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スターウォーズ・ファントム・メナスはややこしい!感想とネタバレ

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久々に見直してもやっぱりつまらない人気SFシリーズの序章。話がごちゃごちゃしていて、キャラクター描写が甘いです。41点(100点満点)

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スター・ウォーズ・ファントム・メナスのあらすじ

共和国では腐敗が進み、裏でし烈な権力争いが行われていた。そんな中で通商連合は惑星ナブーへの武力進攻をひそかに開始しようとして企んでいた。

そんなとき紛争仲裁のためにナブーへ二人のジェダイが送られた。クワイガンジンと弟子のオビワンケノービである。

二人はナブー元首アミダラ女王を救出し、ナブーから脱出する。しかし逃走中にスペースシップが損傷したため、無法者ばかりの住む貧しい惑星タトゥイーンに降り立つことに。

そこでクワイガンジンとアミダラ女王の待女パドメは奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーと知り合う。

クワイガンジンはアナキン・スカイウォーカーのフォースの能力が異常に高いことに気づき、主人とレースで賭けをして、アナキン・スカイウォーカーの自由を手に入れた。

レースの賭けで勝ったことにより、アナキンだけでなく、スペースシップの修理パーツもゲットしたクワイガンジンの一行は、惑星コンサルトに向かう。

しかしそのとき大昔に滅びたはずのシスの戦士ダース・モールと遭遇し、命を狙われることになる。

スター・ウォーズ・ファントム・メナスのキャスト

  • リーアム・ニーソン
  • ユアン・マクレガー
  • ナタリー・ポートマン
  • ジェイク・ロイド
  • イアン・マクダーミド
  • サミュエル・L・ジャクソン

スター・ウォーズ・ファントム・メナスの感想と評価

スターウォーズ/クローンの攻撃」「スターウォーズ・シスの復讐」のジョージ・ルーカス監督による、スターウォーズ新三部作の序章。ジョージ・ルーカス本人が監督と脚本を担当した映画で、低いCGI技術に頼り切ったせいで、ストーリー性と人物描写に欠けてしまった作品です。

エピソード9スカイウォーカーの夜明け」でスカイウォーカーストーリーが完結したことでまたシリーズ最初から見直してみようと思った人も少なくないんじゃないでしょうか。僕もそんな一人で久々にまた見ちゃいました。

1999年に公開されてから一度も見直してなかったので、20年ぶりに見たことになります。

改めて見ると、全く話を覚えていない自分がいて、ほとんと初めて見る感覚で見ちゃいました。言い換えるとそれだけストーリーにインパクトがないということです。

それもそのはず、オリジナル三部作と比べると設定や背景がややこしすぎるんですよね。

エピソード4は、帝国軍という悪者がいて、それに対して共和国軍というヒーローがいる、という単純な図式だったから面白かったんですよ。

それに対し、本作では共和国の中で様々な派閥が分かれていて、そのうえで通商連合という組織があったり、またそれを裏で操るシスの存在があったり、惑星ナブーに女王がいたり、ジェダイ評議会というジェダイたちの集まりがあったり、政治的組織が多すぎるんですよ。

あんなにたくさん組織名があったら全体像が見えてこないし、話が頭に入ってこないから。

また、最大のマイナス点は、誰が裏で悪事を働いているかが、オリジナル三部作を見ていたら分かってしまうので、ある意味答えの知っているストーリーを知らないふりして楽しまなければならないようなふしがあるところですよね。

だから前日譚ってだいたいつまらないよね。知ってるキャラクターが登場するっていう親近感こそあっても、サプライズはないでしょ。

ジョージ・ルーカスはこのシリーズを作る前に、果たしてダースベイダーがルークやレイアの父親だった、という以上のサプライズを用意できるのか自問自答しないといけなかったと思うんですよ。

それにさすがに20年以上も現場から離れていた人にメガホンを持たすってやっぱり無理があったんじゃないのかなぁ。進化の速い映画業界でそれだけブランクがあったらきついよね。

ミニチュアや模型を使った撮影で臨場感を実現してきた戦闘シーンを全てCGIに変えたのも大失敗だったのはいうまでもないでしょう。

バトルドロイドはださいし、エイリアンのグンガン人なんて動きも喋りもギャグじゃないですか。

また、初めて登場するキャラたちがあっけなく死んでいくのも話をつまらなくしています。

クワイ・ガンジンなんてかなりの色気のあるダンディなおやじだと思うんだけど、なんですぐに死なせちゃうんですか。エピソード4のオビワンケノービぐらい死なせちゃダメなキャラでしょ。

また、クワイ・ガンジンを死なせるシーンまでにしっかり視聴者が彼に対してなんらかのコネクションを感じていないと死んでも可哀想にも感じないし、悲しくもないですよね。ただただあっけなかったというだけで。

それも全ては人物描写がされていないからなんですよ。だってクワイ・ガンジンのバックストーリーほとんどなかったでしょ。

一方のダースモールにしてもキャラが立っているし、デュアルライトセーバーも個性的なのにわずか数分の登場時間では惜しいですよね。すごくもったいないことをしてるなぁと思いました。

あと最も不自然なのが、後に結婚するパドメとアナキンの年の差じゃないかなぁ。パドメは14歳っていう設定ならもっと子供を起用しないと。アナキンだけ子供だからまるで大人と子供の年の差を感じるんですよ。あの二人が恋愛感情持たないだろ。

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