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ロスト・イン・トランスレーションはじらし映画!感想とネタバレ

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この記事は 約3 分で読めます。

日本を舞台に撮った大人のせつない人間ドラマ。映像が綺麗で、日本人が撮るより日本を美しく撮っています。66点(100点満点)

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ロスト・イン・トランスレーションのあらすじ

ウィスキーのCM撮影のために東京を訪れたボブは、宿泊先のホテルのバーでシャーロットと知り合う。

ボブには妻が、シャーロットには旦那がいるが、二人とも自分のパートナーにどこか不満を感じている。外国にいることもあり二人は深い孤独を覚え、行動を共にするようになる。

ロスト・イン・トランスレーションの感想

SOMEWHERE」、「ブリングリング」、「ビガイルド 欲望のめざめ」、「ヴァージン・スーサイズ」、「マリー・アントワネット」などで知られるソフィア・コッポラ監督による、既婚者同士のアメリカ人男女の交流を描いたドラマ。

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物語は、ウィスキーのCM撮影のために東京を訪れたボブとカメラマンの夫の付き添いで来日したシャーロットがホテルのバーで知り合い、外国で独りでいる寂しさや結婚生活の味気なさをお互いに埋めあっていく様子を微妙な距離感で描きます。

一言でいうならば世界一のじらし映画ですね。女性監督が撮っただけに最後まで男と女のプラトニックな恋に執着していてじれたかったです。

この映画を見てイライラした人は正常、「あんな関係もいいなぁ」なんて思った人は異常だと思ったほうがいいですよ。

どこの世界のどんな男があんなにいい女とホテルのベッドで二人きりになりながら、なにもしないでいられるのか? それができる男はインポでしかないです。

インポが好きならそれでもいいけど、インポが嫌いなのにああいうときだけ、なかなか女に手を出さない男を「ロマンチック」だと思う女は都合が良すぎます。

おそらくソフィア・コッポラ監督はメルヘンチックな女でしょう。デートでキスしようとすると「私は最初のデートではキスしないの」とか言うタイプです。たとえ男のことが好きでもわざと断るタイプです。こういう女は最悪です。

ただ、東京も綺麗に映していたし、音楽の選曲も悪くなかったので、なんだかいい映画になっていましたよね。外国人が見たら思わず日本に行きたくなってしまう、そんな映画だったと思います。

世界一の大根役者スカーレット・ヨハンソンを上手く引き立てたのもすごいです。終始自然体だったし、旦那にほったらかしにされる女が似合ってましたねぇ。

最後にもう一度文句を言わせてもらうと、ボブの目線がなんとなく日本と日本人を見下していたのが許せなかったですね。

あの目線は、監督の日本に対する目線だと考えてまず間違いないです。この作品の分析結果をまとめると、ソフィア・コッポラはメルヘンで、最初のデートでキスをさせない、日本人を見下した女ということになります。

コメント

  1. Dolitea より:

    はじめまして。訪問ありがとうございます。
    リンクの件ですが、早速作業いたします。
    のちほどご確認ください。

  2. こんにちわ より:

    Broken flowersも好きです。Giovanni Ribisiが普段と違う役柄で面白かったです。

  3. A より:

    メルヘンで、最初のデートでキスをさせない、日本人を見下した女とか全く需要ないですね。スパイク・ジョーンズが離婚する理由も納得できますね。