スポンサーリンク

キングはティモシー・シャラメファンが見たら興奮する!感想

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約4 分で読めます。

ネットフリックスがお届けする、分かりやすくて、見やすい史劇ドラマ。ティモシー・シャラメの女性ファンが見たらキュンと来ちゃうこと間違いなしの作品です。56点(100点満点)

スポンサーリンク

映画キングのあらすじ

イングランドの王子ハルは王位継承に特別興味がなく、城から離れて自堕落な生活を送っていた。

ところが父親のヘンリー4世が病に倒れ、危篤状態になると、王室に戻ざるを得なくなる。

ヘンリー4世は衝突ばかり繰り返し、隣国から敵対視されていた。一度はハルの弟トマスが王位継承する段取りになっていたが、トマスはウェールズの戦で命を落としてしまう。

そんな中、ヘンリー4世が息を引き取り、結局はハルが王座に付くことになった。

こうしてハルはヘンリー5世となり、イングランドの国を治めることに。ハルが王座についてまもなくすると、フランスの暗殺者を名乗る者が逮捕され、尋問を受けた。

すると男は、フランスの王シャルル6世から送られてきたと言った。これを受け、もともとは争いを避けることを好み、平和を望んでいたハルことヘンリー5世だったが、側近たちのアドバイスを聞くうちにフランスに戦いを挑むことを決意する。

映画キングのキャスト

  • ティモシー・シャラメ
  • ジョエル・エジャートン
  • ロバート・パティンソン
  • ベン・メンデルソーン
  • ショーン・ハリス
  • リリー=ローズ・デップ
  • トム・グリン=カーニー
  • トーマサイン・マッケンジー

映画キングの感想と評価

ウォー・マシーン: 戦争は話術だ!」のデヴィッド・ミショッド監督による、シェークスピアの戯曲を基にした欧州時代劇。

平和主義者で権力に無頓着だった青年が若くしてイングランドの王になったのをきっかけに、国を治める者の責任と重圧を抱え、変貌していく様子を描いていきます。

迫力のあるバルトシーンもそこそこありますが、戦いそのものよりもむしろ王子から王についた主人公ハルの成長、そして心境の変化にフォーカスしている印象です。

だからハリウッド時代劇の大作「ブレイブハート」のような特大スケールの戦を目当てに見る映画ではないですね。

それよりも戦争が起こるきっかけや背景、そして裏でイングランドとフランスを戦争へと導こうとする悪人たちの思惑などを描いた作品といえるかもしれません。シェークスピアが元ネタだけに文学的ですね。

とはいえ、イングランド軍とフランス軍によるアジャンクールの戦いは間違いなく本作のクライマックスであり、劣勢だったイングランド軍が用いた戦術なども含めてそれなりにアクションも楽しめるかと思います。

また、若くて未熟なヘンリー5世をめぐって、取り巻き連中が自分たちのメリットのために偽りのアドバイスをしたり、裏切り行為をしたり、あらゆる手段に講じる様子は、人間あるあるでなかなか見ものでした。時代とところ変われど、いまだに同じようなことが政治で繰り広げられてそうですよね。

騙し騙され合いの王室。信用できない側近に囲まれ、窮地に追い込まれるヘンリー5世。そんな中で指揮をとらなければならなくなったら多少暴君になっても仕方ないかな、と思えちゃいました。

一方、マイナス点を挙げるとすれば、2時20分を超える上映時間と、物語が本題に入るまでに時間がかかるところですかね。

話が面白くなっていくのはハルが王様になってからで、そこまで行きつくのに30分かかります。だからせっかちな人は見るのやめちゃう可能性ありますね。

あと、もうちょっとお色気シーンとバイオレンスがあったら、娯楽性も上がってたんじゃないかなぁ、というのが正直なところです。王様なんだから夜のほうももっとやりたい放題してくれないと。

フランスの王女に対しても完全に主導権握られてたし、男たちは権力で黙らせるくせに案外女には弱かったですね。それともフランス女が生意気だっただけなんでしょうか。

それはいいとして、「君の名前で僕を呼んで」や「ビューティフル・ボーイ」などでお馴染みの、本作で主人公を演じたティモシー・シャラメは、この作品でまた一皮むけた感がありますね。

王子から王様になって顔つきが変わっていく様子が分かるし、決戦の前のスピーチでは気持ちが高ぶる様子が伝わってきました。

おそらく物語の中で彼がどんどん逞しくなっていく姿に女性ファンなら興奮しちゃうんじゃないかなぁ。

それにしてもティモシー・シャラメは、若いのにもうすでにゲイの役、ドラッグ中毒の役、そして王様の役などをこなして、次から次へと難しい役に挑戦してますね。だからただの爽やかイケメンボーイとは訳が違うんですよね。

永遠と若者の恋愛ドラマとかに出続けてる日本の俳優たちは見習ったほうがいいよ、まじで。

コメント

  1. ちー より:

    歴史物は難しいイメージがあり苦手なのですが、とってもとっても分かりやすく、重厚で、さすがのNetflixでお金もかかっていて面白かったです。
    無駄な争いはしたくない中でのヘンリーの決断や誰が本当の味方がわからない状況でのヘンリーの心情がよく表れていたように思います。
    ティモシーシャラメは確実な演技ができる美少年ですね。

    確かにビックリするほどお色気シーンなかったですねw
    ティモシーファンへの配慮でしょうかww