アマゾンプライムに入会してプライムビデオの見放題を利用しようかどうか迷っている人のために長年使っている僕がサービス内容(特典)やメリットデメリットを紹介していきます。
アマゾンプライムの料金
まず一番気になるのが料金じゃないでしょうか。アマゾンプライムのプランは次のように二つに分かれています。
月間プラン | 年間プラン |
500円(税込) | 4900円(税込) |
僕が利用しているのは年間プラン。単純に年間プランのほうがお得だからです。月々約408円の計算になりますね。
12ヶ月分払うんだからもうちょっと割引になってもいい気もしますが、もともとが安いのでこれ以上安くはならないみたいです。
最初の30日間は無料体験ができるので、月額プランの場合は実質最初の2ヶ月間は500円で使えるということになります。安いですよね。
アマゾンプライムの特典
さてアマゾンプライムに加入するとこれだけの特典が受けられるようになります。
プライムビデオ | プライムフォト | Amazonファミリー |
プライムビデオ・チャンネル | 会員限定先行タイムセール | Prime Reading |
Prime Music | Twitch Prime | Prime Now(プライム ナウ) |
Amazon Music Unlimited | Kindleオーナーライブラリー | Amazon Mastercard |
Dash Button/バーチャルダッシュ | Amazonパントリー | Amazonフレッシュ |
配送特典 |
はっきり言って多すぎ! これを全部使いこなすのはまあ無理です。
この中に自分が定期的に使うサービスがあれば入会するべきだし、そうじゃなければ使う価値はないでしょう。
ではそれぞれの特徴を紹介していきます。
プライムビデオ
アマゾンプライムの目玉ともいえるのがこのプライムビデオ。特徴は以下の通りです。
作品数 | 約3万本 |
画質 | SD/HD/4K |
無料体験 | 30日間 |
ダウンロード機能 | あり |
複数利用 | なし |
対象作品の映画、ドラマ、アニメ、TV番組などが全て見放題で時期にもよりますが、およそ2万5000本~3万本ぐらい作品があります。
もちろんテレビ、パソコン、モバイル端末、ゲームコンソール等のデバイスに対応。プライムビデオについては後でさらに詳しく解説します。今すぐ知りたい人はこちらからメリットデメリットの項目に飛んでください。
プライムビデオ・チャンネル
お好きな専門チャンネルを1ヶ月単位で購入して視聴するのがこのプライムビデオ・チャンネル。プライム会員だけが利用できる、いわばケーブルテレビのようなサービスです。
チャンネルによって値段が異なり、月額216円からスタート。高いのになると月額2132円なんていうものまであります。
- 時代劇
- 極道戦線
- アジアドラマ
- J Sports
- Yoga
- フィットネス
- 日経CNBCプラス
- BCC World News
- H History
- NAT GEO WILD
- 将棋プラスα
- 囲碁プラスα
- 釣りビジョンセレクト
- ダンスチャンネル
- CLUBTV
- エンタメ~テレ
- channel恐怖
- ファミ劇Neoプラス
- MENS NECO
- VパラTVプラス
今後、チャンネルは拡大していくようですが、値段も決して安くないし、今のところはわざわざお金を払ってまでの利用価値はなさそうです。
しかしこれで例えば海外のサッカー、野球、格闘技などの試合がアマゾンで生中継で見れるようになれば利用者は急増しそうですね。
Prime Reading
対象の本・マンガ・雑誌の読み放題になるサービスがPrime Reading。おおよそ1000冊の本が対象となっているので、この特典はかなり重宝しています。
アマゾンには月額980円で読み放題になるKindle unlimitedというサービスもありますが、Prime Readingだけでも十分暇つぶしになります。
Kindleオーナーライブラリー
こちらはKindle電子書籍リーダーまたはFireタブレットを持っている人のみが利用できる対象作品が毎月1冊無料で読める特典です。対象作品は漫画が多いかなという印象です。
できればPrime Readingと統一してもらいたいほど紛らわしく対象作品が見つけにくいのが問題です。月1冊っていう制限も面倒なので僕はあまり使っていません。
