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プレデターは筋肉お色気映画!感想とネタバレ

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この記事は 約4 分で読めます。

1987年に公開された、とても大人が作ったとは思えない、アホくさいSFアクション。アーノルド・シュワルツェネッガーを誰でもいいから強いやつと戦わせたかった、というノリの映画です。30点(100点満点)

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映画「プレデター」のあらすじ

とある異星人の宇宙船が地球の大気圏に突入し、ポッドを放出した。それからしばらくして、アラン・”ダッチ”・シェイファー少佐はゲリラ部隊によって捕獲された政府の要人とその側近を救出するため、エリート・チームを率いて中央アメリカの架空の国バル・ベルデに到着する。

このチームはマック・エリオットとブレイン・クーパー、ビリー・ソール、ホルヘ・”ポンチョ”・ラミレス、リック・ホーキンスたちで構成されている。ダッチの元戦友で、現在はCIAで働いているジョージ・ディロンも仲間として加わる。チームはヘリコプターでジャングルに降下し、任務を開始する。

wikipediaより

映画「プレデター」の感想

ジョン・マクティアナン監督による、公開当時は面白かったけど、今はもうとても見れたもんじゃないB級SFエイリアンアクションバトル。

設定やストーリーが大雑把すぎて、冷静に見るとコメディーにしか思えない映画です。

まず、ストーリーラインがすごい雑ですね。中米のジャングルで捕虜になった仲間を救うためにアメリカのエリート部隊が派遣され、ゲリラを壊滅させたはいいものの今度は逆に得体のしれない怪物プレデターに襲われるっていう話です。

プレデターは体を透明にすることが可能で、人間の目にはほとんど見えません。こう見えてハイテクで体内には電力が走り、レーザー光線を放ったりします。

そんな怪物が次々と軍人を殺していき、最後まで生き残るのがアーノルド・シュワルツェネッガー扮するアラン・”ダッチ”・シェイファー少佐 。

仲間を全員殺され、一人になったアラン・”ダッチ”・シェイファー少佐はやがてプレデターの弱点を掴み、一騎打ちに臨むというのが話の流れです。

そもそもの話をすると、エリート部隊がプレデターと戦う必要がないんですよ。だってそれが目的でジャングルに来たわけじゃないんだから。

ゲリラを壊滅させたんだし、仲間たちが死んでるって分かったなら帰ればいいだけじゃん。それなのに彼らがプレデター退治にやたらと執着する理由が理解できなかったです。

笑えるのがジャングルの中をかき分けて行くミッションだって最初から分かってるのにみんなこんなでかい武器を持って行くんですよ。普通に考えても重いでしょ? 頭悪くない?

それと、ジャングルの中をこんな格好で歩かないじゃん、普通。蚊とかたくさんいるんだし、植物の棘とか刺さるしさ。あの筋肉アピールいらないから。

そのうち意味もなく突然上半身裸になる奴とか出てきたりして、そのわざとらしさに爆笑しました。

子供のときは気づかなかったけど、これある意味、男たちの肉体美を楽しむお色気映画なんですね。ターゲットは女性か、あるいはゲイの男性かどっちかでしょう。

だってなにをどうしたらこの格好から

これになるのよ。それだったらズボンも脱げてなかったらおかしいじゃん。

そういう見方をすると、途中からシュワちゃんが無理やり水着を着させられてるグラビアアイドルみたいに見えてきますよ。

また、エリート集団のはずなのに銃の撃ち方がいちいち荒いんですよね。お前ら、絶対訓練受けてないだろっていう乱射の仕方しかしないんですよ。あれでエリートだったら普通の軍人たちはどんなレベルだよってそっちのほうが気になりますね。

プレデターの行動も最後まで意味不明でした。アラン・”ダッチ”・シェイファー少佐を殺せたのに殺さないし、最後は自爆しちゃうし、なぜか自らマスク外して親切にも正体を明かしてくれたり、あいつもまたアホですね。

どうでもいいけど、こいつは感電しないんですか?

