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グランド・イリュージョン2のトリックは見破る必要なし!ネタバレと感想

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Person-Behind-Eye-Revealed

くだらないマジック集団のアクションドラマシリーズ第二段。前作がつまらないのに続編が面白くなるはずもなく、肝心の手品シーンのほとんどがCGで構成されているしょうもない作品。30点(100点満点)

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グランド・イリュージョン 見破られたトリックのあらすじ

アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)がリーダーのマジシャン集団、フォー・ホースメン。イリュージョンショーを繰り広げては不正に搾取された金を奪取してきた彼らが、再び出現し注目を浴びる。

しかし、新たなショーでハイテク企業の不正を暴こうとするが、何者かによってイリュージョンは失敗に終わる。その裏に、ウォルター(ダニエル・ラドクリフ)という天才ハイテクエンジニアの存在があった。

シネマトゥディより

グランド・イリュージョン 見破られたトリックの感想

グランド・イリュージョン」の続編です。オーシャンズ・イレブンとミッション・インポッシブルをミックスさせたような映画で、詐欺集団の映画「フォーカス」ともちょっとかぶっています。つまりはオリジナリティーのない、どこにでもある映画ということです。

世界を股にかけるマジシャン集団を強調したいのか、この手の映画によくありがちな舞台を次から次へと変えていく流れがワンパターンです。ニューヨーク、マカオ、ロンドンとめまぐるしく場所を移動していきますが、そうしないといけない理由がほとんどありません。

ストーリーは、マジック集団の他に悪徳IT企業も絡めていて、今の監視社会にも触れています。でもそれって「ジェイソン・ボーン」が同じネタを使ったばかりなのに同時期にこれだけ内容がかぶるってハリウッドのネタ切れも異常事態ですね。

確かにテンポは良く、エンタメ要素を多く含めようと頑張ってはいるんだけれど、マカオのシーン当たりからストーリーは辻褄を失うと同時に面白味もなくなっていきます。

登場人物たちが屋台のある細道で乱闘を始めるシーンなんて香港映画みたいで笑えてくるし、敵キャラが包丁を持って向かってくるところなんかはジャッキー・チェン映画のまんまでした。

マジックをテーマにするなら、世界中の有名マジシャンを出演させて本物のマジックを披露すればいいんですよ。日本からはミスターマリックとプリンセス・テンコーを出して、アメリカからはユリ・ゲラーとか出すんだったらワクワクするんですけどね。それなのに見せ場のはずの手品シーンがCGに頼るだけで、驚きようがありませんでした。

マジシャン集団のホースメンの人気っぷりも不自然で、マジシャンがあんなにキャーキャー言われる世界っていうのもおかしくないですか。その割にはロンドンでの路上マジックのしょぼいことしょぼいこと。ハトを飛ばすとか、カードを使って参加者を消すとかベタすぎませんか。

ストーリーが二転、三転し、誰が味方で誰が敵かややこしくしているわりには馬鹿なハリウッド映画は悲しいかなラストに全てを言葉で説明してしまいます。「実は私はお前たちの仲間で、今まで全部お前たちの行動を見守ってきたんだよ」なんてセリフはどこかで一度や二度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

こんなしょぼい映画にそもそもオチもネタバレもないんですけどね。ブラッドリー(モーガン・フリーマン)が実はアイ・ソサエティーのリーダーだったとかほとんどの視聴者にとってはどうでもいいことでしょう。

らせん階段が目(アイ)の形になっているとかも別にどうでもいいしね。つまんない映画に限って、しょうもない秘密をもったいぶるんだよなあ

コメント

  1. まとぅ より:

    同じような意見の持ち主に出会えて嬉しいです。
    僕もただただ文句が言いたかったです。
    ラストに全てを言葉で説明してしまう、という点同感です。
    僕は、あなたと少しだけ違う視点で批判してみたのでぜひブログのレビューご覧くだされば嬉しいです。

    • 映画男 より:

      まとぅさん

      この映画本当にダメダメですよね。ブログ拝見いたしました。お互い頑張りましょうね。

  2. まとぅ より:

    お返事ありがとうございます。
    あなたのようなトップブロガーの方にブログを拝見して頂けて光栄です。
    まだまだ初心者ですので、何かアドバイス等あればお願いします。

    • 映画男 より:

      まとぅさん

      簡単にできるアドバイスは、ちゃんとスマホやタブレットからも読めるレスポンシブのデザインにしないと読者が離れていきます、っていうところでしょうか。本気ならぜひワードプレスでブログを始めましょう。

  3. まとぅ より:

    なるほど、、貴重なアドバイスありがとうございます。

    やはり今のブログは見ずらかったでしょうか?

  4. まとぅ より:

    デザイン古いですか、、
    分かりました、ありがとうございます。

    色々と模索させていただきます。

  5. カス より:

    なんで1が嫌な映画だったのに続きを見たのですか?

  6. 加藤 より:

    いいねー、シンプルな返し(笑)。
    ロッテントマト!

    映画男さん、BBCの「シャーロック」観てよ!
    貶せるもんなら貶して下さいな(笑)。
    自由に行こうぜ!

    文句が言いたいって愛情だぜ、最高の。
    そこから、良いものを見極めよ!だわー。
    マルドメはいらんな。

    • 映画男 より:

      加藤さん

      「シャーロック」はエピソード1は見たんですが、つまらなかったんで断念しました。

  7. 加藤 より:

    そいつは残念です!
    残念じゃないかっ(笑)。

  8. おつき より:

    何がGCで何がCGではないかの区別も理解していない上に自分の
    ご贔屓の映画がCG多様でもそこには突っ込まない二枚舌。
    更には現実のショーと映画の区別もついていない様子。
    何百食、食事をしても味音痴は味音痴のまま。映画音痴もまたしかり。
    そしてもっともあきれるのは、ただ文句を言いたいがために映画を観ると
    いう事。
    物語を素直に楽しめていないあなたに対しては、怒りというより
    憐れみを感じる。

    あなたはもう新しい映画を観る必要は無い。たとえば、格闘映画を
    観たくなったら、素直にボクシングでも見に行けば良い。
    その方があなたの精神衛生上にも良いし、このサイトを
    観ている人を無駄に気付付けなくて済む。

  9. 加藤 より:

    まぁ気にせず映画評論書いて下さい。賛否があるということは、逆に俺は良いと思います。健全です。無視されんのが一番つまんないからね(笑)!映画男さん、俺はこのサイト買ってますからね。それは変わらないわ(笑)。

  10. もりお より:

    そんなにCGつかってました?

    チップ盗むときのトランプ手裏剣の1部くらいじゃないですか?

    ストーリーがガバガバありきたりってのは賛成ですが、こういう映画は雰囲気を楽しむものだと思ってるので、楽しめました!

  11. とっとこ より:

    賛否あるかもしれませんが、僕はチップを盗むとこのトランプの技、全てマジックでマジシャンが使っている技を組み合わせてやっていたのでとても楽しかったです。
    全部CGや、現実的にできないだろって思いながらそのシーンを見ていたら確かにつまらないものなのかもしれませんね

    子供と見たり、するにはとても良かったとおもいますよ!

  12. q より:

    草草の草