プライム・フォト
カメラや携帯で撮った写真を何枚でも保存できるのがこのプライム・フォト。自分のパソコンや携帯に保存すると容量が減って困るという人が使うサービスです。
専用アプリを使ってFacebook, Twitter, LINEなどで友達とシェアすることもできます。ただし、当然のことながら解約したら全ての写真は削除されてしまうので、正直これからずっとアマゾンプライムを利用していく人にしかおすすめできません。
Amazonファミリー
おむつとおしりふきが定期おトク便でいつでも15%OFFになるのがこのAmazonファミリー。
長期的に見れば大分お得になる赤ちゃんのいる家庭には最高のサービスです。登録しておけばおむつやベビー用品の限定セールのお知らせも届きます。
会員限定先行タイムセール
アマゾンがときどき開催するタイムセールを通常会員より30分早く参加できる権利ももらえます。それがこの会員限定先行タイムセール。
ただし、30分という時間が微妙なので、あまり一般会員と比べても優位性はないかなぁという感じがします。
Prime Music
100万曲以上が聴き放題の音楽サービスがこのPrime Music。邦楽、洋楽、クラシック、ジャズなど一通りの音楽がこれで聞けます。
正直わざわざアマゾンで音楽を聴く理由が見当たらないので、僕はほとんど使っていません。音楽ならやっぱりSpotifyを選んでしまいます。
Amazon Music Unlimited
こちらはさらに月額780円の追加料金を払うと新曲から昔の曲まで4,000万曲以上が聴き放題になるサービスです。楽曲をダウンロードしてオフラインで聞くこともできます。
いわばPrime Musicの上位版のサービスですね。追加料金がかかりますが、プライム会員であることが条件です。
Twitch Prime
ゲーム配信プラットフォームとして知られるTwitchのプライムアカウントが利用できるのも特典の一つです。
Twitch Primeのアカウントを作成すると広告表示なしで配信を楽しめるほか、毎月無料でゲームもプレーできるようになります。ゲーム好きには熱い特典ですね。
配送特典
アマゾンで買い物をしたときに配送で優遇されるのがこの配送特典です。対象の商品はお急ぎ便、日時指定便が無料になるので、アマゾンの利用者は知っておいて損はないです。
Prime Now(プライム ナウ)
東京都、神奈川、千葉、大阪、兵庫の中心部に限り、買い物を1時間以内に届ける配送サービスがこのプライムナウ。配送は早朝から深夜まで好きな時間を選べます。
そんな急いでいる人がアマゾンで買うのかなぁ、というのと対象外の地域の人には無関係の特典ですね。
Amazon Mastercard
プライム会員を利用中にAmazonクラシックカードで買い物をするとアマゾンのポイントが2%貯まります。
こちらは年会費は初年度無料で、翌年も年1回以上のカードを利用すれば無料になります。ポイントで得したい人にはいいです。
>>Amazon Mastercardクラシックの詳細はこちら
一方で年会費10,800円(税込み)のAmazonゴールドカードを使うと、Amazonプライムの会費を払うことなく特典が使い放題になります。
さらにアマゾンで買い物時には2.5%のポイントが還元されます。
>>Amazon Mastercardゴールドの詳細はこちら
Dash Button/バーチャルダッシュ
ボタンを押すと、日用品を自動で注文できるのがこのDash Button/バーチャルダッシュ。
トイレットペーパーや洗剤などがなくなったときに補充するには楽でしょうが、家中ボタンだらけになるし、実際に使っているという人は聞いたことがないですね。
Amazonパントリー
食品・日用品などの低価格帯の商品をひと箱あたり390円の取扱手数料で届けてくれるのがAmazon パントリーです。
離島以外なら基本全国どこでも配送してくれます。スーパーに行く時間もないという人のためのサービスです。
Amazonフレッシュ
生鮮食品や食料品などをまとめて届けてくれる配送サービスがこのAmazon フレッシュ。いまやアマゾンで刺身が買える時代です。
東京都・神奈川県・千葉県の中心部を対象に8時から深夜0時まで対応してくれます。
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以上がアマゾンプライムの特典です。
