ジャスティン・リン監督によるスターウォーズのパクリシリーズ。キャストも設定もキャラクターも三流揃いで仮面ライダーとアバターをミックスさせたようなスターウォーズの足元にも及ばないダメダメSF。26点(100点満点)
スター・トレック BEYONDのあらすじ
ジェームズ・T・カークは、エイリアンとの会議に出向き、パワーストーンなるものの平和利用を訴えるが、交渉は決裂し、ジェームズ・T・カークはエイリアンたちに襲撃される。
そのため、緊急転送し、U.S.S.エンタープライズ NCC-1701に戻ったジェームズ・T・カーク一行は、パワーストーンの破壊的利用を恐れ、船内のセキュリティボックスに厳重にしまい、ワープ航法で、エイリアンたちの許を去る。
エンタープライズがファイブイヤーズ・ミッションに就いて3年の月日が流れようとしていた。カーク率いるエンタープライズのクルー達は仲間としての絆を育みエンタープライズは我が家と呼べる存在となっていた。そんな中、エンタープライズは物資補給のために宇宙基地ヨークタウンに停泊する。
シネマトゥディより
スター・トレック BEYONDの感想
昔からSFファンの中にはスターウォーズ派とスタートレック派がいたような気がするんですが、スターウォーズ派の僕からすると、スタートレックが面白かった試しはなく、今回も例外じゃなかったです。
スター・トレックファンは「スターウォーズのパクリだ」って言われると、スタート・レックのほうが最初にTVシリーズで公開されてるからオリジナルだとかほざくんですよ。
最初に作ったらそれ以降の作品も全部オリジナルと思い込む先駆者有利志向の人たちって考え方が狭すぎて終わってます。別にパクることなんてシリーズの途中からも簡単にできるじゃんって話なんですよ。
最近は「スタートレック」の元が1966年に始まったTVシリーズだと知らない人も多いのかな。
スター・トレック BEYONDは仮面ライダーの真似?ネタバレと感想 https://t.co/j4fvBbNpb4 @eigaotoko2012さんから— 青井邦夫 (@AoiKunio) 2016年10月18日
スター・トレック BEYONDは仮面ライダーの真似?ネタバレと感想 https://t.co/S4oOE5lnVe @eigaotoko2012から
スターウォーズのパクリとか言ってんじゃねえ。
スターウォーズ一作目公開は77年。スタートレック放送開始は66年だ。ゴミ以下の記事— toha (@toto_pa) 2016年10月18日
ちなみにスターウォーズの最初の映画がリリースされたのは1977年で、スター・トレックの最初の映画が公開となったのはその2年後です。
両者の興行成績は約10倍ほどの差があるうえ、スターウォーズは1作目から社会現象になっています。そのことがスター・トレックのその後の映画シリーズにどれだけ影響を与えたのか想像するのは難しくないはずです。
スタートレックに限らず、SFはキャラクターデザインが命です。どれだけヒーローに愛着を、悪役に恐怖を抱けるかが勝負の鍵でしょう。
その点、最近のSF作品はどれもキャラクターのコスチューム、顔、体が適当に描かれていて、結局は類似デザインのコピー合戦みたいになっていて、新しさがどこにもないですよね。たとえパクリであってもセンスが良くて、その登場人物に入り込めるキャラクターならいいんですよ。
スターウォーズはその点、ひとりひとりのキャラがセンスが良くて格好いいんですよ。ダースベイダーもいいし、脇役のR2-D2とか可愛いでしょ。
それが三流スタートレックになると、仮面ライダーの怪人みたいなのが大集合していました。なんすかこいつ。
これもひどい。子供が色えんぴつで描いたみたいな顔の模様じゃないですか。
誰もこんなキャラの名前覚えようと思わないでしょ? グッズが売っててもこれじゃあ買いたくならないもんね。
挙句の果てにはキャプテンがバイクにまたがって敵に立ち向かったりしだすから仮面ライダーそのものでした。
あれだけのハイテク宇宙船や武器が発達している世界で、ヒーローと敵が戦うときは基本素手で殴り合う、というのが笑えます。大量破壊兵器を奪い合うために命を賭けて戦っている奴らがやることといったら、パンチとかキックを繰り出すのが精一杯というところにかなりの高低さを感じます。
