日本アカデミー賞とかいう誰得映画祭受賞作品。ほかの作品がもっとひどいから仕方なくこれを選ぶしかなかった、というレベルの映画です。39点
映画新聞記者のあらすじ
日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育った東都新聞記者の吉岡のもとにある日、匿名で極秘情報が届く。そこには内閣府が認可し、民間企業に経営を委託するという大学新設の計画が書かれていた。
日本で大学を作るのは文部科学省の管轄のはずなのに、内閣府が関わっていることに疑問を持った吉岡は同件を調査していく。
一方、内閣情報調査室官僚・杉原は、現政権に不都合なニュースをコントロール仕事を任せられていた自分の仕事に葛藤を覚えていた。
ある日、杉原は、外務省時代の恩師神崎と久々に再会し、近況を話し合う。神崎は、杉原と一緒に大使館で働いていた時代に不正の責任をかぶった過去があった。そんな神崎は杉原との会食後、なぜ自ら命を絶ってしまう。
まもなく杉原は自分が勤める内閣情報調査室が神崎をマークしていたことを知り、なぜ神崎が自殺したのか独自に捜査し始める。
杉原は神崎の葬式で、大学新設計画の件を取材していた東都新聞記者の吉岡と出会い、二人が偶然同じ事件の真相を追っていたことに気づき、協力することになる。
映画新聞記者のキャスト
- シム・ウンギョン
- 松坂桃李
- 本田翼
- 岡山天音
- 郭智博
- 田中哲司
映画新聞記者の感想と評価
日本アカデミー賞とかいう誰得映画祭受賞作品。ほかの作品がもっとひどいから仕方なくこれを選ぶしかなかった、というレベルの映画です。39点
映画新聞記者のあらすじ
日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育った東都新聞記者の吉岡のもとにある日、匿名で極秘情報が届く。そこには内閣府が認可し、民間企業に経営を委託するという大学新設の計画が書かれていた。
日本で大学を作るのは文部科学省の管轄のはずなのに、内閣府が関わっていることに疑問を持った吉岡は同件を調査していく。
一方、内閣情報調査室官僚・杉原は、現政権に不都合なニュースをコントロール仕事を任せられていた自分の仕事に葛藤を覚えていた。
ある日、杉原は、外務省時代の恩師神崎と久々に再会し、近況を話し合う。神崎は、杉原と一緒に大使館で働いていた時代に不正の責任をかぶった過去があった。そんな神崎は杉原との会食後、なぜ自ら命を絶ってしまう。
まもなく杉原は自分が勤める内閣情報調査室が神崎をマークしていたことを知り、なぜ神崎が自殺したのか独自に捜査し始める。
杉原は神崎の葬式で、大学新設計画の件を取材していた東都新聞記者の吉岡と出会い、二人が偶然同じ事件の真相を追っていたことに気づき、協力することになる。
映画新聞記者のキャスト
- シム・ウンギョン
- 松坂桃李
- 本田翼
- 岡山天音
- 郭智博
- 田中哲司
映画新聞記者の感想と評価
「青の帰り道」、「7s」、「ヤクザと家族」、ドラマ「新聞記者」の藤井道人監督による社会派サスペンスドラマ。望月衣塑子の同名ベストセラーを基にした映画です。
尊敬する上司がなぜ自殺したのかを調べていくうちに政府の陰謀にたどり着くというプロットになっていて、モリカケ問題や伊藤詩織の件を連想させつつ、情報や真実が政府によって操作されている日本のいびつな状況を伝えています。
結論からというと、全然面白くないですね。まず、エンタメ度が低く、ジャーナリズムものには欠かせない真実を暴いていく爽快感とドキドキがないんですよ。
ジャンル的には「スポットライト」や「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」などと同じ路線ですが、まあ足元にも及ばないよね。
どうせなら完全な実話を基にした話にすればいいのに中途半端に実際の出来事とフィクションを絡めているから、詰めが甘くなっている印象です。
まず、設定に問題がありますね。シム・ウンギョン扮する日本人と韓国人のハーフ、吉岡をアメリカ育ちにする必要が全くないじゃないですか。
それもわざとらしく英語で話すシーンを一つ用意していて、その短いシーンだけで英語レベルがアメリカ育ちじゃないことがバレてしまってるのが笑えます。逆効果にもほどがあるだろ。「シン・ゴジラ」の石原さとみを思い出しました。あれならまだ韓国育ちにしたらよくないか?