これだけ特典がありますが、実際利用するのは一部だと思います。僕が主に利用しているのはアマゾンプライムビデオとPrime Readinの二つで、あとはときどき配送特典を使うぐらいですかね。
それだけでも十分に元は取れます。だって安いですもん。
アマゾンプライムビデオのメリット
さてここからはアマゾンプライムビデオにフォーカスして解説していきたいと思います。まずはアマゾンプライムビデオのメリットを紹介します。
アマゾンプライムビデオはダウンロードできる
アマゾンプライムビデオにはダウンロード機能が付いているので Fireタブレットおよびモバイル端末ならオフラインでも映画を楽しむことができます。
スマホで見る人は通学、通勤中にも通信量を気にせず楽しめるのがいいし、ネットの繋がらない飛行機の中や旅行先でも便利ですね。
アマゾンプライムビデオはオリジナル作品が面白い
アマゾンプライムビデオの最大のメリットはやはりオリジナル作品ですね。特に「バチェラージャパン」、「ドキュメンタル」、「カリギュラ」、「千原ジュニアの○○1GP」といったバラエティ番組が面白いです。僕は映画よりむしろバラエティ番組を見るために入会しているといっても過言ではないです。
アマゾンプライムビデオにはおすすめの古い映画・ドラマ作品がたくさんある
アマゾンプライムビデオは新作は期待できないと言いましたが、その一方で旧作の中にはなかなか面白い映画、ドラマ、アニメ作品が見つかります。昔の名作はアマゾンプライムビデオで探すといいですよ。
アマゾンプライムは学割が利く
あまり知られていませんが、アマゾンプライムは学生向けの割引prime studentがあります。通常月額500円のところ学生なら250円、年間4900円のところ2450円になります。月額200円ってほぼ無料じゃないですか。
アマゾンプライムは30日間無料体験できる
なにより30日間無料体験できるので一度使ってみるのが一番です。これだけ特典が充実していて月額プラン500円(税込)、年間プラン4900円(税込)は安すぎます。たとえそれほどがっつり使わなくてもこの値段だと辞める理由がないんですよね。
アマゾンプライムビデオのデメリット
続いてデメリットも知っておきましょう。
アマゾンプライムビデオの画質はそれほど良くない
アマゾンプライムビデオはU-NEXTやNETFLIXと比べると画質は劣ります。古い作品はどれもDVDに相当するSD画質、比較的新しい作品はHD画質ですが、使う機器や通信速度によっては画質がさらに落ちることがあります。
再生直後や時間帯によってはときどきものすごく荒くなることがありますね。あと、4Kに対応している作品はごくわずかでまだまだこれからといった感じですね。
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アマゾンプライムビデオの新作映画・ドラマは期待できない
アマゾンプライムビデオでは新作映画やドラマのタイトルはそれほど多くないので新作を目的に入会するのはやめましょう。
それに新作はどれも見放題対象作品ではなく、その都度課金することになるのでプライム会員である意味がほとんどありません。
新作映画を見るなら毎月のポイントを使って視聴できるU-NEXTがいいです。
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アマゾンプライムビデオには英語字幕がない
アマゾンプライムビデオの字幕機能は至ってシンプルでオンにするかオフにするかの選択肢しかありません。つまり日本語字幕をオフにすることはできますが、英語字幕をつけることはできません。
もし英語学習のためにアマゾンプライムビデオを利用するつもりなら字幕をオフにして視聴することになります
アマゾンプライムビデオは海外から視聴すると制限がかかる
アマゾンプライムビデオは地域によって制限がかかるため海外からでは基本的には視聴できません。現状、海外からでも視聴可能な作品は海外オリジナル作品のみとなっています。
もしどうしても海外から視聴したい場合はVPSサーバーを使うといいです。VPSサーバーを使うと日本のサーバーを通じてアマゾンプライムビデオにアクセスできるので、日本からアクセスしていることと同じことになります。
おすすめは2ヶ月間無料体験できるセカイVPNです。
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