おそらく、この映画がヒットしたのは「プレデター」というタイトルの響きの良さとデザイン性に優れた敵キャラの存在だと思いますよ。いまだにプレデターのデザインはほかの映画でもパクられまくってるからね。

コメント

  1. RenoBank より:

    なんかまたプレデターの新作があるらしいですね。
    それで集客プロモーションでシリーズ公開ってことなんでしょうか・・。

    それにしても、いま思い返せば一緒になって楽しんでくれていた両親の愛を感じますねぇ。
    こんなの大の大人が一人で観る分には、ほぼコメディですよね確かに^^

  2. 運び屋 より:

    ザッピングしすぎィ!
    これじゃあ映画のレビューになんないよ?
    最初っから観ないとこれもう分かんねぇな?
    あらすじたらないゾ〜
    シュワちゃんの表向きの任務はゲリラに拉致られた要人のレスキューに来たんだゾ。(シュワちゃんの台詞)
    でも本当は、CIAのディロンの部下が落とした機密文書の回収が目的だったんだよ。はぇ〜すっごい

    [エリート部隊がエイリアンと戦う理由]
    >プレデター(捕食者)に食われまいと殺されまいとするからなんだよ。強襲用装備で身動きできないジャングルを自在に動き回るハイテク透明エイリアンに狙われるんだからしょうがないね。
    部隊の回収地点に行くまでにこっちが殺されるから、逆に殺さないといけない。と、判断したんだよ。

    [笑えるポイント]
    >あんな大火力で、誤射して要人が死ぬ危険は確かにあったかもしれない。でもそれはいいんだよ。80年代のシュワアクションにネチネチとリアリティが云々なんてダサすぎィ!

    [銃の扱いが雑]
    >最初の掴みのドンパチは多少脚色入れてカッコよくしてるんだよなぁ。
    他に闇雲に撃つシーンも確かにある。例えば、仲間を殺したヤツが目の前にいる!確かにいるんだけど見えない!そんな状況でガトリング持ってたら誰でも撃つよな。そんな状況がよくわかるシーンなので凄くいいと思うんだよなぁ。援護射撃は敵が見えなくても撃ったりするし、多少はね?。まあ、ネイビーシールズか、極端な話、アフガニスタン派遣の米兵アクションカムをYouTubeで観とけよ観とけよ〜(笑)

    [プレデターが意味不明]
    >冗談はよしてくれ(タメ口)
    それはザッピングしたから、わからなかったか、感受性が…
    ジェームズキャメロンの「エイリアン」は繁殖以外は興味がない、本能に従って生きてるだけなんだけど、プレデターは人格があって意思の疎通ができそうだし、しかも水の中でも感電しない機械を操ることができる複雑なエイリアン。
    SW観て「宇宙空間では音はしないから」とかいっちゃうような寒いコメントは控えてどうぞ!

  3. 匿名 より:

    私はプレデター2の方が、笑えましたね笑

    • 映画男 より:

      筋肉映画は基本滑稽ですよね。

      • 匿名 より:

        返信ありがとうございます。本当に、そうですよね。筋肉映画は基本(何故脱ぐ…)とか、えぇ…って思いながら、見てますね笑

        • アオヤンマ より:

          当時、敵がなんと透明で、そのあと不気味なロボットみたいのが現れて肩からビーム出して、それがお面とったら蜘蛛みたいな牙のとんでもないのが正体で、さすがの筋肉シュワも、これはダメかと!
          この敵は、斬新でしたよねー。
          シュワ、コマンドーで、ランボーに負けじと、単身ロケット砲やら何やら山のように背負って、大勢をやっつけるのが大ウケして、みんなデカい兵器が大好きになって、もっと凄いのを作ろうぜ、ってなって、筋肉と兵器とモンスター満載の作品だ!ってことになったんじゃないですかねえ。
          懐かしいですね。
          こんなの真面目に話すならスナイパーの仕事でしょう。
          そうじゃなくて、もっと兵器を見せろ!ド派手にやれ!撃ちまくれ!
          爆発やれー!って盛り上がって楽しく作ったんじゃないですかねー。
          これは当時、ものすごく劇場に行きたくて部活で行けないうちに夏が過ぎ、金曜ロードショーかなんかでやって、メチャクチャ面白かったのを覚えています。
          斬新でしたよープレデター。
          でも、筋肉バカをやらされるのが嫌でそれ以降このシリーズにシュワが出てないってことがそのまま答えになってしまってますよね。
          今観たら?もう観ないです。