どうでもいいけど、シム・ウンギョンって韓国映画界の至宝なんですか?公式ページにそう書いてありますよ。ちなみに松坂桃李は「人気実力ともNo.1」とか書かれてて、むしろそっちの真実を追求したほうがいいじゃないかと思いました。
オチもどうしようもないですね。ジャーナリズムを描いていくなら国家機密レベルの話にしないと、インパクトが薄いと思ったのか、大学新設は日本政府が生物兵器を秘密裏で開発するための施設だった、という展開になっていて、日本がまるで中国みたいな描かれ方をしているのがギャグですね。
そのくせスケールの小ささが目立ちます。全員身近な人たちが重要な証拠を握っていて、登場人物の行動範囲が狭く、大して取材やリサーチせずに真実が簡単に解明していくのがダメですね。
今の時代にFAXでリーク情報を送ってくるという時代錯誤もなかなかなもんだし、神埼の後任の都築の部屋に杉原が忍び込んだときに鍵もかかっていないところに重要機密書類が保管されてるとかありえないでしょ。
そもそも本人不在の中、来客がなんで部屋の中で待たせてくださいって言う言い分が通るのが分からないんですよ。セキュリティーガバガバだろ。
ビジュアル的にも暗くて無機質な絵の連続だし、ほぼほぼシム・ウンギョンと松坂桃李が困っている顔をしているのを見るだけじゃないですか。なんであの二人はいちいちためてからセリフを言うんですか? あの間がじれったいんだよなぁ。
どうせなら視聴者を楽しませるためにちゃんと二人にラブシーンをさせないと。それぐらいのサービス精神を見せろよ。
杉原が奥さんの妊娠中に「育休」宣言したうえで、出産前後に不倫したらいいじゃないですか。そしたら宮崎謙介衆議院議員の件とも絡められてなお良かったと思いますよ。
なによりこのストーリーの最大のプロットホールは、一見国家のトップレベルの機密を追いかけているようでいて、杉原も吉岡もいたって個人的な感情と目的のうえで動いてるところですね。
杉原は上司の神埼が好きだったから真相を追いかけているんだし、吉岡も自分の父親が神埼と同じ目に遭わされているからやけになって取材してるんでしょ?国の不正を暴こうという話なのに、自分たちが一番私情を持ち込んで仕事してるじゃん。
ラストもなんで杉原が青ざめた顔してたのか分からないんですよ。自分の職場、立場に背いて告発するんだったら、ああなることは最初から見えてたでしょ。潔く転職すればいいじゃん。帰りしなにフロムエー買って帰れよ。
「新聞記者」の藤井道人監督による社会派サスペンスドラマ。望月衣塑子の同名ベストセラーを基にした映画です。
尊敬する上司がなぜ自殺したのかを調べていくうちに政府の陰謀にたどり着くというプロットになっていて、モリカケ問題や伊藤詩織の件を連想させつつ、情報や真実が政府によって操作されている日本のいびつな状況を伝えています。
結論からというと、全然面白くないですね。まず、エンタメ度が低く、ジャーナリズムものには欠かせない真実を暴いていく爽快感とドキドキがないんですよ。
ジャンル的には「スポットライト」や「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」などと同じ路線ですが、まあ足元にも及ばないよね。
どうせなら完全な実話を基にした話にすればいいのに中途半端に実際の出来事とフィクションを絡めているから、詰めが甘くなっている印象です。
まず、設定に問題がありますね。シム・ウンギョン扮する日本人と韓国人のハーフ、吉岡をアメリカ育ちにする必要が全くないじゃないですか。
それもわざとらしく英語で話すシーンを一つ用意していて、その短いシーンだけで英語レベルがアメリカ育ちじゃないことがバレてしまってるのが笑えます。逆効果にもほどがあるだろ。「シン・ゴジラ」の石原さとみを思い出しました。あれならまだ韓国育ちにしたらよくないか?