それぞれのキャラクターに深い背景などを用意していないためストーリーも当然薄っぺらくなります。オチといえば最大のボスキャラであるクラルが実はかつての仲間エジソン君だった、というぐらいなものでしょうか。
エジソン君はもう怒っちゃたんだそうです、人間たちに見捨てられたから。それはそれは可哀相なこと。
コメント
こんにちは。
逆に仮面ライダーの独創性ってものすごいんじゃないかという気がしてきました。
洗練されているとはいえないけどプリミティブな美術の持つパワーのようです。
スタートレックは宇宙船ごっこ遊び的な感じで、緊迫感を全然感じられなくなってしまったのが、悲しいです。SF好きなのに。
trinさん
日本の戦隊ものやヒーローものは海外でも人気ありますよね。独創性はあっても昔から変わってないのが問題ですが。最近、SFは面白いのがなくて困りますね。
2010年代から始まった新生スタートレックについては私も
いまいちな内容の映画だなと思いました。
だがしかし、長い歴史を誇るTVシリーズのスタートレックと
スターウォーズを比べるのは愚の骨頂です。
スターウォーズはSFエンターテイメントであり、TV版スタートレックは
SF大河ドラマと言えます。数百話という膨大な物語の中で、世相を反映
した素晴らしいストーリーもあり、笑えるストーリーや感動するストーリも多々あります。スタートレックにR2D2のようなマスコットキャラクターは必要ありません。大河ドラマですから。そこを理解してもらえなければ
ドラマを楽しむことはできないでしょうね。
もう一つ残念なのは日本での公開日がまだ先の映画の内容を
ネタバレしないでいただきたい。ネタバレするなら一言注意書きを
すつのはレビューを書く者の常識ではないでしょうか。
映画の一場面を切り抜いて批判するのも気に入らない。
この手法を用いればどんな場面でも簡単に批判できますからね。
今回の作品は私もイマイチと思いますので、オリジナリティの欠如と26点と採点されていることを否定はしないのですが、その批評文が「スターウォーズの足元」や気にっておられるようで繰り返される仮面ライダーの比喩というどうしようもない古臭さなど全体に文章自体が自虐パロディのようですね。
オチまで書いてしまってダメダメですよ。
スター・トレックスターウォーズのパクリという文言に開いた口が塞がりません、スター・トレックの歴史を1㎜でもご存知ですか?
私もSFシリーズの大ファンですが、こうやって他の作品を貶めて「やっぱ俺のSWが最高!」みたいな言い草は映画ファンの一人として最低の物言いだと思います。
スターウォーズのパクリと言っていますが何処がですか?
スターウォーズは、宇宙を舞台にした騎士達やレジスタンスの映画でこれは宇宙を舞台にした開拓者達の映画ですよ?
両シリーズを見てそれほど熱中していない私でも、このシリーズがパクリでないのは明白です。
バイクや殴り合いの何処が悪いのですか?
バイクを使っている理由も殴り合いの必然性も偏見がなかったら、問題なく見れます。
アクションさんへ
「偏見男の偏見的な映画の文句」
抱いていたとおりのタイトルで最高です。僕も無視されたので、仕方がないので、アマゾンでレビューしました。
「1㎜でもご存知ですか」といいながらこの記事をちゃんと読んでないのが笑えますねよね。
映画化の企画は70年代からあったものの、迷走してその後1977年公開のスター・ウォーズの大ヒットを受けて作られたのが「映画版スター・トレック」ってちゃんと書いてるじゃないですか。。
ちなみに1作目はダグラス・トランブルが死ぬ思いで頑張ったものの地味すぎたので、2作目の「カーンの逆襲」は派手な戦闘シーンがウリでしたからね。
リブート以前の作品も正直微妙なものが多いです。「故郷への長い道」は好きですけど。
スタートレックピカードのレビューから来ました。二度とスタートレックに触れないで頂きたい。あなたが無知の塊だというのはよく理解できました。変な味方もいるようですがこのモチスイとかいう奴も強烈な知ったかですね。貴方の炎上商法に付き合いたく無いので二度ときませんがスタートレックとスターウォーズは全くの別物です。そのくらいの認識を持ってないと貴方の大好きなスターウォーズもいい迷惑ですよ
>奴も強烈な知ったかですね。
具体的にどこが知ったかですか?間違いがあれば訂正しますが。