アマゾンプライムで配信されている人気お笑いリアリティー。前半面白く、後半になると失速しますが、全体的にはまだ笑える番組です。
ドキュメンタル・シーズン7の出演芸人
- 宮迫博之(雨上がり決死隊)
- たむらけんじ
- ハリウッドザコシショウ
- 小籔千豊
- 後藤輝基(フットボールアワー)
- ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)
- 加藤歩(ザブングル)
- ノブ(千鳥)
- みちお(トム・ブラウン)
- せいや(霜降り明星)
ドキュメンタル・シーズン7のルール
シーズン7ではシーズン6までのルールをそのまま採用しており、特に変更はありませんでした。
- 三回警告カードをもらうと退場(笑い方によっては二回目でもアウト)
- 参加者はゲストを連れて来てもいい
- 退場した者はゾンビタイムで参加者を笑わせることができる
- 制限時間は6時間
- 優勝賞金は1000万円
ドキュメンタル・シーズン7の感想とネタバレ
ダウンタウン松本人志がお届けする芸人バトルロイヤル。10人の芸人がお互いを笑わせるためにありとあらゆる手段を使って戦う、お笑い総合格闘技のシーズン7です。
途中でつまらなくなる時間帯はあるものの、やっぱり人が笑いを我慢しているところを見るのは面白いですね。特にエピソード1、2は純粋に楽しめました。
一方で時間が経つにつれて、芸人のエネルギーが落ちるのか、緊張感がなくなるのか、どんどん笑いのレベルが下がっていくようなところがこの番組にはあって、滑りまくっている状況を長時間見せさせられるつらさもあります。
特に誰が優勝するのを当てる番組でもないし、とにかく笑えればいいので終盤はわざわざ見る必要もないかなあと思ってしまいますね。
個人的に僕が注目したのは、初登場の小籔とM1チャンピオン霜降り明星のせいやの二人です。
小籔は話が面白いし、突っ込みも鋭いのでもっと攻めるかなと思いきや前半はほとんど受け身で何もしてませんでしたね。
対する霜降り明星のせいやは一番のルーキーなのにどんどん仕掛けて行って師匠や猫の物まねとか、それぞれ結構仕上がっているし、スキルとハートの強さが伺えて、さすがあの年齢でM1チャンピオンになるだけありますね。
しかしながら僕的には今回の参加者の中で一番面白かったのは千鳥のノブですね。ノブの笑いの我慢の仕方は可笑しくてずっと見てられます。我慢の仕方で言ったら宮迫や後藤も最高ですね。
でも一番面白い芸人がどうしても一番弱くなる、というのがこの番組の皮肉なところでノブにしろ、せいやにしろ、フットボールアワー後藤にしろ、早々と好きな面子が退場していくのは寂しいです。
逆に全く笑う気配のない、無表情の芸人とか出演させる意味あるのかなぁって思っちゃいますね。東京ダイナマイトのハチミツ二郎とかほぼ何もしてないじゃん。
一番攻めてたのはハリウッドザコシショウとザブングル加藤の二人でしょう。二人とも手数が多いだけでひどいレベルの見世物でしたね。
ハリウッドザコシショウは大声上げて変顔するだけだし、ザブングル加藤はキレ芸か泣き芸しかないし、二人ともかなり鬱陶しかったです。
でもああやって仕掛ける人がいないと、新しい話題が生まれないし、この番組にはああいうキャラが必要といえば必要なんですけどね。いかんせん笑えないのが痛いです。
結局優勝は案の定ほとんど笑わないハリウッドザコシショウでしたが、このルールにおいてはもはや無敵で、そもそも滑ることに何も抵抗がないから、ほかの芸人が太刀打ち仕様がないという気配すらあります。かといってそんなタイプが優勝しても素直に祝福しようってならないんだよなぁ。頑張ってるのは分かるんだけど。
笑ってはいけないシリーズと同じでこの番組も面白いのは面白いものの、さすがに大幅なルールチェンジがないと、この先待ってるのはマンネリしかないでしょう。シーズン8もまたやるらしいけど。
そういえば「フリーズ」はさすがにひどすぎて続編ないんですかね?
その他のシーズンはこちら
コメント
海外に住んでるとセンス無くなってくるのか。こんなセンスない子供に育って親が可哀想だわ
ノブが一番つまらなかったよ
今後一番出てほしくないと思った
このレベルで映画批評していいんだ