでこんなくだらねえ映画作るんだろと、絶対観ないリストに載せる映画です。そんなリストはないけれども。
1も2も観ないし、観なくて良かったことを理解しました。観ません。
私は少年たちが大勢いて頑張ってるだけで楽しいですw
メイズシリーズは1も2も3も好きですw
関係ないですが少年たちが殺戮しあう蠅の王も好きです。