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悪の法則はただつまらない映画!ネタバレと感想

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この記事は 約3 分で読めます。

the-counselor

キャストだけ豪華で、中身はスカスカの中途半端な麻薬犯罪ドラマ。ストーリーがひどすぎて、時間の無駄になるので見ないほうが身のためです。13点(100点満点)

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悪の法則のあらすじ

メキシコ国境付近の町で弁護士をしている通称カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)は、恋人ローラ(ペネロペ・クルス)との結婚も決まり人生の絶頂期にあった。彼は実業家のライナー(ハビエル・バルデム)と手を組み、裏社会のブローカー、ウェストリー(ブラッド・ピット)も交えて新ビジネスに着手する。その仕事は巨額の利益を生むはずが……。

シネマトゥディより

読者のえのちゃんのリクエストです。ありがとうございます。

悪の法則の感想

オデッセイ」、「ワールド・オブ・ライズ」、「リピーテッド」など数々の駄作を撮り続ける監督リドリー・スコットの作品です。

この映画の一番の問題は、命を賭けた危険な仕事をしている男たちの話のくせに全く緊張感と迫力を演出することができていない点にあります。

なんか緩いんですよね。ひとつひとつのエピソードもそうだし、映像とか、演技とか全てが。最近流行りのメキシコとの麻薬取引を題材にしていますが、アメリカ側の組織も、メキシコ側の組織も実態やメンバーがはっきりせず、それぞれのキャラクターも薄く、ストーリーに全然入っていけませんでした。

マイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、キャメロン・ディアスといった名のある俳優たちが一堂に会しているわりには全く話題にもならなかったのにはやはり理由があるんですね。人を集めればいいってもんじゃないんですよ。

つまんないんです。とにかくつまんないんです。例えばキャメロン・ディアス扮するマルキナがある晩、突然フェラリーを止めてボンネットに跨って車とファックしたとか、ストーリー上何の関係性もなく、かつ色気もなければ、面白くもないエピソードをぶち込んできます。

また、首を締め付け切断する殺人装置があるといって恐怖を煽るわりには劇中一度しかその装置が使われなかったり、伏線に対する答えが期待はずれすぎて、その度にがっかりさせられます。

英題は「THE COUNSELOR」ですが、マイケル・ファスベンダー演じるそのカウンセラーの存在が登場人物の中でも一番しっくりこなかったです。そもそも麻薬取引における彼の役割がはっきりせず、また肝心な取引でしくじっても彼ではなく、彼の恋人が殺されてしまう意味も良く分かりませんでした。

ラストのオチも実はマルキナが裏で全てを仕切っていたというのも「へえ、そうなんだ」で終わりの話です。面白かったエピソードといえばカウンセラーと女囚人ルースのやり取りぐらいなもんですね。ルースの息子の保釈金400ドルを肩代わりしたカウンセラーに対して彼女は言います。

「あなたに借りができたね。(400ドルは)体で払ってもいいよ」

「それでも380ドル足りないよ」

ルースは汚いおばちゃんだけにこの一撃はかなり効いたはずです。

コメント

  1. mazaqui より:

    いつも楽しく?拝読させていただいております。
    私も最初主人公の立ち位置がわからなかったのですが
    この映画の”カウンセラー”とは”公選弁護士”の意味で
    あってますよね?

    • 映画男 より:

      mazaquiさん

      この映画のカウンセラーは、「弁護士」という意味と「相談役」といった意味も含んでいるように感じました。

    • アオヤンマ より:

      キャメロンディアスがファスベンダーからメッセンジャー首チョンパで情報かっぱらって、バキュムカーかっぱらって、カルテルに取り返されて、キャメロンディアスがアジアかなんかに身を隠しつ、復讐を誓うみたいな感じでしたっけ?
      ファスベンダーは恋人ペネロペ首チョンパされて屍姦された動画プレゼントされて。
      そんなとんでもない話でしたね。

  2. mazaqui より:

    ご返答ありがとうございました。
    ご意見念頭におきながら再度鑑賞してみます。
    (だからといって面白くなるかは疑問ですが)

    これからもキレの有る文句を言い続けて下さい
    楽しみにしております。
    個人ブログはこれくらい個性的でないと

  3. えのちゃん より:

    リクエストに応えてくださってありがとうございます!嬉しいです。

    私は逆に、この映画の「???」ってところにハマってしまいました。
    観てる側にもハッキリとわかる説明?っぽいセリフや描写があまり無いのが好きなのかもしれません。
    キャメロン・ディアスは、これまでに見たことがない雰囲気で、とても魅力的に思えました。

    また、映画男さんの感想を聞いてみたい映画があったらリクエストさせてください。気が向いたらこたえていただけると嬉しいです。

  4. Tommy より:

    映画さん、こんにちは。
    この映画はリドリー・スコットなので、一応2回見ときました。
    確かに中途半端な感じはありますよねー、リアリティーもさほどなく、映画らしさもさほどなく。
    序盤なのにダイヤモンド(カット)の説明を聞くシーンとか寝そうでした。
    キャメロン・ディアスがアンジーだったら、もっと良かったかも?
    「フランク」のファスベンダーさんの方が良い味でした。

  5. 6cくだほうせ より:

    ブレードランナーは好きですか?

  6. なパン より:

    この映画は映画を見る目のない人を炙りだす良い映画ですから見える物にしか興味が無いまたは見えるもにしか感想を抱けない人は分からんです。
    バンバンバーンな退屈極まりないアクション映画でも見てて下さいあなたは

  7. mt より:

    案の定「分かる人には分かる」的自称映画通がワザラワラで草