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実話映画ブラック・スキャンダルのネタバレと感想

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ジョニー・デップが禿げズラを被って出演したギャングドラマ。アメリカ、ボストンに実在したアイルランド系マフィアのボスの半生を追った物語で、残虐で非情なシーンが目立つバイオレンスムービー。55点(100点満点)

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ブラック・スキャンダルのあらすじ

1970年代、サウスボストン。アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャー(ジョニー・デップ)に、FBI捜査官のジョン・コナリー(ジョエル・エドガートン)が接触を図ってくる。

彼はFBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとホワイティに持ち掛け、密約を交わすことに成功。両者の連携によってイタリア系マフィアの勢力は弱まるが、その一方でホワイティは絶大な権力を持つようになる。

シネマトゥディより

ブラック・スキャンダルの感想

スコット・クーパー監督によるギャング映画。俳優たちがとにかく豪華です。

特に脇役を固めるのが演技者、実力者ばかりで、いいキャラした人たちが多かったです。FBI捜査官を演じたジョエル・エドガートン、マフィアの下っ端役を演じたジェシー・プレモンスなんかかなりいい味出してました。

ジョエル・エドガートン

joel

ジェシー・プレモンス

mat

ジェシー・プレモンスってマット・デイモンに似てませんか?最初はてっきりマット・デイモンがメイクで顔を変えて出ているのかと思いました。かなりインパクトある顔ですね。

ストーリーは、アイルランド系マフィアのボスと彼を幼年時代から知るFBI捜査官が情報交換を始めたことがきっかけで、いつしかマフィアがFBIの捜査網を潜り抜けて、手が付けられないほど勢力を拡大していく、という内容になっています。

見所はやはりジョニー・デップ扮するマフィアのボス、ジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーが邪魔な人間は敵も味方も容赦なく殺していく傍若無人ぶりでしょう。

それもジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーの弟は上院議長を18年も務めた政治家だったということもあり、長い間ボストンにおいてジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーはアンタッチャブルな存在だったようです。当時の時代性もあったとは思いますが、FBIも政府もかなり腐敗していますね。

この映画の演出に恐怖や緊張感を得られるかどうかはジョニー・デップ、あるいは彼に対するイメージが鍵を握りそうです。

僕の場合、ジョニー・デップは最近の出演作のせいかディズニー映画俳優みたいなイメージが強くなってしまい、「本当はいい人なんでしょ、優しいんでしょ」と思ってしまって、マフィアのボスとしては迫力が感じられませんでした。

もしかしたら彼自身、そういったイメージを払拭したかったのかもしれませんね。

ストーリー展開もマフィア映画のパターン通りという感じがしました。メンバーたちが大暴れし、組織が成長し、暗黒世界で大成功を収め、最後に転落していく、という流れです。

事実を基にした犯罪人ドラマは基本的に取り上げる人物が逮捕されるか死亡しないと映画にしないのはなぜなんですかね。現役の犯罪人を取り上げて「もしかしたら次の被害者はあなたかもしれない」とかいって終わればもっと怖くなっていいんですけどね。

コメント

  1. t-g-m より:

    映画男さん

    こんにちは、t-g-mです。

    この映画、バリー・レビンソン監督やガイ・ピアーズ
    が途中で降板したみたいですね。

    シエナ・ミラーは出演シーンが全部カットされた事
    を知って驚きました!!

    一体何があったのでしょうか?

    もしご存知でしたら教えて下さい(笑)。

    宜しくお願い致します。