2018年にも数々の映画があなたの貴重な時間を無駄にしてくれたはず。そこで怒りと皮肉を込めて2018年公開のワースト映画ランキングを発表します。
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10、シェイプ・オブ・ウォーター
ギレルモ・デル・トロ監督による、アカデミー賞でなにかと話題になったファンタジーダーク恋愛劇。聾唖の女性とアマゾン出身のモンスターがイチャイチャする気持ちの悪いドラマです。
アマゾンに行けば得たいの知れないモンスターがいるに違いないというハリウッド的な偏見がむかつきます。これを見ながら決してロマンチックになっちゃだめやつです。
9、ヴェノム
エミネムの音楽以外、格好いいところがひとつもないヒーロー活劇。プロットは穴だらけだし、キャラクターは格好悪いし、これってもしかしたら「寄生獣」じゃね?っていう話です。ヴェノムはダークヒーローだと期待していたのにただのいい人でがっかりしました。
8、レッド・スパロー
ロシア人といえばテロリストか、スパイかしかいないと思っているアメリカ人が作ったお馬鹿スパイ映画。
ジェニファー・ローレンスがロシア帽被ってるだけでロシア人の完成です、みたいなノリが腹立ちます。そのうちチャイナドレス着て中国人ですとか言い出しそうで怖いです。
7、クレイジー・リッチ
普通の家庭に育った女の子がシンガポールの御曹司と結婚することになり、現地で親族の反対に遭う、というベタな玉の輿ラブコメディー。
オールアジアンキャストによる、お決まりの演出とミエミエの展開しかなく、これを見て喜ぶのはアジア系アメリカ人だけでしょう。
6、アントマン&ワスプ
前作がちょっと受けたからって調子に乗って作ったヒーロー映画の続編。マーベルファンしか理解できない仲間内のギャグに埋め尽くされているのと、アベンジャーズ作品のつなぎ感が半端ない内容で、見る価値なしです。
5、レディ・プレイヤー
スティーヴン・スピルバーグ監督がよそ様のキャラクターたちを借りてきて、詰め込むだけ詰め込んだ、ファミレスのメニューみたいなSF。ストーリーは薄いし、肝心のCGがしょぼいです。
4、ジュラシック・ワールド/炎の王国
もういい加減続編作るなよって言いたくなる恐竜シリーズ最新作。恐竜が善人と悪人を見分けて、襲ったり、襲わなかったりするシュールな映画です。
3、友罪
実話を装った贖罪をテーマにした根暗ドラマ。思いつく限りの不幸エピソードを並べただけで極端に暴力的、悲観的にしているのがダメです。リアリティーが全くありません。犯罪者はみんな後悔しているに違いないっていう前提で話を進めてるのが甘いです。
2、カメラを止めるな
SNSを中心に盛り上がっていたから期待して見たのに大いにがっかりさせられた駄作。演技下手、演出下手、笑い下手の下手だらけ映画です。
素人感丸出しで、ユーチューブで無料公開しておけよっていうやつです。
1、MEG ザ・モンスター
B級俳優と低レベルCGとボロボロのストーリーによる超B級パニックドラマ。大きな画面で見てもスマホ画面で見ても迫力のなさが変わらない、ある意味珍しいタイプの作品です。中国資本が入っているため、不自然な中国俳優が出てきては雰囲気をぶち壊しています。
コメント
いぁ 素晴らしい!
楽しい企画です。
映画じゃなくブログが実に面白い。
おかげで、映画も観たくなってしまう禁断のブログかな。
取り憑かれるような怪しげな魅力です。
ハリウッド発といいますか、あそこら界隈は実に偏見の宝庫なんだなと、ちょっとした社会勉強にもなります。
ところで、映画男さんのお歳を知らないのでどうかと思いますが、むかし関西のお笑い芸人で「人生幸朗」(じんせいこうろう)という夫婦漫才師がいました。ご存知かな・・
社会のおかしなところをけちょんけちょんに貶しまくって最後に笑いを取るというパターンで一世を風靡した漫才師です。https://ja.wikipedia.org/wiki/人生幸朗・生恵幸子
コンセプトが当ブログと似ているんですね。
批判もするけどユーモア精神を忘れるなって!
そこが、ただ辛口コメントして話題をさらおうとする自称インテリコメンテーターとは違う。
今年も楽しませていただきました。
良いお年を!
来年も楽しみにしてますよ。
「人生幸朗」夫婦については知らなったです。でも一世を風靡した漫才師と比べられるとは恐れ入ります。来年もよろしくお願いします。