舞台劇の作家や演出家としても知られる三浦大輔監督のおすすめ映画作品をランキング別に紹介します。
三浦大輔監督は、人間の欲望に切り込むような作品を撮り続けていて、僕は密かに注目している日本人監督の一人です。
現在までの三浦大輔監督の作品をランキング順にするとこんな感じになります。
６、ソウルトレイン
漫画家、石原まこちんの小説の映画化で、三浦大輔監督の長編デビュー作品がこれ。レンタルビデオ店で働く青年のコメディドラマで、インディーズ感満載のグダグダな物語です。
クオリティーもまだメジャーレベルとは言い難く、学生が作った映画みたいな代物です。僕はわざわざDVDを買って見ましたが、そこまでする必要はなかったです。
５、何者
就職活動中の大学生をテーマにした、ありきたりなあるあるエピソードだけを映画にした青春ドラマ。
佐藤健、菅田将暉、有村架純、二階堂ふみ、岡田将生とやたらと人気俳優を集めて失敗した作品です。
４、娼年
女性向けの風俗で働きだした男を主人公にした官能ドラマ。ベッドシーンがあるだけまだましですが、話はなんの深みのない人間ドラマになっています。松坂桃李ファンの女子ならなんとか見れるかな、といった程度の映画です。
３、愛の渦
マッションの一室でHなパーティーにふける男女を描いた官能ドラマ。「着衣時間は本編中わずか18分半」という宣伝で話題になった作品です。期待したほどの色気はありましでしたが、誰もが好奇心をそそる世界の話だと思います。
２、裏切りの街
彼女と同棲している青年と既婚者の年上の女が不倫関係に溺れていく、なかなかリアルな官能ドラマシリーズ。
寺島しのぶと池松壮亮の言葉の掛け合いが上手く、実際にいそうな不倫カップルを演じています。
映画ではありませんが、おすすめできるドラマなのでランキングに入れておきましょう。
１、ボーイズオンザラン
同名漫画の実写版で、さえないサラリーマンを主人公にしたおっさんの青春映画。笑えるし、面白いし、演技はいいし、エンタメ度のかなり高い、珍しい邦画作品の一つです。
まだ見ていない人はぜひ見て下さい。僕はこの作品を見て、三浦大輔監督のほかの作品をチェックするようになりました。
その他－恋の渦
三浦大輔監督が脚本を担当した名作群像劇。監督は、「モテキ」や「バクマン。」などでお馴染みの大根仁監督です。
若者たちが繰り広げる滑稽な恋愛劇に爆笑すること間違いなし。わずか4日間で撮影したという奇跡としていいようのない、完成度の高い映画です。
脚本が非常に優れていて、三浦大輔監督のセンスの良さに驚かされる作品です。これを見る限りでは、三浦大輔監督は監督よりも脚本家としてのほうが力を発揮するのかなぁ、とも思えますね。
いずれにしてもこれは必見の作品です。
（本ページの情報は2018年9月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください）
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