どうでもいいけど、シム・ウンギョンって韓国映画界の至宝なんですか?公式ページにそう書いてありますよ。ちなみに松坂桃李は「人気実力ともNo.1」とか書かれてて、むしろそっちの真実を追求したほうがいいじゃないかと思いました。
オチもどうしようもないですね。ジャーナリズムを描いていくなら国家機密レベルの話にしないと、インパクトが薄いと思ったのか、大学新設は日本政府が生物兵器を秘密裏で開発するための施設だった、という展開になっていて、日本がまるで中国みたいな描かれ方をしているのがギャグですね。
そのくせスケールの小ささが目立ちます。全員身近な人たちが重要な証拠を握っていて、登場人物の行動範囲が狭く、大して取材やリサーチせずに真実が簡単に解明していくのがダメですね。
今の時代にFAXでリーク情報を送ってくるという時代錯誤もなかなかなもんだし、神埼の後任の都築の部屋に杉原が忍び込んだときに鍵もかかっていないところに重要機密書類が保管されてるとかありえないでしょ。
そもそも本人不在の中、来客がなんで部屋の中で待たせてくださいって言う言い分が通るのが分からないんですよ。セキュリティーガバガバだろ。
ビジュアル的にも暗くて無機質な絵の連続だし、ほぼほぼシム・ウンギョンと松坂桃李が困っている顔をしているのを見るだけじゃないですか。なんであの二人はいちいちためてからセリフを言うんですか? あの間がじれったいんだよなぁ。
どうせなら視聴者を楽しませるためにちゃんと二人にラブシーンをさせないと。それぐらいのサービス精神を見せろよ。
杉原が奥さんの妊娠中に「育休」宣言したうえで、出産前後に不倫したらいいじゃないですか。そしたら宮崎謙介衆議院議員の件とも絡められてなお良かったと思いますよ。
なによりこのストーリーの最大のプロットホールは、一見国家のトップレベルの機密を追いかけているようでいて、杉原も吉岡もいたって個人的な感情と目的のうえで動いてるところですね。
杉原は上司の神埼が好きだったから真相を追いかけているんだし、吉岡も自分の父親が神埼と同じ目に遭わされているからやけになって取材してるんでしょ?国の不正を暴こうという話なのに、自分たちが一番私情を持ち込んで仕事してるじゃん。
ラストもなんで杉原が青ざめた顔してたのか分からないんですよ。自分の職場、立場に背いて告発するんだったら、ああなることは最初から見えてたでしょ。潔く転職すればいいじゃん。帰りしなにフロムエー買って帰れよ。
コメント
これを単に「詰まらない」映画だと決めつけてしまうのは、どうなんでしょうね。
左翼系メディアの「御用監督」作品ですからね。組織票工作で賞とれますよ、それは。
今現在も「ヤクザと家族」とかいう愚にもつかない駄作を上映していますが、上映数日で観客数より多い絶賛レビュー(殆どが一行か二行w)が殺到し、映画サイトを一瞥しただけだと傑作なのか?と勘違いします。
あまりの組織票工作の酷さに、他のレビュアーの書き込みで「いい加減にしろよ」とかいう苦情まで書かれている始末。
このドラマ嘘だらけ。
立憲民主党が与党(安倍元首相)叩き用に作った映画です。
みなさん信じちゃダメですよ。
反政府歌ってる人間がもっと酷い
だから政権が取れない
ここまでスキャンダルある政権から勝ち取れない野党って正直異常だぞ